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こんにちは、皆さん!

猛暑で神経と体が疲弊していませんか?

猛暑の中で体調を整えるのはなかなか難しいものです。生きているだけで疲れますからね。

でも、そんなことは言っていられない!

働かなきゃ!家事しなきゃ!育児に翻弄!

今回はそんな時期にぴったりの新メニュー

猛暑対応自律神経パワーアップアロマテラピー」

をご紹介します。

このメニューは、暑さによるストレスや疲れを癒し、自律神経を整えるための特別なアロマテラピーです。

暑すぎて外出不可能と思っていらっしゃるかもしれませんが、サロンまで来ていただければあとはお任せ。

お帰りは、今までの重だるい身体が嘘のように軽くなります。
さらに、暑さに敏感過ぎた神経にも落ち着きが戻ります。

メニュー内容

「猛暑対応自律神経パワーアップアロマテラピー」は、暑さによる体調不良を、自律神経のバランスを整えることを目的としたメニューです。

リラックス効果の高いアロマオイルと特別な施術内容で、心身ともにリフレッシュしていただきます。

フットバスにはペパーミントやベルガモットなどスッキリ感のあるアロマを使います。

選ぶアロマは、カウンセリングをして個人個人の体調、体質、気分、肌状態などを考慮し、目的に合ったものを選びます。

今回は、猛暑対策自律神経パワーアップが目的となります。

ペパーミントやラベンダーをメインに一緒に選んでいきます。

夏の養生とアロマ効果

夏は、体の熱を発散させることが大切です。冷房の効いた部屋にいると熱の発散がままなりません。かといって外に出るのは危険な暑さです。

このような場合、お風呂を上手く使うと自律神経が整い、睡眠も深くなります。

ペパーミント風呂でお風呂にゆったり浸かる。

じわっと汗が出てくる程度。15分ほどは浸かりましょう。できれば20分。途中、冷水シャワーを浴びて、また湯船に入るのも良いですね。

猛暑に使ってほしい精油は、ペパーミント

ペパーミントは、身体表面の熱を下げるけれど体内を温めますので、冷房で冷えた体にも有効です。

なんといっても、お風呂上りに体のひんやり感が続くのがとても気持ちいい精油です。

また、この精油は心臓へも働きかけるので夏の養生ににもってこいです。

なぜなら、東洋医学の視点から、夏は「心」と「小腸」の弱りやすい季節ですので、心臓に働きかけ、消化器系に働きかけるペパーミントは最強です!

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たとえば、夏はテンションが上がりますよね?

テンションが上がりすぎると、体の巡りが悪くなり、精神が不安定になることもあります。

また、気が緩んで、注意力や集中力がなくなることも。

なので、意識的に気を引き締めたい時期です。

ペパーミントのアロマバスで、気を落ち着け、注意力をアップすることができるのです!

素晴らしいですね。

枕元にはラベンダー

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寝るときは、ラベンダーの香りを用いると眠りやすくなります。

ラベンダーが睡眠薬がわりになるのは有名ですよね。

また、ラベンダーは、涼やかで乾燥したイメージをもつので、炎症を消散させ、緊張をほぐします。

シリコンカップに濡れティッシュをおいて、ラベンダーを数滴たらして枕元に置くといいですね。

その他の夏の養生

レモンやベルガモットなどのさっぱりした芳香も涼しさを感じさせてくれる香りです。

食べ物は、赤い食材を食べましょう!

スイカ・トマト・あずき・梅干しなど。

*私は、このところ小豆が欲しくてほしくてたまらなく、2週続けてあんこを作り、手作り和菓子とあずき茶を楽しみました。養生食が自然と欲しくなるのもですね。

 

施術内容

1.フットバス&カウンセリング

施術前にベルガモットやペパーミントのアロマを使ったフットバスでリラックス。足を温めることで全身の血行を促進し、施術の効果を高めます。

2.全身アロママッサージ

カウンセリングで導き出したブレンドで、全身の筋肉をほぐしながら。 特に肩、首、背中などの緊張がたまりやすい部位を重点的にケア。

3.腹部リンパドレナージュ

腹部のリンパの流れを促進するマッサージで、消化器系の働きをサポートし、自律神経のバランスを整える。

4.頭皮マッサージ

ペパーミントオイル直使用!リラックス効果とともに、気分をリフレッシュし、ストレスを軽減。

5.ディープブリージング

施術の最後に、深呼吸のテクニックを取り入れ、香りを深く吸い込みながらリラックス。

6.ティータイム&アドバイス

ボディメイク作用のあるハーブティーで最後の仕上げ。

 

このメニューは、猛暑のストレスや疲れを癒しながら、自律神経のバランスを整えることを目的としています。リラクゼーション効果とともに、心身ともにリフレッシュできる内容です。

 

8月15日までですので、今すぐご予約を!

睡眠の質って何?安眠アロマで快適な睡眠環境を作る方法

こんにちは。アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

みなさんは、「ぐっすり眠りたいけど眠れない」「熟睡感がない」と睡眠の質に悩んでいませんか?

そんな方に向けて、睡眠の質が上がる方法を書きました。

  • 時間的には寝ているのに、朝から疲れている
  • 睡眠時間が十分に取れないので、睡眠の質を上げたい
  • 眠りが浅い

忙しい現代社会、デジタル社会において、睡眠の質が低下している人がとても多いです。

そこで今回は、「そもそも睡眠の質とは何か?」を解説し、質の高い睡眠を得るための方法をご紹介します。

さらにアロマテラピーで睡眠の質を上げ快適な眠りをサポートする具体的方法もご紹介します。

私も睡眠障害を抱える一人です。

実際にこの方法で、睡眠の悩みを解決してきました。

みなさんも、自然の力を取り入れて、毎日の睡眠をより良いものにし、健やかな日常を手に入れませんか?

目次

  1. 睡眠の質とは何ですか?
  2. 睡眠の質を上げる環境とは?
  3. 寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法
  4. まとめ

睡眠の質とは何ですか?

睡眠の質は、睡眠時間×深さ×安定感です。

質の良い睡眠のポイントは以下になります。

1.睡眠の深さ

睡眠はレム睡眠(比較的浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が、一晩のうちに繰り返されています。ノンレム睡眠が多いほど脳と身体が十分に休息できます。しかしながら、レム睡眠も人間にとって非常に重要な役割を果たしますので、ノンレム睡眠だけとはいきません。

以下にレム睡眠とノンレム睡眠の特徴をまとめます。

ノンレム睡眠
  • 身体の修復、成長。免疫システムの強化、記憶の統合を担当するもの
  • 睡眠の初期段階に多く、深い睡眠で、呼吸や心拍数が規則正しく安定し、筋肉の緊張がゆるむ
  • 脳波が遅くリズムが規則的(デルタ波)
レム睡眠
  • レム睡眠は睡眠サイクルの最後にあらわれる段階。
  • 脳波が活発で目が閉じられていても眼球が早く動きます。
  • 呼吸と心拍数が不規則になり、筋肉は麻痺状態。
  • 夢を通じて感情の生理やストレスの処理が行われ、心理的なバランスが保たれる。
  • 想像的な思考や問題解決能力を高める。情報や学習内容の強化。

どちらの睡眠も健康な睡眠パターンに欠かせない要素です。

レム睡眠とノンレム睡眠

必要な睡眠時間は、年齢や性別によっても変化します。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2023」には、以下のような記載があります。

“複数の調査研究から、7時間前後の睡眠時間の人が、生活習慣病やうつ病の発症および死亡に至る危険性が最も低く、これより長い睡眠、短い睡眠のいずれもこれらの危険性を増加させることから、成人においておおよそ6~8時間が適正睡眠時間と考えられています22-25)。しかしながら、適正な睡眠時間には個人差があり、6時間未満でも睡眠が充足する人もいれば、8時間以上の睡眠時間を必要とする人もいます6)。こうした個人差や、年齢や日中の活動量による補正を考慮すると、20歳~59歳の成人世代では、8時間より 1時間程度長い睡眠時間も適性睡眠時間の範疇と考えられるでしょう。主要な睡眠研究者の意見をまとめ作成された、適正な睡眠時間における米国の共同声明でも、6~8時間の睡眠時間を核としながら、成人世代では長めの睡眠時間(~10時間)、高齢者世代では短めの睡眠時間(5時間~)も許容されています26)。⚫ こうした睡眠充足の個人差を把握する目安として、朝目覚めたときの睡眠休養感(睡眠で休養がとれている感覚)が役に立つこともわかってきました”

なので、質の良い睡眠がとれたのかどうかは、日中のパフォーマンスで計るのが良いでしょう。

たとえば、以下のことを指針とするとよいでしょう。

  1. 日中に眠くならず、集中力が保たれている
  2. 日中、過度な疲労感がなく、積極的・活動的である
  3. 朝は気持ちよくスッキリと目覚める
  4. 目覚めてからスムーズに行動できる
  5. 朝に気持ちよい排便がある

また、別の記事にまとめますが、睡眠障害の4つのタイプに当てはまらない睡眠が取れることが質の良い睡眠です。睡眠障害の4つのパターンとは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟睡障害です。

要するに、質の良い睡眠とは、毎朝けたたましい目覚まし時計に起こされることなく、自然の陽光で起き、日中を積極的に行動できているかどうかということです。

もし、あなたがけたたましい目覚まし音で無理やり起きているなら、レム睡眠が阻害され、心理的なバランスを欠いてしまうかもしれません。

また、入眠障害があると、身体疲労が抜けにくく、真に活動し始めるのは夕方からという状況かもしれないということです。

常に良質な睡眠を心がけることが、心身を健康に保つ秘訣です。

もしかしたらあなたは、忙しい日常で、最初に削っているのは睡眠ではありませんか?

これはあなたの人生の大きな損失です。病気になる確率が高まり、仕事パフォーマンスも下がり、チャンスを活かせず、消極的な人生に甘んじることになるでしょう。

人生で一番大切なこと、それは睡眠だと言っても過言ではありません。

次の章では、睡眠の質を上げる環境について見ていきたいと思います。

睡眠の質を上げる環境とは?

睡眠環境を整える

睡眠の質を向上させるためには、快適でリラックスできる睡眠環境を整えることが重要です。適切な環境作りが、より深く、連続した睡眠を実現します。

なぜなら、快適な睡眠環境は、身体と心をリラックスさせ、より深い睡眠を促すからです。

音・光・温度・湿度・寝具などの要素が適切に整っていると、夜間の覚醒を減少させ、スムーズな入眠を助け、質の高い睡眠を実現できます。逆に、これらの要素が不適切だと、睡眠の質が低下し、疲労感や集中力の欠如を引き起こす可能性があります。

以下にそれぞれの例を示します。

1.音

音は静かな環境が好ましいですが、住居環境のためにそれが叶わないときは、耳栓やホワイトノイズマシンを利用するとよいでしょう。

音は睡眠の質に直接的な影響を与えます。

突発的な音や高音は、ノンレム睡眠の深い段階を妨げる可能性があり、身体の修復や免疫システムに影響を与えます。

また、音によりレム睡眠が中断されると、感情の整理が上手くいかないことがあります。

それ以外にも、昼間に聞く音も夜の睡眠に影響を与えることがあります。うるさい音の環境で過ごすと入眠に難しさを感じます。

逆に、自然音(雨の音や波の音など)は、リラックス効果があり、心を落ち着けます。私は、雨の日の夜に熟睡できます。

みなさんはそのような経験はありませんか?

2.光

現代社会において、スマホは生活に欠かせないツールとなっています。しかし、その普及に伴い、ブルーライトの影響が懸念されています。

ブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑制してしまうことがわかっています。メラトニンの分泌が減少すると、体内時計が乱れ、入眠が遅れたり、睡眠が浅くなったりといった悪影響が現れます。

さらに、ブルーライトは目の疲れを引き起こし、リラックスしにくくなるため、睡眠の質を低下させる要因にもなります。

光の中で一番注意しなくてはいけないのは、ブルーライトです。

快適な睡眠を確保するためには、就寝前の1~2時間はスクリーンを避けることが望ましいです。

寝室にスマホを持ち込んでいる方がほとんどかと思いますが、寝室から追い出すことを徹底されると、眠りの質が格段に違うことがはっきりと実感できます。

スマホの充電器は、リビングにおくことを強くお勧めします。

3.温度と湿度

猛暑続きの日本で、梅雨時期から夏の寝苦しさに苦しむ人は多いです。

適切な温度と湿度は、良質な睡眠を確保するために重要です。睡眠環境が快適であると、深い睡眠を促進し、目覚めをスッキリさせます。

睡眠の質を妨げない温度は、一般的に夏は25~26度、冬は20~22度。湿度は通年50~60%が理想と言われています。

体温が下がってきたときに入眠するので、温度が高すぎると体温が下がりにくく、逆に低すぎると体が冷えて眠りにくくなります。

また、男女で体感温度が違うので、夫婦の寝室などでは、パジャマや掛け布団などで調整しましょう。

エアコンの風が苦手な人は、風向きを扇風機などで調整するのが良いでしょう。通気性の良い、寝具の利用も併せて考えてください。

*足元から温める快適睡眠

頭寒足熱を実践し、良質な睡眠を手に入れる

昔から言われている「頭寒足熱」。これは、頭部は涼しく、足元は温かくすることで、質の高い睡眠を促進するという考え方です。

私の実体験と、クライアント様へのアロマテラピーケアを通して、足首からふくらはぎにかけて温めることが、特に睡眠の質を高める効果があることを実感しました。

冷えは睡眠の質を低下させる

逆に、夜中に目が覚めてしまう場合、ふくらはぎが冷えていることがあります。体が冷えると、体温調節機能がうまく働かず、深い眠りにつきにくくなってしまうのです。

シルクレッグウォーマーで足元を優しく温める

そこでおすすめなのが、シルク素材の薄手のレッグウォーマーです。

シルクは吸湿性と放湿性に優れ、体温調節を助けてくれる天然素材です。夏は汗を吸い、冬は暖かく、一年を通して快適な睡眠環境を保ちます。

足元を温めることは、良質な睡眠だけでなく、冷え性やむくみ予防にも効果的です。

ぜひ、シルクレッグウォーマーを活用して、快適な睡眠を手に入れてください。

4.寝具の選定

寝具の選定は、快適な睡眠を得るために非常に重要です。特に私がおすすめするのは、素材です。通気性の良い素材を選ぶことで睡眠中に体にこもった熱が放熱します。

特に竹布やシルク素材がおすすめです。化繊は絶対におやめください。

その他には、適度な硬さのマットレスや、枕も重要視したいところです。

*枕について

枕については、ストレートネックが酷い人や首コリが酷い人は、せっかく買った高級枕が合わなく感じることがあります。

それは、首回りの筋肉のコリによるものです。

決して高級枕のせいではありません。

長時間の同じ姿勢や運動不足・ストレスなどによってこわばった首コリをほぐすことです。

湯船に首まで浸かって、コリをほぐすのが一番リラックスできる方法です。

以上が睡眠の質を上げる環境つくりです。

次に、寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法をお伝えします。

寝つきが良くなる安眠アロマを使って質の良い睡眠を得る方法

安眠アロマのご紹介

安眠のためのアロマを使用することで、寝つきが良くなり、質の良い睡眠を得ることができます。アロマの香りがリラックス効果をもたらし、入眠をスムーズにします。

アロマテラピーは、香りによってリラックス効果を促進し、心身の緊張を和らげることができます。

特にラベンダーやカモミール、ベルガモットなどのアロマは、睡眠を促進し、ストレスや不安を軽減する効果があります。

これにより、入眠がスムーズになり、深い睡眠を得ることができます。

香りが神経系に働きかけ、リラックスした状態を作り出すことで、より良い睡眠環境を提供します。

イギリスの病院では長い間、不眠症対策にラベンダーの香りを使っていましたし、CAさんも時差ぼけ防止にラベンダーのアロマを使うことは有名です。

以下に、安眠を得る一般的なアロマをご紹介します。

ただし、別の記事に書きますが、睡眠の質を上げるために必要なのは個人個人の体質や体内状況によって違います。

ここでは一般的な安眠アロマをご紹介します。

ラベンダー

ラベンダーオイルは、リラックス効果が高く、睡眠の質を改善することで広く知られています。寝室でディフューザーを使用して香りを拡散するか、就寝前に数滴を枕やベッドシーツに垂らすと良いでしょう。

カモミール

カモミールオイルもリラックス効果があり、心を落ち着けるのに役立ちます。お風呂に数滴垂らしてリラックスする時間を作ったり、寝室でディフューザーを使うと、より深い睡眠が期待できます。

ベルガモット

ベルガモットオイルは、ストレスを軽減し、気分をリフレッシュする効果があります。リラックスしたいときや、寝る前の時間に香りを楽しむことで、リラックスした状態を作り出します。

*その他のアロマ

たとえば、以下のような選び方をするのもよいアロマの選び方です。

  • 湿度が高いときは、シダーウッドやサンダルウッドの乾いたイメージのするアロマ
  • 寒い時期は、オレンジやマジョラムなどの温かいイメージのあるアロマ

など、イメージからアロマを選ぶことも質の良い睡眠に繋がります。

安眠アロマを活用することで、寝つきが良くなり、質の良い睡眠が得られます。

ラベンダーやカモミール、ベルガモットなどのアロマオイルを使用し、リラックスした環境を整えることで、スムーズな入眠と深い睡眠を実現しましょう。アロマの香りで、快適な眠りを手に入れることができます。

まとめ:質の高い睡眠で心と体を健やかに

放っておけば睡眠の質は悪くなる一方

近年、地球温暖化の影響で、暖冬・猛暑など、季節感の乱れが顕著になっています。このような環境変化は、私たちの睡眠にも悪影響を及ぼし、睡眠不足が様々な問題を引き起こしています。

さらに、現代社会では、スマートフォンやパソコンなどの普及により、常に情報に触れる状況に置かれています。こうした「デジタルストレス」も、睡眠の質を低下させる要因の一つです。

質の高い睡眠は、心身の健康維持に不可欠です。

睡眠不足は、

  • 免疫力低下
  • 集中力低下
  • うつ病などの精神疾患のリスク増加
  • 肥満
  • 糖尿病などの生活習慣病のリスク増加

など、様々な問題を引き起こします。

日本の女性の平均睡眠時間は短い

厚生労働省の調査によると、日本の女性の平均睡眠時間は約5時間です。これは、国際的に見ても短い水準と言えます。

繰り返しますが、睡眠は心と体を健康に保つために欠かせません。質の高い睡眠をとることで、免疫力や集中力が高まり、様々な病気の予防にもつながります。

日本の女性の平均睡眠時間は短いですが、意識的に睡眠環境を整え、生活習慣を見直すことで、睡眠の質を改善することができます。

もっともっと睡眠を大切にしましょう。

アロマテラピーは、あなたの睡眠改善に大きく役立ってくれます。

アロマテラピーを学んでみたい方は、未経験者からプロの技術まで丁寧にお教えしています。

詳しくは、アロマ・リフレスクールのページをご覧ください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

残尿感と血便に苦しむ女性が見つけたアロマ効果

こんにちは、アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今回のブログも、アロマテラピーの素晴らしい世界に触れる機会をみなさまと共有したいと思います。

アロマテラピーは植物の精油を使って心身のバランスを整える自然療法です。

医療機関で何でもないと言われても不快症状が続く場合、アロマテラピーを試してみる価値はあります。

先日、私が行ったアロマテラピー相談の記録をもとに、その効果やプロセスを皆さんとシェアします。

≫アロマテラピーを学んで自分の体を自分で守りませんか?

 

アロマ相談記録の概要

クライアントの主訴

64歳で、最近訪問介護の仕事に復帰したFさん。相談に来られたのは、5月末です。

4月の終わりに血便があり、慌てて病院にいき、検査したが何も異常は見つからなかった。その後、5月に入り、残尿感が2週間続き、どうにも我慢できずに当サロンへ来店。

基本データ

  • 相談日:5月末
  • 年齢:64歳
  • 性別:女性
  • 職業:リタイア後の主婦(週2日パート)
  • 生活習慣:日常的に健康に気を使った生活を送っている。夏でも湯船に入ることでリセットしている。しかし、最近は気候のせいか体調不良が続いている。

カウンセリング

まずは、Fさんの体調不良の詳細を時系列でお聞きしました。

血便に関しては医師から異常なしと言われ、気持ちが落ち込んでいました。

その後、残尿感が酷いということでしたので、脚の冷えはないか確認。このところ、脚の冷えは感じていたとのこと。

また、気温が上がってきて冷たい飲み物をとることが多くなったとのこと。

寒暖差が大きく、冷えから腎機能の低下、さらには免疫力の低下に繋がっているようでした。

筋肉があまりない体なので、寒暖差などの外的環境の影響が大きいと思われます。

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

使用するエッセンシャルオイル

Fさんと一緒にアロマ精油を選びました。
選んだ精油は、以下の精油です。

  1. ペパーミント:腎臓と肝臓の不調に効果を発揮し、暑いときには体を冷やしてくれて、寒いときには温めてくれる効果
  2. クラリセージ:腎臓の良い強壮剤となり、衰弱した状態の体に活力を与えます。
  3. サンダルウッド:膀胱炎の改善に効果を発揮します。また、乾燥のイメージをもたらすので、じめじめした季節に気分をさっぱりさせます。
  4. シダーウッド:抗菌作用と緊張緩和作用が高く、ホメオスタシスを整えます。また、関節炎にも効果を発揮します。

実は、Fさんは、手指の関節にこわばりを感じていました。


4種類の精油をブレンドして下半身を重点にマッサージしました。

アロマトリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」

全身ボディーとヘッドを組み合わせたメニューです。

≫アロマトリートメントについて

アロマトリートメントのポイント

  1. 腎臓機能の活性化を目的として、背中の腎臓周辺を温めながら、腰・下半身へのトリートメントに時間をかけました。腎臓周辺に冷たいこわばりがありましたので、ホールディングを多くして、和らげました。
  2. また、腎機能の弱い方の特徴ですが、姿勢が悪く呼吸が浅くなっていましたので、胸肺の部分のコリも温めながらほぐしていきました。背中の部分をこのように温めながらほすぐことで、精油の浸透が良くなり、肩甲骨がゆったりとはがれていきました。
  3. リフレクソロジーでは、ボディと同じく腎臓・胸肺をメインに行いました。
  4. 割と強めがお好きなFさんですが、体が弱っているので、今回はご説明をして刺激の少ないマッサージにしました。

クライアントの反応と結果

「楽になった。呼吸が深くできる」と喜ばれ、自宅ケアを教えて欲しいと懇願されました。

クラリセージの精油とラベンダーウォーターをご購入いただき、アロマバスとラベンダーウォーターの飲用のケアをお教えしました。

セルフケア

1.クラリセージで入浴する

お風呂が大好きなFさんにとっておきのケアです。

クラリセージを4,5滴入れたアロマバスをおすすめしました。

必ず腎臓部分まで湯船に浸かることが効果的なことをお伝えしました。

クラリセージは、腎臓機能の強壮作用のほかに、非常に強力なリラックス作用があるので、深い眠りに就くことができます。

2.ラベンダーウォーターの飲用

ラベンダーウォーターの飲用で、自律神経を整え、感染症にかかりにくくさせました。

ラベンダーは万能ですが、消炎作用や殺菌作用があるので、膀胱炎にも効果を発揮します。

1か月後にいらしたFさんは、開口一番「前回のマッサージの後、すっかり回復したの!アロマバスも毎日やってるわ!残尿感はすぐになくなったわよ!」ととても感動していました。

考察と学び

季節の変わり目と猛暑への対応

季節の変わり目は体調不良が起きやすい時期ですが、特に昨今の猛暑では、急な冷房の使用などにより、思っている以上に体に負担がかかっています。

体力の低下している人は、風邪をひいたり、膀胱炎を発症したりと、感染症にかかりやすくなります。

このような場合、病後回復期のような優しいケアが必要です。

特に腎臓が疲弊していることが多いため、腎機能をサポートするエッセンシャルオイルを使用することが望ましいです。

感染症にかかった場合、薬に頼って症状を押さえつけるより、身体全体の強壮をすることが望ましいのです。一時的に症状を抑えても、微熱が続いたり咳が続いたりということが頻繁に起こります。

特に60歳過ぎると自分で思っている以上に体力が弱っているので、運動習慣をつけることも大事です。

運動習慣

運動習慣で一番のおすすめの運動はウォーキングです。水中ウォーキングが出来ればなお良いですね。

ウォーキングは心身の健康に多くのメリットがあります。手軽にできるので今すぐ始めることを強くお勧めします。

ウォーキング効果

  • 心肺機能の向上:規則的なウォーキングは心臓と肺の機能を強化し、全身の血液循環を改善します。
  • 体重管理:ウォーキングはカロリーを消費し、体脂肪の減少を促進するため、体重管理に役立ちます。
  • 筋力と骨密度の強化:特に脚や臀部の筋力を強化し、骨密度を高めることで骨粗鬆症の予防にもつながります。
  • ストレスの軽減:自然の中でのウォーキングはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減します。
  • 精神的健康の向上:ウォーキングはエンドルフィンの分泌を促し、気分を向上させ、うつ病の予防や治療に役立ちます。
  • 血圧の低下:規則的なウォーキングは高血圧を予防・改善し、心血管疾患のリスクを低減します。
  • 消化機能の改善:ウォーキングは消化器系の働きを促進し、便秘の予防や改善に役立ちます。
  • 免疫力の強化:適度な運動は免疫機能を高め、感染症にかかりにくくします。
  • バランスと柔軟性の向上:バランス感覚や柔軟性を維持・向上させることで、転倒やケガのリスクを減少させます。
  • 創造性と集中力の向上:ウォーキングは脳の活性化を促し、創造力や集中力を高める効果があります。

その他、緑内障の予防になるという報告も出ています。運動習慣のあるなしは、今後の健康に大きく影響するのです。

アロマテラピーで体を強くする

アロマテラピーは精神ケアにおいて重要な役割を果たすだけでなく、体の強壮にも大きな効果があります。

体を強くするためには以下のような体内機能の促進が必要です。

  • 体内の浄化:デトックス効果で有害物質を排出し、体内を清浄に保ちます。
  • 血流の改善:血液循環を促進し、酸素と栄養素を全身に行き渡らせます。
  • 血球の強化:白血球や赤血球を活性化し、免疫力と酸素運搬能力を高めます。
  • 体のアルカリ性化:体内のpHバランスを整え、酸性化による疲労や病気を防ぎます。
  • 消化力の向上:消化器系の働きを助け、栄養の吸収効率を高めます。

これらの効果を通じて、アロマテラピーは体の様々な働きを助長し、体を強く健康に保つのに役立ちます。

アロマトリートメントで体調を整えた後のステップ

アロマトリートメントで体の働きを正常に戻したら、次に運動を始めましょう。

しかし、調子が悪いときに運動から始めるのは避けるべきです。

まずは体調を整えることが最優先です。

また、食べすぎにも注意が必要です。

消化には多くのエネルギーが必要で、体のエネルギーが消化に使われると免疫機能が低下してしまいます。

体調が悪いときは、腹六分目を心がけ、よく噛んで食べることが重要です。

ちなみに、唾液には免疫反応をサポートする力があります。

アロマテラピーを学ぶ

これらの事例を通じて、アロマテラピーがいかに効果的であるかが分かります。

アロマテラピーは、単にリラックス効果をもたらすだけでなく、体の働きを正常に戻し、免疫力を高める強力なツールです。

アロマオイルの選び方や使用方法を学ぶことで、自己ケアや家族の健康管理に役立てることができます。

例えば、精神的なストレスを和らげるためのブレンドや、体のデトックスを促進するためのオイルの使い方を知ることで、日常生活の質を向上させることができます。

また、体調が悪い時には、アロマトリートメントでまず体を整え、その後適切な運動や食生活を取り入れることで、効果的に健康を回復することができます。

アロマテラピーは自然療法の一環として、安全かつ手軽に取り入れることができるため、どなたでも始められます。これを機に、アロマテラピーの知識を深め、自分自身や大切な人たちの健康と幸福をサポートするためのスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。

是非、アロマテラピーを学び、その豊かな恩恵を日常生活に取り入れてみてください。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

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