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子宮温活 子宮を温めるアロママッサージ

生理痛で辛い思いを抱えていませんか?

毎月の生理痛に悩む女性は多く、その痛みが生活の質を下げてしまいます。

薬に頼りたくない、自然な方法で痛みを和らげたいと考える方に、アロママッサージはとても有効な解決策です。

アロママッサージは、体と心の緊張をほぐし、血流を改善することで、生理痛を緩和します。

本記事では、アロマがどのように体に作用し、生理痛を軽減するのか、その具体的なメカニズムを解説します。

さらに、1週間で効果を実感できるアロマレシピとアロママッサージ方法を紹介します。

最後には、他の生理対策と組み合わせることで、より快適な生理期間を過ごすためのヒントもお届けします。

この記事を読み終えれば、あなたも生理痛に悩まない日々を手に入れることができるでしょう。薬に頼る前に是非お試しください。

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1.アロママッサージで生理痛が軽減!アロマの効果と仕組みを解説

アロママッサージは生理のトラブルを解消する力があります。とりわけ生理痛は、早く効果が表れます。

なぜなら、アロママッサージで使用する精油には、以下のような女性の生理のトラブルにアプローチする作用があるからです。

  • 痛みを軽減する鎮痛作用
  • 子宮を温める作用
  • 女性ホルモンの調整をする作用
  • 血行促進作用
  • 生理過多を鎮める作用

たとえば、ラベンダーは鎮痛作用に加え、ホルモンバランス調整作用があります。また、ローズマリーやジュニパーは、血行を促進する効果があるので冷えやむくみを改善し、生理痛を和らげてくれます。

もちろん、重篤な場合は病気が潜んでいる可能性もあるので医療機関に相談するのがおすすめです。

ですが、毎月のつらさに悩まされている方は、一度アロママッサージを試してみてはいかがでしょうか? 手軽にできるうえ、その場で痛みの緩和が期待できるため、鎮痛剤に頼る前にぜひ取り入れてみて欲しいと思います。

生理痛はなぜ起こる?

生理痛は、以下の要因で引き起こされます。

子宮内膜の剥離

生理が始まると、子宮の内膜が剥がれ落ちます。この剥がれ落ちた内膜が子宮の外に出る際に、子宮が収縮します。
プロスタグランジンの分泌: 子宮内膜が剥がれ落ちる際に、プロスタグランジンという物質が分泌されます。この物質が子宮の収縮を促し、痛みを引き起こします。

神経の過敏化

プロスタグランジンは、子宮の神経を過敏にする働きもあります。そのため、わずかな刺激でも痛みを感じやすくなります。

ですので、神経の痛みを軽減することや、子宮を温めることで月経をスムーズにできるのです。

2.子宮を温めると何が変わる?生理痛軽減の秘密

子宮を温めることは、生理痛軽減に非常に効果的です。

特に冷え性の方は、腰痛予防にもなりますので、普段から積極的に支給を温める習慣を持つとよいでしょう。

なぜ子宮を温めることが大切なの?

血行促進

子宮が冷えやすいのは、他の臓器に比べ血流が少ない臓器だからです。子宮を温めることで血行が促進され子宮への酸素や栄養の供給がスムーズにいきます。

さらに、血行が良くなると、子宮に筋肉がリラックスして、生理痛の原因となるプロスタグランジンという物質の分泌が抑制されるのです。

筋肉の緊張緩和

筋肉は温めるとリラックスします。子宮の筋肉も同じです。温めることで子宮の収縮が緩やかになり、生理痛が軽減されます。

冷えの改善

体が冷えると、血管が収縮し、血行が悪くなります。子宮を温めることで、体の芯から温まり、冷えによる生理痛を改善することができます。

このように、子宮を温めることは生理痛軽減に非常に役に立ちます。

すぐに鎮痛剤、すぐに病院、というのが、みなさまの考えるところかと思いますが、まずは子宮を温めてそれから鎮痛剤を考えましょう。

子宮を温めるときに、アロママッサージを利用すると、精油の効能効果が発揮されるので、より効果的ということです。

もちろん、手元に精油がない方はとにもかくにも温めていただきたいと思います。

いつから温める?

出来れば生理が始まる前から温めるのが理想的です。ですが、生理痛が来てから初めて辛さを感じるので、来たな!と思ったらすぐに温められるように温めグッズはいつも用意しておきましょう。

また、睡眠不足、ストレス、砂糖の摂り過ぎは体を冷やすので要注意です。

子宮温活

子宮温活という言葉があります。これは文字通り、子宮を温めることで、女性特有の悩みを改善し、健康な体づくりを目指すことです。

東洋医学では、女性の体は冷えやすいとされ、特に子宮の冷えは、生理痛、生理不順、不妊、冷え性など、様々な不調の原因になると考えられています。

3.1週間で生理痛軽減!具体的なアロマレシピとアロママッサージ方法

この章では、生理痛を軽減するための具体的なアロマ処方をお伝えします。
キャリアオイルと精油があれば簡単にマッサージオイルが作れますので、是非チャレンジしてみてくださいね。

生理痛におすすめの精油

鎮痛効果が高く、ホルモンバランスを調整してくれる最強の精油は以下の2つ。

  1. ラベンダー
  2. クラリセージ

これは、生理痛の夜に使いたい精油です。いつの間にか深い眠りへと落ちるでしょう。

この2つで十分ですが、そのほかの要素も取り入れたいときは、以下のリストを参考にしてください。

リラックス作用

  • カモミール
  • オレンジ
  • ベルガモット

血行促進

  • ローズマリー
  • ジュニパ

ホルモンバランスと生理時のむくみ

  • ゼラニウム
  • サイプレス

これらの精油をキャリアオイルに混ぜてマッサージオイルを作ります。

たとえば、

  • 太白油(栄養価の高いキャリアオイル)30㏄
  • ラベンダー5滴
  • クラリセージ2滴
  • オレンジ1滴

この組み合わせは、生理痛に最適です。

また、月経量が多い人は、オレンジをサイプレスに変えて以下のレシピを試してみてください。

  • 太白油30㏄
  • ラベンダー4滴
  • クラリセージ2滴
  • サイプレス2滴

アロママッサージ方法

  1. まずは子宮を温めるために、マッサージオイルを湯煎などで温めて、下腹部に塗ります。
  2. 塗りましたら、時計回りに優しくなでる
  3. 仰向けになって、この方法でマッサージをするだけで自然と入眠できます。

注意点

  • 冬場で寒いときは、ホットタオルを用意してマッサージ後に下腹部にあてるとさらに効果的です。
  • 強すぎるマッサージをしてはいけません。優しくなでるくらいにしましょう。

4.まとめ:アロママッサージと併用!もっと心地よい生理期を過ごすために

生理痛で悩んでいるあなたへ。

アロママッサージを生理対策の一つとして取り入れてみてませんか?

この章では、アロママッサージと併用してさらに快適な生理気を過ごすためのアイデアをご紹介します。

子宮温活

温かい飲み物を飲む

生姜湯やハーブティーなどカフェインフリーの温かい飲み物をこまめに飲みましょう。

半身浴

お風呂にゆっくりと浸かり、下半身を温めます。生理時外のときにゆっくりお風呂に浸かり、身体を温めておくことで軽減されます。

ウォーキング

ウォーキングは血流を改善する効果に優れています。

食事

体を冷やす食べ物を避ける。

普段何気に食べているもので、身体を冷やす代表的なものは「白砂糖」です。

ご自宅では、きび糖やオリゴ糖、みりんなどで甘みを付けましょう。また、市販のお菓子は洋菓子和菓子とも白砂糖が使われています。

甘いものが食べたくなったら、はちみつやドライフルーツにしましょう。

またお菓子は、オリゴ糖などを使った手作りをおすすめします。

繰り返しますが、子宮を温めることは女性にとって健康の礎です。

アロママッサージだけでなく、そのほかの方法も併用して、普段から体を温めることを意識しましょう。

子宮を温める効果は、生理痛ばかりでなく不妊症へのアプローチにもなります。

さらに、子宮筋腫や婦人科系の癌予防にも最高の効果を発揮しますので、一年を通して取り組んで、楽に生理期をお過ごしください。

おわりに

アロマテラピーは、香りを楽しむ芳香浴やアロママッサージ、心と体にさまざまな効果をもたらします。正しい知識を持ち、安全にアロマテラピーを楽しみます

アロマテラピーに興味をお持ちの方は、ぜひ体験レッスンにお越しください。お会いできるのを楽しみにしています。

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~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

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