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残尿感と血便に苦しむ女性が見つけたアロマ効果

こんにちは、アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今回のブログも、アロマテラピーの素晴らしい世界に触れる機会をみなさまと共有したいと思います。

アロマテラピーは植物の精油を使って心身のバランスを整える自然療法です。

医療機関で何でもないと言われても不快症状が続く場合、アロマテラピーを試してみる価値はあります。

先日、私が行ったアロマテラピー相談の記録をもとに、その効果やプロセスを皆さんとシェアします。

≫アロマテラピーを学んで自分の体を自分で守りませんか?

 

アロマ相談記録の概要

クライアントの主訴

64歳で、最近訪問介護の仕事に復帰したFさん。相談に来られたのは、5月末です。

4月の終わりに血便があり、慌てて病院にいき、検査したが何も異常は見つからなかった。その後、5月に入り、残尿感が2週間続き、どうにも我慢できずに当サロンへ来店。

基本データ

  • 相談日:5月末
  • 年齢:64歳
  • 性別:女性
  • 職業:リタイア後の主婦(週2日パート)
  • 生活習慣:日常的に健康に気を使った生活を送っている。夏でも湯船に入ることでリセットしている。しかし、最近は気候のせいか体調不良が続いている。

カウンセリング

まずは、Fさんの体調不良の詳細を時系列でお聞きしました。

血便に関しては医師から異常なしと言われ、気持ちが落ち込んでいました。

その後、残尿感が酷いということでしたので、脚の冷えはないか確認。このところ、脚の冷えは感じていたとのこと。

また、気温が上がってきて冷たい飲み物をとることが多くなったとのこと。

寒暖差が大きく、冷えから腎機能の低下、さらには免疫力の低下に繋がっているようでした。

筋肉があまりない体なので、寒暖差などの外的環境の影響が大きいと思われます。

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

使用するエッセンシャルオイル

Fさんと一緒にアロマ精油を選びました。
選んだ精油は、以下の精油です。

  1. ペパーミント:腎臓と肝臓の不調に効果を発揮し、暑いときには体を冷やしてくれて、寒いときには温めてくれる効果
  2. クラリセージ:腎臓の良い強壮剤となり、衰弱した状態の体に活力を与えます。
  3. サンダルウッド:膀胱炎の改善に効果を発揮します。また、乾燥のイメージをもたらすので、じめじめした季節に気分をさっぱりさせます。
  4. シダーウッド:抗菌作用と緊張緩和作用が高く、ホメオスタシスを整えます。また、関節炎にも効果を発揮します。

実は、Fさんは、手指の関節にこわばりを感じていました。


4種類の精油をブレンドして下半身を重点にマッサージしました。

アロマトリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」

全身ボディーとヘッドを組み合わせたメニューです。

≫アロマトリートメントについて

アロマトリートメントのポイント

  1. 腎臓機能の活性化を目的として、背中の腎臓周辺を温めながら、腰・下半身へのトリートメントに時間をかけました。腎臓周辺に冷たいこわばりがありましたので、ホールディングを多くして、和らげました。
  2. また、腎機能の弱い方の特徴ですが、姿勢が悪く呼吸が浅くなっていましたので、胸肺の部分のコリも温めながらほぐしていきました。背中の部分をこのように温めながらほすぐことで、精油の浸透が良くなり、肩甲骨がゆったりとはがれていきました。
  3. リフレクソロジーでは、ボディと同じく腎臓・胸肺をメインに行いました。
  4. 割と強めがお好きなFさんですが、体が弱っているので、今回はご説明をして刺激の少ないマッサージにしました。

クライアントの反応と結果

「楽になった。呼吸が深くできる」と喜ばれ、自宅ケアを教えて欲しいと懇願されました。

クラリセージの精油とラベンダーウォーターをご購入いただき、アロマバスとラベンダーウォーターの飲用のケアをお教えしました。

セルフケア

1.クラリセージで入浴する

お風呂が大好きなFさんにとっておきのケアです。

クラリセージを4,5滴入れたアロマバスをおすすめしました。

必ず腎臓部分まで湯船に浸かることが効果的なことをお伝えしました。

クラリセージは、腎臓機能の強壮作用のほかに、非常に強力なリラックス作用があるので、深い眠りに就くことができます。

2.ラベンダーウォーターの飲用

ラベンダーウォーターの飲用で、自律神経を整え、感染症にかかりにくくさせました。

ラベンダーは万能ですが、消炎作用や殺菌作用があるので、膀胱炎にも効果を発揮します。

1か月後にいらしたFさんは、開口一番「前回のマッサージの後、すっかり回復したの!アロマバスも毎日やってるわ!残尿感はすぐになくなったわよ!」ととても感動していました。

考察と学び

季節の変わり目と猛暑への対応

季節の変わり目は体調不良が起きやすい時期ですが、特に昨今の猛暑では、急な冷房の使用などにより、思っている以上に体に負担がかかっています。

体力の低下している人は、風邪をひいたり、膀胱炎を発症したりと、感染症にかかりやすくなります。

このような場合、病後回復期のような優しいケアが必要です。

特に腎臓が疲弊していることが多いため、腎機能をサポートするエッセンシャルオイルを使用することが望ましいです。

感染症にかかった場合、薬に頼って症状を押さえつけるより、身体全体の強壮をすることが望ましいのです。一時的に症状を抑えても、微熱が続いたり咳が続いたりということが頻繁に起こります。

特に60歳過ぎると自分で思っている以上に体力が弱っているので、運動習慣をつけることも大事です。

運動習慣

運動習慣で一番のおすすめの運動はウォーキングです。水中ウォーキングが出来ればなお良いですね。

ウォーキングは心身の健康に多くのメリットがあります。手軽にできるので今すぐ始めることを強くお勧めします。

ウォーキング効果

  • 心肺機能の向上:規則的なウォーキングは心臓と肺の機能を強化し、全身の血液循環を改善します。
  • 体重管理:ウォーキングはカロリーを消費し、体脂肪の減少を促進するため、体重管理に役立ちます。
  • 筋力と骨密度の強化:特に脚や臀部の筋力を強化し、骨密度を高めることで骨粗鬆症の予防にもつながります。
  • ストレスの軽減:自然の中でのウォーキングはリラックス効果があり、ストレスや不安を軽減します。
  • 精神的健康の向上:ウォーキングはエンドルフィンの分泌を促し、気分を向上させ、うつ病の予防や治療に役立ちます。
  • 血圧の低下:規則的なウォーキングは高血圧を予防・改善し、心血管疾患のリスクを低減します。
  • 消化機能の改善:ウォーキングは消化器系の働きを促進し、便秘の予防や改善に役立ちます。
  • 免疫力の強化:適度な運動は免疫機能を高め、感染症にかかりにくくします。
  • バランスと柔軟性の向上:バランス感覚や柔軟性を維持・向上させることで、転倒やケガのリスクを減少させます。
  • 創造性と集中力の向上:ウォーキングは脳の活性化を促し、創造力や集中力を高める効果があります。

その他、緑内障の予防になるという報告も出ています。運動習慣のあるなしは、今後の健康に大きく影響するのです。

アロマテラピーで体を強くする

アロマテラピーは精神ケアにおいて重要な役割を果たすだけでなく、体の強壮にも大きな効果があります。

体を強くするためには以下のような体内機能の促進が必要です。

  • 体内の浄化:デトックス効果で有害物質を排出し、体内を清浄に保ちます。
  • 血流の改善:血液循環を促進し、酸素と栄養素を全身に行き渡らせます。
  • 血球の強化:白血球や赤血球を活性化し、免疫力と酸素運搬能力を高めます。
  • 体のアルカリ性化:体内のpHバランスを整え、酸性化による疲労や病気を防ぎます。
  • 消化力の向上:消化器系の働きを助け、栄養の吸収効率を高めます。

これらの効果を通じて、アロマテラピーは体の様々な働きを助長し、体を強く健康に保つのに役立ちます。

アロマトリートメントで体調を整えた後のステップ

アロマトリートメントで体の働きを正常に戻したら、次に運動を始めましょう。

しかし、調子が悪いときに運動から始めるのは避けるべきです。

まずは体調を整えることが最優先です。

また、食べすぎにも注意が必要です。

消化には多くのエネルギーが必要で、体のエネルギーが消化に使われると免疫機能が低下してしまいます。

体調が悪いときは、腹六分目を心がけ、よく噛んで食べることが重要です。

ちなみに、唾液には免疫反応をサポートする力があります。

アロマテラピーを学ぶ

これらの事例を通じて、アロマテラピーがいかに効果的であるかが分かります。

アロマテラピーは、単にリラックス効果をもたらすだけでなく、体の働きを正常に戻し、免疫力を高める強力なツールです。

アロマオイルの選び方や使用方法を学ぶことで、自己ケアや家族の健康管理に役立てることができます。

例えば、精神的なストレスを和らげるためのブレンドや、体のデトックスを促進するためのオイルの使い方を知ることで、日常生活の質を向上させることができます。

また、体調が悪い時には、アロマトリートメントでまず体を整え、その後適切な運動や食生活を取り入れることで、効果的に健康を回復することができます。

アロマテラピーは自然療法の一環として、安全かつ手軽に取り入れることができるため、どなたでも始められます。これを機に、アロマテラピーの知識を深め、自分自身や大切な人たちの健康と幸福をサポートするためのスキルを身につけてみてはいかがでしょうか。

是非、アロマテラピーを学び、その豊かな恩恵を日常生活に取り入れてみてください。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

アロマセラピストに向いている人

アロマセラピストは、香りを通して心身を癒し、人々の生活に寄り添う魅力的な職業です。

自身がアロマテラピーを受けて、ストレスから解放されたり、暗闇から光を見出した経験をしたり、自己成長を助けられたりしたことがある方は少なくありません。

そのような経験が、「私も人を癒やせたらいいな」という思いを育てるきっかけになることもあります。

しかし、自分が本当にアロマセラピストに向いているのか、という不安を抱くこともあります。

このブログでは、アロマセラピストに向く人の特徴や適性を徹底的に分析し、あなたの不安が解消され、アロマセラピストとしての道がより明確になることを願っています。

≫アロマスクールはこちらのご案内から

1.一流のアロマセラピストに必要な8つのスキル

アロマセラピストになるには、アロマテラピーの基本を学ぶことが必要なのは言うまでもありません。

基本とは、

  • 精油の効能
  • 人体解剖学
  • ストレス
  • 自律神経
  • ホルモン

などです。

これらは、アロマスクールに通えばだいたいのことは教えてくれます。

しかし、これ以外にもっと大切な要素があります。

それが、以下の8つです。

  1. 理性
  2. 感性
  3. 表現力
  4. 傾聴力
  5. 整理力
  6. 洞察力
  7. 探求心
  8. 自然愛

これらなくしては、一流のアロマセラピストにはなれません。

最近では、アロマセラピストの定義が非常に曖昧になってきています。

アロマセラピストの明確な定義がないと、これらの8つの要素が必要かどうかを判断することすら難しくなってしまいます。

アロマセラピストの定義

厚生労働省の職業情報提供サイトには、

アロマセラピストとは、

「美と健康の維持・増進を目的に、精油(植物精油)の専門知識に基づき顧客に精油をブレンドしたアロマオイルを使ってトリートメントを行う。

アロマセラピー(アロマテラピー)は、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いて心身を整え、健康や美容に役立てていくものである。精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える芳香浴法、精油を入れた湯に全身又は一部を浸ける沐浴法、精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する吸入法、顔に精油成分を含んだ蒸気をあてることにより、血行を促進し、皮膚に潤いを与えるフェイシャルスチーム、湯(又は水)で温めた(又は冷やした)タオルなどの布を、身体の一部にあてる湿布法、精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布するトリートメント法などの様々な利用法を用いる。

アロマセラピストは精油がもたらす心地よい香りと特性を用いて顧客の休養の質を高め、健康づくりを助ける。同時に行き届いたサービスも重要となる。アロマセラピーについて専門知識に基づく説明や助言とともに顧客が安心して施術を受けられる接客を行う。また、サロン内の清潔感を保ち、タオル、シーツ、室内の備品等を整える。リラックスして施術を受けてもらうためのBGMの選定などにも気を配る。予約の電話応対、会計処理等事務作業を行う場合も多い。」

≫引用 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/420

と出ています。

人生100年時代と言われるようになり、50歳、60歳では、まだまだ美しさ若さを求めます。

健康の秘訣は見た目にも現れますから当然です。

ですから、現在はもとより今後も健康産業はさらに発展していきます。

そのような中で、アロマセラピストは注目される職業の一つです。

ですが、アロマテラピーは海外では医療に使われるほどのものですので、安易な気持ちで取り扱うことはできません。

最近、アロマテラピーの知識がない人が既製品の香り付きマッサージオイルを使ってマッサージを行うことが増えているため、定義が曖昧になっているのが現状です。

これは非常に危険なことです。

私自身もそのようなオイルマッサージを取り扱うリラクゼーションマッサージ店を数年経営したことがありましたが、知識のないスタッフに取り扱いを任せるのは非常に危険だと感じ、店を締めました。

 

アロマテラピーの基礎+8つのスキル

先述したように、アロマテラピーの基礎とは、精油の効能や解剖生理学などのことです。

アロマテラピー検定が広く知れ渡るようになり、1級を受けた方も多いでしょう。

基礎の一部が詰め込まれています。

独学でも十分受かる内容です。

しかし、1級合格だけではアロマセラピストにはなれません。

また、さらにインストラクターコースやアロマセラピストコースなどに進んだ方が、皆アロマセラピストになれるかというとほとんどなれません。

それは、アロマテラピーを学ぶほかに必要な8つのスキルを学ばないからです。

理性、感性、表現力、傾聴力、整理力、洞察力、探求心、自然愛

これらが揃って、はじめて一流のアロマセラピストになれるのです。

これらを習得するには、一朝一夕にはいきません。

私が良く使う表現に、「感性でお話ししながらも、頭の中にはエクセルが入っているように」と言います。

共感しながら、しっかりクライアントを洞察し、データに当てはめて見ていくことが必要とされます。

そして、クライアントの思考を迷子にさせないような表現力。

さらに、植物の偉大な力を借りるという、自然への敬愛。

25年以上この仕事をしてきて、なんというか、宇宙そのものを感じて考える心が必要な感じがします。

こういうことをお話しすると、たいていの人は「私には無理」とおっしゃいます。

当然です。

私も、今振り返ればそのようなことを日々のクライアントとの施術の中から学びとったということです。

ただ、これら8つのことをいつも考えてクライアントと接することが大事です。

一流のアロマセラピストは、クライアントに感動を提供します。

その感動を生み出すためには、8つのスキルが必要です。

現在では、クライアントの方がアロマテラピーに詳しい場合もあり、1級保持者であることもあります。

そのため、アロマテラピーに加えて、心理学やカウンセリング、その他の技術も学ぶ必要があります。

2.アロマセラピストが向いている人、向かない人

そもそも、多くのリラクゼーションからアロマテラピーを選ぶ人は、感性が豊かな人が多い。

また豊か過ぎて世の中で疲れてしまっている人も。

そのような感性豊かな人は、ストレスを抱えやすいのです。

アロマセラピストに向いている人は、どんな人?

一言で言えば、ストレスを感じやすい人です。

ただし、ストレスコントロールができるようになった人が最適です。

私のスクールには、ストレスを抱えている最中の人が多く学びに来ます。

スクールで学びながらストレスコントロールを可能にした人は、アロマセラピストとして活躍されています。

なぜなら、ストレスを感じない人は、他人の痛みがわからない。

だから、感性も育たない。

また、ストレス不感症でも困ります。

ストレスをストレスと認識して初めてストレスコントロールができます。

言い換えれば精神を安定させることができる自己管理能力の高い人です。

これを育むには訓練が必要です。

コミュニケーション力がある人は向いているか?

コミュニケーション能力は必要なスキルです。

これがある人は向いていると言えます。

しかし、ここで注意したいのは、コミュニケーション能力があると思い込んでいる人です。

単にお話し好きというのは、コミュニケーション能力ではありません。

  • 相手の気持ちになる
  • 相手の立場や状況を考えて発言する
  • お互いが心地よい環境を作ることができる

これらができる人がコミュニケーション能力のある人です。

けっこう勘違いしている人、多いです。

口数の少ないコミュニケーションの達人もいらっしゃいます。

ということは、向いていない人の代表といえば、マシンガントークを繰り広げる人ということです。

自分が楽しければそれでいい、そんな人はアロマセラピストに向いていません。

自然が好きは向いている、人間が好きは?

アロマセラピストになりたい人で、「人が好きなんです!」という人がいます。

もちろん、人間が好きは、洞察力が出るのでOKでしょう。

しかし、ここでも、勘違いしている人がいます。

一つは、上で述べたお話し好きの人が、人と話すことが好きだから人間が好きというパターン。

もう一つは、人を分析しすぎる人。

上から下までなめまわすように見て、自分の理屈に当てはめて満足している自己満足な人。

はっきり言って、一番嫌われるタイプです。

なので、「人が好き」は、自己満足でなければ大いにけっこう。

それよりも、寡黙でも自然が好きな人の方が向いています。

自然への深い愛があると、私たちは自分の思うように人生が流れないことを学びます。

たとえば、一生懸命育てた作物が台風でやられてしまうということもある。

一生懸命が必ず形になるとは限らない。

頑張っても結果が出ない、その時何を視点に物事を見ていったらいいかを改めて考える。

こういう視点が大切です。

人を幸せに導くのがアロマセラピストの仕事。

あなたの施術や言葉で、「あ~、気持ちが軽くなった」と言われることが増えていくでしょう。

これが、アロマセラピストのやりがいです。

精油や植物油といった、自然からの贈り物を取り扱うには、自然の偉大さを身をもって知ることです。

  • ご自分でハーブを育てるのもいいでしょう。
  • 毎日の生活から「合成物」をなるべく排除するのもよいでしょう。
  • また、薬に頼らず、自然の食べ物で体を作っていくことを実践することはとても勉強になります。

アロマセラピストに向かない人は、すぐに薬に頼ってしまう人とも言えます。

3.アロマセラピストになるための勉強法

25年のアロマセラピストとしてのキャリア、また、アロマセラピスト育成の経験からつらつらと書いてきました。

これらを読むと、「あ~、やはり難しいかも、私には無理」と思った方も多いでしょう。

先ほど述べたように、これらを意識して生活することが大事なだけです。

なぜか、アロマセラピストを目指す方は、とてもまじめで完璧主義な人が多い。

「全てを習得してからでないと、アロマセラピストデビューはできない!」と勘違いされないように、この章では、アロマセラピストになるための具体的な勉強法をお伝えします。

アロマテラピーの基礎を学ぶ

まず第一に、アロマテラピーの基礎をしっかり学ぶことが重要です。

アロマスクールでの学習や独学、さらにはオンラインスクールで学ぶ方法も増えています。

どの方法を選ぶにせよ、学びを始めることが肝心です。

ただし、明確な目標を持って学ぶことが重要です。

「アロマセラピストになる!」という宣言をすることで、学びの質が変わります。

趣味として学ぶのと、職業として学ぶのとでは、同じ内容でも理解力や発見力、そして講師の情熱にも違いが出てきます。

アロマセラピストとして人を癒すことを目指すならば、疑問が出てきたときにすぐに講師に質問できる環境で学ぶことをおすすめします。

プロフェッショナルになるためには、ただ受け身で授業を聞くだけでは不十分です。

積極的に理解しようとする姿勢が求められます。

アロマテラピーの学びは、自然を学ぶことにも通じます。この分野は非常に奥深く、いくら学んでも尽きることのない学問です。

≫オンライン講座も開講中

実践しながら学ぶ

アロマテラピーを自分のものにするには、実践しながら学ぶことです。

いろいろなクラフトが作れるのがアロマテラピーの魅力。

一つの精油を習ったら、徹底的に使ってみる。

自分の体を実験台として、使ってはそのビフォーアフターを記す。

その繰り返しが、一番大事です。

なぜなら、私たちの体は毎日変化しています。

朝と夜でも違います。

湿度が高いときと乾燥しているときでも違います。

様々な外的要因と、生理やストレスなどの内的要因によって毎日違います。

さらに、精油には様々な効能効果があります。

たとえば、ペパーミントの精油を今日使ったら、●●だった。でも、先週使ったときはこういう感じだったね。

そういえば、今日は蒸し暑い。先週はカラッと晴れていた。

今日は生理も始まったし。

このように、記載していくのです。

また、精油は1種類だけ使うことは稀なので、数種類のブレンドの敵数バランスによっても効果が違います。

それをつぶさに観察しましょう。

≫アロマスクールカリキュラム

毎日、精神・体・皮膚を観察

ビフォーアフターを書くには、自分の体を観察することが欠かせません。

  1. 心の声を聴く
  2. 体の声を聴く

毎日、心と体の声を日記のように書きましょう。

自分のことがわかると、人のこともわかるようになります。

これがアロマセラピストにとっての大切なレッスンです。

これらのことは、アロマテラピーの基礎を学びながら同時にできる勉強です。

本を読む

本を読むことはとても大切です。

メンタル障害を抱えてくるクライアントは多いですので、心理学やカウンセリングの本、またスピリチュアルの本も役に立つこともあります。

最近私が読んだ本でおすすめは「メンタルマネジメント大全」ジェリースミス著(河出書房新社)

他に、睡眠に関すること、健康に関する本や雑誌は積極的に読みましょう。

その他には、自己啓発本や禅や仏教の本などに、クライアントを励ますピンポイントの言葉を発見することも。

本を読むと人の心がわかりやすくなります。

できれば、音読をおすすめします。

深く理解するには、音読もしくは、何度も何度も読むことです。

反対に、本を読まないと、コミュニケーションが一方通行になります。

積極的に本を読みましょう。

体力をつける

勉強するには体力が必要です。

たいていの人は、働きながら勉強します。

体力がなくて、勉強を諦めてしまう人はかなりの数です。

さらに、アロマセラピストになるとマッサージを施すこすのである程度の体力は必要です。

アロマテラピーマッサージは、他のマッサージに比べてセラピストの体の負担は軽いほうです。

それでも、立ち仕事ですので、体力は必要でしょう。

私の場合は、アロマセラピストの仕事をしながら体力を付けていきました。

会話のロープレと想像力

頭だけでわかったつもりは、アロマセラピストとして花開きません。

会話も練習します。

1人ロープレをノートで行うと、クライアントの気持ちがとても深く理解できます。

たとえば、今日、誰かとおしゃべりしたら、その内容を脚本に起こすように書きます。
書いていると、

「もしかして、別の言葉を使ったら反応が違ったかも」ということが発見できます。

これを繰り返すと、言葉による癒し力が身につきます。

まとめ

アロマセラピストに向いている人と向かない人について、私の経験からお伝えしました。

一般的なこととずいぶん違うと驚かれた方もいらっしゃるでしょう。

私の学んだ時代からすると、実に多くの人がアロマテラピーを学んでいます。

アロマテラピーの基礎を学ぶのは、誰でもできます。

しかしながら、この記事に書いたその他の資質や学びがないと、アロマセラピストとしてやっていくのは難しいでしょう。

もちろん、今できなくてもよいのです。

ただ、いつも学びの姿勢が肝心です。

感性を学ぶことは、経験をしないと学べません。

  • 感性だけでもダメ
  • 理屈だけでもダメ

その両方がアロマセラピストには必要です。

「アロマセラピストになってたくさん人をいやしてあげたい!」

そう思われるなら、勉強してください。

あなたがアロマセラピストになりたいと思ったということは、学べば必ず身につく資質を持っているということです。

応援します!

頑張って!

 

アロマスクールの体験レッスンに参加してみませんか?

きっと素敵な発見がありますよ。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

起立性調節障害と不登校

最近、お子さんが朝起きられず、学校に行けない日が続いていませんか?

血圧との関係から梅雨時期に起立性調節障害を発症しやすいものです。起立性調節障害(OD)は、多くの子どもたちに影響を及ぼし、不登校の一因となることがあります。

このブログでは、起立性調節障害と不登校の関連性について詳しく説明し、アロマテラピーを用いた心と体のケア方法をご紹介します。

お子さんが元気に学校生活を送れるように、アロマテラピーがどのように役立つかを一緒に学んでいきましょう。

≫アロマスクールについてはこちらをご覧ください。

1.はじめに

不登校や起立性調節障害(OD)は、現代の子どもたちが直面する大きな問題です。

実は、私は現代っ子ではありませんが、中学時代からこの問題に苦しんでいました。当時、親からは「怠けている」と見られてしまい、非常に辛い思いをしました。ストレスや起立性調節障害という言葉がまだ一般的ではなかったため、医者に行っても原因がわからず、単なる怠け者というレッテルを貼られてしまっていたのです。

この経験は、成人してからの性格形成にも大きな影響を与え、長い間苦しむことになりました。

そのため、「起立性調節障害」という言葉を初めて聞いた時には、ほっとしたことを覚えています。中学時代の2~3年間の出来事が、成人後まで影響を及ぼすのです。同じように悩んでいるお子さんやその親御さんには、この障害を知ってもらい、自宅でできるケアを覚えていただきたいと思っています。

現在、私はアロマテラピーサロンで不登校の子どもを持つ親御さんから相談を受け、お子さんへのアロマテラピーを提供しています。このブログでは、私の経験とアロマテラピーの知識を基に、起立性調節障害と不登校の問題に対するアロマテラピーの効果と具体的なケア方法をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

≫ご相談・ご予約はこちら

2. 不登校と起立性調節障害とは?

不登校とは?

不登校は、子どもが継続的に学校に通えなくなる状態を指します。これは単なる怠けや甘えではなく、さまざまな要因が絡み合って起こる複雑な問題です。

主な原因としては、以下のようなものがあります。

  • 学業のプレッシャー:成績や進学に対するプレッシャーが強すぎる場合。
  • 対人関係の問題:いじめや友人関係のトラブル。
  • 家庭環境:家庭内の問題や親子関係のストレス。
  • 精神的・身体的な健康問題:うつ病や不安障害、起立性調節障害などの健康問題。

不登校の原因は一つではなく、複数の要因が重なり合うことが多いため、個々の状況に応じた対応が必要です。

 

起立性調節障害(OD)とは?

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)は、自律神経の働きがうまく調整できないことによって起こる症状です。

主に以下のような症状が見られます。

  • 朝起きられない:朝、体が重く感じてベッドから出ることが難しい。
  • 立ちくらみやめまい:急に立ち上がった時にめまいや立ちくらみを感じる。
  • 疲れやすい:日中に異常な疲労感を感じる。
  • 集中力の低下:学校の授業や課題に集中できない。

これらの症状により、学校に通うことが難しくなることが多いのです。

ODは思春期の子どもに多く見られますが、早期の対処と適切なケアが重要です。

最近の子供たちは、「だるい」という言葉をよく使いますね。デジタル社会において、自律神経の調整ができにくくなっています。いつも倦怠感があるというのは本当なのです。

私自身もずっとだるさを抱えて10代を過ごしていましたので、お子様の「だるっ!」という言葉はよくわかります。

 

不登校と起立性調節障害の関係

不登校の原因の一つとして、起立性調節障害は重要な要素となります。

ODによって朝起きることが難しくなると、学校に遅刻したり欠席したりすることが増えます。これが続くと、学校生活に対する不安やストレスが増し、不登校の状態に陥ることがあります。

特にいじめがあったわけでもなく、お友達と喧嘩したようでもない場合、起立性調節障害を疑うのが正解でしょう。

また、親御さんは、お子さんの体のストレスも理解してあげることが大切です。

事例

ある小学校1年生の子どもが、1学期の途中から学校に行けなくなりました。その子はクラスで一番背が低く、小柄でした。私はすぐにピンときました。ランドセルが重すぎるのではないかと。1年生には重すぎるランドセルを背負っての登下校は、特に小柄な子どもには大変な負担です。体の疲労が起立性調節障害を引き起こすこともあるのです。
実際のアロマテラピーケアの内容は後ほど詳細を書きます。

親や教師の理解とサポート

不登校や起立性調節障害の子どもたちに対する理解とサポートが不可欠です。

親や教師が子どもの状態を正しく理解し、適切な対応をすることで、子どもたちの心身の健康を守り、学校生活への復帰をサポートすることができます。

絶対に、「さぼっている」「怠けている」と言ってはいけません。

次のセクションでは、アロマテラピーがどのように起立性調節障害に効果を発揮し、不登校の子どもたちをサポートするかについて詳しく見ていきます。

3.アロマテラピーの基本

まずは、アロマテラピーとは何か?を見ていきましょう。基本から始めます。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーは、植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用して、心身の健康を促進する自然療法です。この療法は、ストレスの軽減、リラクゼーションの促進、痛みの緩和など、さまざまな健康上の利点があるとされています。

≫参考記事:アロマテラピーの始め方

アロマテラピーの歴史と原理

アロマテラピーの歴史は古代文明にまで遡り、エジプトやギリシャ、ローマなどで医療や宗教儀式に使用されてきました。現代のアロマテラピーは、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって1930年代に広められました。ガットフォセは、火傷の治療にラベンダーオイルを使用した際、その治癒効果を発見しました。

アロマテラピーの原理は、エッセンシャルオイルが持つ化学成分が嗅覚や皮膚を通じて体内に入り、神経系や免疫系に働きかけることで効果を発揮します。

エッセンシャルオイルの香りは、脳の嗅覚系に直接影響を与え、感情や記憶、ストレス反応を調整する働きがあります。

特に、アロマテラピーが嗅覚を通じてセロトニンやアドレナリンといった神経物質の分泌に影響を与える点は、不登校のケアにおいて特筆すべきポイントです。

アロマテラピーの主な効果

アロマテラピーには、以下のような効果が期待されます。

  • リラクゼーションとストレス軽減:ラベンダーやカモミールのエッセンシャルオイルは、リラックス効果が高く、ストレスや不安を和らげます。
  • 睡眠の改善:ラベンダーやベルガモットのオイルは、眠りを深くし、安眠を促進します。
  • 免疫力の向上:ティートリーやユーカリのオイルは、抗菌・抗ウイルス効果があり、免疫力を高めます。
  • 集中力の向上:ローズマリーやペパーミントのオイルは、脳の活性化を促し、集中力や記憶力を向上させます。

これらの効果により、自律神経が安定します。

安全な使用方法

エッセンシャルオイルは非常に濃縮された植物成分であり、安全に使用するためには適切な方法を守る必要があります。

  1. 希釈:エッセンシャルオイルを肌に直接塗布する際は、必ずキャリアオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)で希釈してください。
  2. パッチテスト:初めて使用するオイルは、肌に少量を塗布してアレルギー反応がないか確認します。
  3. 適切な保管:エッセンシャルオイルは、直射日光を避け、涼しく暗い場所に保管しましょう。

使用方法

アロマテラピーの使用方法はさまざまですが、以下が一般的です。

  • ディフューザー:エッセンシャルオイルを拡散させて香りを楽しむ方法です。リビングルームや寝室での使用がおすすめです。
  • マッサージ:希釈したオイルを使って体をマッサージすることで、リラクゼーションや血行促進を図ります。
  • バス:バスタブに数滴のエッセンシャルオイルを入れることで、入浴中にリラックス効果を得られます。
  • 吸入:ボウルにお湯を張り、数滴のオイルを垂らして蒸気を吸入することで、呼吸器系のケアに役立ちます。

アロマテラピーは、きちんとした知識を学ぶ必要があります。
アロマスクールで学びましょう。

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アロマテラピーは、不登校や起立性調節障害に悩む子どもたちにとっても効果的なサポート方法です。

次のセクションでは、具体的なエッセンシャルオイルとその使用方法について詳しく見ていきましょう。

4.アロマテラピーが不登校と起立性調節障害(OD)に与える効果

アロマテラピーの心理的効果

アロマテラピーは、その香りを通じて脳に直接働きかけ、心理的な健康にポジティブな影響を与えることが知られています。特に、以下の点で不登校や起立性調節障害に対して効果を発揮します。

リラクゼーションとストレス軽減

ラベンダーやカモミールなどのエッセンシャルオイルは、リラックス効果があり、ストレスや不安を軽減します。これにより、学校への不安や抵抗感が和らぎ、登校がスムーズになる可能性があります。

気分の安定

柑橘系のオイル(例:オレンジやベルガモット)は、気分を明るくし、ポジティブな気持ちを促進します。不登校の背景には気分の落ち込みや無気力感が関わっていることがあり、これを軽減する助けになります。

 

身体的効果と睡眠の改善

アロマテラピーは、身体的な健康にも多大な効果をもたらします。

睡眠の促進

ラベンダーやベルガモットのオイルは、リラクゼーションを促進し、自然な眠りをサポートします。良質な睡眠は、体の疲労回復や精神的なリフレッシュにつながり、学校生活における集中力や学習能力を向上させる役割を果たします。

免疫力の向上

ティートリーやユーカリのオイルは抗菌作用があり、免疫力を高める助けとなります。これにより、体調管理がしやすくなり、体の不調による登校の妨げを軽減する可能性があります。

自律神経の強化

セロトニンなどのリラックスホルモンとアドレナリンなどのやる気ホルモンの分泌を促す精油を夜と日中に使い分けることで、自律神経が強化されます。また、ローズマリーなどの血圧をあげる精油を使うことで、気圧による低血圧の影響を防ぐことができます。

体力回復

アロママッサージにより、疲労物質を素早く排出させることができるので、倦怠感を解消できます。

5.体験談

小学校1年生のAちゃん

Aちゃんは小柄で頭の良い小学校1年生の女の子でした。1学期の途中から、学校へ行く時間になると頑なに登校を拒むようになり、共働きのご両親は困り果てていました。Aちゃんのお母さんは、私のサロンに通っており、Aちゃんの問題についても相談を受けました。

 背景と状況

Aちゃんは時々お母さんと一緒にサロンに来ていたので、私はAちゃんをよく知っていました。お母さんは忙しい中でもAちゃんの話をよく聴いてあげるタイプの方で、自分に何か至らない点があるのではないかと深く悩んでいました。Aちゃんは体が小さく、とても真面目な性格でした。

アロマテラピーの介入

私はAちゃんの状況を聞いた上で、体に溜まった疲労物質を取り除き、筋肉を柔軟にするための精油を使用してアロママッサージを行いました。Aちゃんは真面目な性格から心身共に緊張が強く、筋肉もこわばっていました。

また、周囲の「気」を他の子どもよりも敏感に感じ取るタイプでした。

マッサージ中、Aちゃんはくすぐったがりで、終始笑っていました。これは体がリラックスし、緊張がほぐれている証拠でした。

Aちゃんがよく使用した精油は、
ペパーミント、オレンジ、ラベンダーです。

成果と成功例

その後、Aちゃんは2学期から無事に学校へ通えるようになりました。現在は3年生になり、体も成長し、ランドセルを背負っても問題なくなり、楽しい学校生活を送っています。

アロマテラピーを通じて、Aちゃんの心身の緊張を解きほぐし、学校生活への不安を軽減することができました。

成功の要因と学び

1.原因を見極める。

不登校の問題となると、すぐに精神的なことだけを原因にしてしまいますが、体の問題も大きいものです。

Aちゃんは、朝になかなか起きられないこともあり、自律神経が弱かったことに加えて、小柄な体なので、ランドセルを背負うのがとてもしんどかったのです。

2.親のサポート

Aちゃんのお母さんがAちゃんの話をよく聴き、問題に真摯に向き合っていたことが、成功の大きな要因となりました。学校でカウンセリングも受けたようですが、クローズアップされるほどの問題点はありませんでした。

3.アロマテラピーの効果

適切な精油を使ったアロママッサージが、Aちゃんの身体の緊張を解きほぐし、心理的なストレスを軽減しました。

この成功例は、不登校や起立性調節障害に悩む他の子どもたちやその家族にとっても、希望と実践的な解決策を提供するものです。アロマテラピーが、子どもの心身の健康にどのように寄与できるかを示す良い例となりました。

小学校5年生のBちゃん

Bちゃんは小学5年生の女の子で、勉強熱心で真面目な性格でした。

彼女は学校の成績も良く、クラスのリーダー的存在でしたが、5年生の中頃から朝起きることが難しくなり、学校に行けない日が増えていきました。Bちゃんの両親はこの状況に心を痛め、解決策を模索していました。

背景と状況

Bちゃんの両親は共に働いており、特に母親は仕事と家庭の両立に追われていました。Bちゃんは体調不良の原因がわからず、自分を責めることが多くなりました。

アロマテラピーの介入

Bちゃんのお母さんは友人の紹介で私のサロンを訪れ、Bちゃんの状況について相談を受けました。Bちゃんは当初、サロンに来ることを躊躇していましたが、母親と一緒に訪れるうちに徐々にリラックスするようになりました。

私はBちゃんに、血行を促進しリラックス効果のある精油を使用したアロママッサージを提案しました。特に、ラベンダーとローズマリーの精油を使用し、体の緊張を解きほぐし、心の安定を図ることを目指しました。

また、Bちゃんには自宅で簡単にできるアロママッサージの仕方を教えました。女の子は、アロマにとても興味があるので、マッサージオイルを一緒に作って見たところ、自分で作れることに驚き、とても喜んでくれました。

成果と成功例

Bちゃんは初めてのアロママッサージを受けた後、体が軽くなったと感じ、次第にサロンに通うことを楽しみにするようになりました。月に2回のアロママッサージと自宅でのセルフマッサージを続けることで、朝の目覚めがスムーズになり、学校に行ける日が増えていきました。

数ヶ月後、Bちゃんは完全に学校に復帰し、以前のようにクラスメイトとの交流も楽しめるようになりました。今は中学受験に張り切っています。

成功の要因と学び

  • 親の理解とサポート: Bちゃんの両親が、彼女の心身の状態を理解し、適切なサポートを提供したことが、成功の大きな要因となりました。
  • アロマテラピーの効果: 適切な精油を使用したアロママッサージと自分で作ったアロママッサージオイルの使用が、Bちゃんの体調と心理状態の改善に寄与しました。
  • 継続的なケア: 定期的なアロママッサージの継続と、自宅でのアロマテラピーの取り入れが、持続的な効果をもたらしました。

この事例も、不登校や起立性調節障害に悩む他の子どもたちやその家族にとって、希望と実践的な解決策を提供するものです。アロマテラピーが、子どもの心身の健康にどのように寄与できるかを示す良い例となりました。

まとめ

不登校にお悩みのお母さんへ

アロマテラピーは、心の問題、体の問題、そして女の子の生理の問題など、さまざまな側面からケアをすることができます。

プロのアロマセラピストは、お子さんの不調の原因を見極め、心と体の声を読み解きます。

学校に行けない場合、心の問題だけに焦点を当てすぎると、本当の原因を見落としてしまうことがあります。

お子さんの話をしっかりと聴き、その情報をもとに、最適なアロマテラピーのレシピを組み立てます。

お母さんとして、どのようにお子さんをサポートすべきか悩むことも多いでしょう。

場合によっては、お子さんとセラピストの関係を築くために、お母さんには別室でお待ちいただくこともあります。お子さんの心と体が健康に向かうために、一緒に最適な方法を見つけていきましょう。

あなたとお子さんが、安心して毎日を過ごせるように、アロマテラピーを通じて全力でサポートいたします。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

当サロンでは、まずはお母さんの心身をほぐすことから始めます。お子様への心配やどうしようもない状況からの脱却の第一歩はここからです。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

夏の癒しセール【アロマとサプリでインナーヘルス&ビューティー】

こんにちは。アロマ・リフレサロンラシエスタです。

いよいよ猛暑に備えなければならない時期となりましたね。準備は良いですか?

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アロマアイテムとサプリの特徴

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暑い季節にぴったりの涼やかな香りで、リフレッシュ。

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ダイエットサポートサプリメント

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アロマリフレサロンラシエスタへのアクセス

住所:千葉県柏市旭町2-1-11-A

電話:04-7142-8369

営業時間:10:00~22:00

地図やアクセス方法については、こちらのリンクからご確認いただけます。

 

みなさまのご来店をお待ちしております

リラックスした時間をお過ごしいただけるよう、心を込めてお手伝いします。

30代女性必見!仕事とプライベートを充実【アロマテラピーの魔法】

こんにちは。アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今回は、先日私が担当した31歳の独身女性Sさんの相談事例をご紹介します。

仕事に追われ、プライベートも充実させたいお客様が、アロマテラピーによってどのように悩みを解消し、理想の生活へと導かれたのか、その過程と効果を詳しくお伝えします。

もし、あなたが「仕事を成功させたい」という強い意志を持ちながらも、心と体が追いつかない…なら、アロマテラピーが救世主となるかもしれません。

≫アロマテラピーを学んでみませんか?

相談記録概要

クラアント(Sさん)の主訴

  • 仕事のストレスで、夜になると疲れが溜まり過ぎなのか、ぐっすり眠れない
  • 排便がスッキリしない
  • 休みになると何もやる気が起きない
  • イライラすることが多く、周囲に当たってしまう
  • 将来への不安を感じ、ネガティブな思考に陥ってしまう
  • 声が出にくい
  • 生理前は、腰痛と関節痛に悩まされる

当サロンへのお越しは3回目になります。

カウンセリング

Sさんは、プライベートが疎かになっていることにさほど危機感を感じていませんでした。しかし、カウンセリングを進める中で、仕事から解放される時間があっても、心身ともにリラックスできていないことが明らかになりました。

営業職でのプレッシャーなどもあり、Sさんは常に緊張状態にあったようです。その結果、心も体もカチコチに固まってしまい、柔軟な思考が妨げられていました。

Sさんの1日は、仕事が終わって家に直帰し、寝る直前まで仕事のことを考えてしまうことが常でした。休みの日も、身体は横たえていても常に仕事のことなどでネガティブな思考が浮かび、ゆっくりとくつろぐ時間がありませんでした。

カウンセリング中、Sさんは常に肩に力が入っており、声が出しにくいこともあって、質問に対しては簡潔な答えしかしようとせず、自分の気持ちを言葉にすることに苦手意識があるようでした。

まるで鋼のような心と体を持っていて、本来の柔軟性を失っているように思われました。

≫アロマテラピートリートメントの流れ

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

Sさんと一緒にアロマ精油を選びました。

選んだ精油は、以下の精油です。

  1. イランイラン:神経系をリラックスさせ、喜びの感情をもたらします。
  2. ベチパー:ストレスと緊張に最適で、地に足を付けたいときに役立ちます。また赤血球を強めてくれるので、仕事で疲れ切った体を蘇らせてくれます。
  3. ペパーミント:心身の疲労回復に即効性があります。便秘や痛みにも効果を発揮します。
  4. ゼラニウム:心身のバランスをとるのに最適の精油です。抗ストレスホルモンの分泌を促してくれるので、オーバーワーク時に最適です。

 

やはり、神経の過度の緊張が大きいようです。

≫ショップはこちら

トリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」です。

このタイプの場合、神経のリラックス作用が高いお顔のトリートメントが入る「スペシャルコース150分」が望ましいのですが、時間の関係でフェイシャルなしのコースになりました。

お顔ができない分、トリートメントの強弱やスピード、また英国式リフレクソロジーの技法を用いてリラクゼーションを中心にトリートメントしました。

トリートメントのポイント

  1. カチコチに凝り固まった思考が抜けない場合足首が冷えていることが多いので、ふくらはぎから足首に時間をかけ、ホールディングを長くとりました。
  2. ヘッドのマッサージの際は、前頭葉に時間をかけます。
    前頭葉は、意思決定や問題解決、感情抑制などの機能を司っていて、過度なストレスや緊張状態が続くと、機能低下を生きお越し、さらに緊張を高めたり不安定な心の原因になるからです。
  3. デコルテを開くようにして呼吸を呼び込むように努めました。

≫トリートメント

クライアントの反応と結果

トリートメントルームから出てきて開口一番、「声が出やすい!」と喜ばれました。

お顔の緊張が緩んだように、自然な笑顔がこぼれました。

また、プライベートの時間を楽しむことをアドバイスすると、素直に聞いてくれました。

恋愛を楽しむこともおすすめしたところ、前向きに取り組めそうだとおっしゃっていました。

アドバイス

Sさんへは、以下のようなアドバイスをしました。

1.定期的に休養時間を確保してみませんか?

仕事の合間に休むのではなく、また仕事が終わってから休むのではなく、先に休養時間の予定を組みましょう。そうすると自律神経のバランスがとりやすくなり、寝つきもよくなります。

また、集中力や記憶力も向上し、仕事の効率もアップすることが期待できます。

休養時間は、決してサボっている時間ではありません。 むしろ、心身のリフレッシュを図り、より充実した生活を送るための大切な時間です。 自分に合った方法で、ぜひ定期的に休養時間を確保してみてください。

2.イランイランを垂らしたアロマバスを行ってみませんか?

湯船には必ず浸かるというSさんにアロマバスをおすすめしました。

イランイランの甘い香りに包まれて、心身ともにリラックスしましょう。バスタブに数滴垂らすだけで、まるで南国の楽園にいるような気分を味わえます。深呼吸をしながら、ゆっくりとお湯に浸かれば、日々の疲れがじんわりと癒されていきます。

イランイランは即効的に神経の緊張を解放すパワーがあります。お風呂でゆったりするときに使うと、すぐに眠気が襲ってきます。呼吸も深まり、安心した気持ちが味わえます。

3.自分の感情を書き出してみましょう

ノートを用意して、自分の感情を自由に書き出してみましょう。 汚い言葉を使っても構いません。ネガティブな感情もポジティブな感情も、すべてありのまま書き出してみましょう。

書き出すことで、頭の中が整理され、気持ちが楽になることがあります。 また、自分の感情を客観的に分析することで、自分自身をより深く理解することができます。

書き出す方法は自由です。 日記形式で書いてもいいですし、箇条書きにしても構いません。 思い浮かぶままに、自由に書いてみましょう。

例えば、「今日は仕事でミスをして、上司に怒られた。悔しくて、悲しい。」「久しぶりに家族と会って、楽しかった。」など、どんな些細なことでも構いません。

「書き出すのが辛い場合は、無理しなくて大丈夫です。 いつでも話を聞いてくれる人がいますので、一人で抱え込まずにご相談ください。 あなたの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を考えていきます。

考察と学び

30代は、仕事も一通り覚え、キャリアアップだけでなく、人生全体の充実について考える重要な時期です。

しかし、キャリアを積むことだけしか考えないと、人生の幅が狭まってしまうことがあります。 趣味やボランティアなど、仕事以外で楽しめるものを見つけることも大切です。

実際に声が出にくくなったのは、単に苦しいというだけでなく、心身のバランスが崩れたことも原因と考えられます。 仕事によるストレスが溜まり、心身ともに疲弊していたのかもしれません。

先のことが見えない年代ですので、不安が大きいでしょう。 しかし、「自分を労わる時間」を確保することで、心身をリラックスさせ、不安を解消することができます。

社会で頑張ると、左脳優先になり右脳的な判断が出来なくなることがあります。 言い換えれば頭でっかちな思考で、心と体のバランスが崩れた例です。

仕事以外にも目を向けた人生を楽しまれることが大事です。

アロマテラピーで心と体を癒す

アロマテラピーは、脳のα波を増加させ、副交感神経を優位にする効果があります。 その結果、心身がリラックスし、ストレスが軽減されます。 また、思考が柔軟になり、創造性が高まるという効果も期待できます。

アロマテラピーは、植物から抽出したエッセンシャルオイルの香りを使って、心身をリラックスさせる療法です。ラベンダーの優しい香りに包まれたり、ローズマリーの爽やかな香りを嗅いだりすることで、心身ともにリラックスしたりリフレッシュできます。

心のバランスが崩れたときや体の痛みがあるときなど、心身の不調に有効に使えます。自然の力で心身を癒す素晴らしい療法です。仕事や家事で忙しい方、睡眠不足に悩んでいる方、リラックスしたい方など、幅広い方におすすめです。

また、日常的にも取り入れやすいので、アロマセラピストの指導の元でアロマテラピーをご家庭でもお使いいただくとより良いでしょう。 アロマセラピストは、エッセンシャルオイルの選び方や使い方などを丁寧に教えてくれます。

この相談記録が皆様のお役に立てれば幸いです。

アロマテラピーを学ぶ

アロマテラピーに興味をお持ちですか?

ご家庭でアロマを活用したいと思っていらっしゃいませんか?

当スクールでは、「アロマテラピーを学びたい」「家庭内療法として取り入れたい」「安全にアロマを使いたい」「できればプロのアロマセラピストになりたい」そのような方々のために、基礎からプロの技術まで丁寧に学べるアロマテラピーカリキュラムをご用意しております。

以下のような内容を学ぶことができます。

  • エッセンシャルオイルの基礎知識
  • 自律神経
  • 心と皮膚
  • アロママッサージ
  • プロのアロマセラピスト養成

など。

カリキュラムは、初心者の方からプロを目指す方まで、レベルに合わせたコースをご用意しております。 経験豊富な講師陣による丁寧な指導で、着実にアロマテラピーの知識と技術を身につけることができます。

アロマテラピーの世界に一歩踏み出したい方は、ぜひ当スクールのアロマテラピーカリキュラムを学んでください。 あなたのアロマテラピーライフを、充実したものにいたします。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

人の世話焼きから自分おケアへ、何もしない日を作ろう

こんにちは、アロマ・リフレスクールラシエスタの白鳥です。

今日はアロマテラピーの素晴らしい世界に触れる機会をみなさまと共有したいと思います。

アロマテラピーは植物の精油を使って心身のバランスを整える自然療法です。

先日、私が行ったアロマテラピー相談の記録をもとに、その効果やプロセスを皆さんとシェアします。

≫アロマセラピストを目指そう!

相談記録の概要

クライアントの主訴

50代女性で専門職としてフルタイムで働くTさん。仕事では常に攻めの姿勢でバリバリと活躍する彼女でしたが、ここ数日、心が落ち着かず、ざわついたような感覚がありました。

もともと活発でアグレッシブな性格から、「忙しいから仕方ない」と自分に言い聞かせ、症状を放置しようとしていました。しかし、このままでは心身への負担が大きくなることを懸念し、いつもより早い来店となりました。

当サロンには、毎月通っています。

カウンセリング

カウンセリングをしていく中で以下のことがクローズアップされました。

  • 人から相談されることが多い
  • 世話焼きなほうだと思う
  • このところ、首や肩のコリが酷い
  • 実はご両親のことで気がかりなことがあった

人からの相談や世話を焼くことで、自分時間がゆっくり取れないことが慢性的なうえに、ご両親への気がかり要因があり、心が休まっていなかったことが酷い肩こりの原因のようでした。

アロマテラピーレシピとトリートメント

アロマレシピ

Tさんと一緒にアロマ精油を選んでいきました。

選んだ精油は、以下の精油です。

  1. ゼラニウム:心身のバランスをとるのに最適で、不安と抑うつを鎮めます。
  2. ティートリー:免疫系の力を助けることと、ショックを受けた心をリフレッシュしてくれます。
  3. マジョラム:筋肉や関節のこわばりを改善し、気持ちを楽にしてくれます。
  4. サイプレス:鎮静作用があり、イライラしがち、おしゃべりが多い人を落ち着けてくれます。

≫ショップ

実は、彼女がティートリーやサイプレスを好むのは珍しいことだったので、さらにカウンセリングを深めていくと、ご両親への心配ごとが割と大きく心に影響を与えていたことがわかりました。

これらのオイルをブレンドしてトリートメントをしました。

トリートメント

トリートメントメニューは、「自律神経バランス120分」

全身ボディーとヘッドが組み合わさったTさんの定番メニューです。

トリートメントのポイント

  1. ざわつく心を開放し呼吸を深めるために、胸部のホールディングを多くしました。
  2. 腰の冷えと頭部の熱が気になったので、足裏反射区で腰の反射区と頭部反射区を丁寧に行いました。
  3. スピードはゆったり、上から下へ流す陽タイプマッサージを行いました。

≫トリートメント

クライアントの反応と結果

トリートメントが終わって一息ついたTさんは、「呼吸が深くなって気持ちがいい」とおっしゃっていました。呼吸が浅かったことに気づかれ、また、ご両親への心配が思いのほか心の負担になっていたことを実感したとのことです。

施術前に比べ、お話のスピードもゆったりとしています。

ご自宅でアロマバスを行い、この感覚を維持していきたいと話していました。

アドバイス

Tさんへは、以下のようなアドバイスをしました。

1.深呼吸習慣で心を落ち着かせる

毎日、決まった時間に深呼吸を行う習慣を身につけることで、心が落ち着きやすくなります。入浴時など、リラックスできるタイミングで行うのがおすすめです。

2. ラベンダーの香りで安眠を促す

ラベンダーの香りは、心を落ち着かせ、安眠を促す効果があります。寝る前に枕元にラベンダーの香りのアロマオイルを垂らしましょう。熟睡できると心が穏やかになります。

3.体の疲労回復も大切

心が落ち着かない原因の一つとして、体の疲労が挙げられます。無理せず、周囲に助けを求めたり、良質なサプリメントを摂ったりして、体の疲労回復を心がけましょう。

4.一人時間を持つ

仕事や家事などで忙しい毎日でも、一人時間を持つことが大切です。好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、アロマテラピーを楽しんだり、リラックスできる時間を確保しましょう。

考察と学び

心優しい世話好きタイプ女性が抱える心の悩み

Tさんのように、仕事や家事、介護などに忙しく、心が落ち着かないと感じている女性は少なくありません。現代社会は、常に時間に追われ、周囲から求められるものも多く、心身のリラックスが難しい環境と言えるでしょう。

さらに、Tさんのように「忙しいから仕方ない」と悩みを放置してしまうケースも目立ちます。しかし、心の不調は放置すれば悪化する可能性があります。

周囲の求めに応え続けることで、自分の心身のケアを後回しにしてしまうケースも目立ちます。特に、人から相談をよく受ける人は、自分の時間を大切にし、心のケアに意識的に取り組むことが重要です。

50代という節目を迎えたTさんは、育児が一段落した一方で、介護問題や職場での後輩指導など、新たな責任を担う場面が増えてきます。こうした状況は、心の負担をさらに大きくする可能性があります。

 

アロマテラピーで心と体を癒す

アロマテラピーは、植物から抽出したエッセンシャルオイルの香りを使って心身をリラックスさせる療法です。

人それぞれ必要な香りが違います。好きな香りを選ぶことを第一に考えてください。それはあなたの心と体からのメッセージです。そのメッセージを読み解くのはアロマセラピストの仕事です。

アロマテラピーは自宅で簡単に楽しむこともできます。アロマセラピストと一緒に選んだ香りは、ご自宅でも積極的に使うと症状軽減が早くなり、心も体も元気になります。

アロマテラピーは、自然の力で心身を癒す素晴らしい方法です。今回の相談記録が皆さんの参考になれば幸いです。次回は、また別のケースをご紹介します。お楽しみに!

アロマテラピーを学ぶ

さらに詳しい知識と技術を学びたい方は、ぜひ当アロマスクールへご入会ください。

アロマテラピーの基礎からプロの技術までしっかりと学んでいただけます。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

40代からのダイエット、アロマじゃ痩せない?

40代を迎え、多くの女性が感じる「痩せにくさ」の悩み。

子育てや仕事に追われる日々の中で、体重管理がとても難しく感じませんか?

特に、女性ホルモンのバランスが変動するこの年代では、ダイエットが思うように進まないことも少なくありません。

しかし、自然の力を利用した「アロマ ダイエット」が、その悩みを解決する鍵となるかもしれません。

このブログでは、45歳のフルタイムで専門職をしている女性Aさんの実例を通して、アロマテラピーがどのように女性ホルモンを整え、ダイエットをサポートするのかを詳しくご紹介します。

アロマダイエット事例紹介:45歳女性Aさん

Aさんは45歳、フルタイムで専門職を務めるキャリアウーマンです。

彼女は毎日、子育てと家事、そして仕事に追われ、常にぐったりしています。

忙しい日々の中でダイエットを試みても、なかなか続けられず、PMS(生理前症候群)も酷く、生理前には特に動くのが辛くなる状況でした。

ダイエットはいつも先延ばし。

とにかく「疲れと肩こりと眼精疲労をどうにかして!」

とサロンに駆け込んできます。

ですが、疲れやすさも肩こりが酷いのも、ダイエットできればずいぶん楽になります。

なぜなら、セルライトがびっしり詰まっている体では、リンパの流れが悪く疲労物質の排泄もスムーズにはいかないからです。

さらに、体のしんどさがストレスに拍車をかけているので、夕食後に一段落すると、考えもなしにお菓子の袋に手を伸ばす毎日。

これでは、さらに体の中がどんよりして、見た目の美しさを損なうばかりでなく、健康にも悪影響です。

もちろん、食後のお菓子は、ひとときの快楽を与えてくれます。

しかし、それはさらに脂肪の貯蓄を促し、血管を詰まらせ、血糖値をあげます。そうすると肝臓や腎臓が不要物質の分解のためにフル稼働。さらに疲れた体を引きずる羽目に。

さらにお菓子に含まれる砂糖や油分が体の細胞粘膜を固くしてしまい、子宮や卵巣にも悪影響。PMSも酷くなるばかりです。

彼女のように疲れ切った毎日では、ダイエットは夢のまた夢です。

次の章では、女性ホルモンとダイエットの関係を見ていきます。

≫アロマダイエットトリートメントはこちらから

女性ホルモンとダイエットの関係

女性のダイエット成功には、女性ホルモンの働きを知ることが大切です。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、それぞれ体脂肪の蓄積や基礎代謝に影響を与えます。また、これらのホルモンのバランスが崩れるとPMSの悪化、疲労感などの問題につながります。

特に40代に入るとホルモンの変動が激しくなり、体重管理が難しくなることが多いです。

エストロゲン

エストロゲンは、脂肪燃焼を促進するホルモンです。しかし、30代後半から分泌量が減少し始め、40代に入ると更年期を迎えて分泌量がさらに減少します。また、骨の健康を保ち、お肌の潤い保つ効果があります。お肌がガサガサになりやすいのは、疲労のせいばかりではありません。

エストロゲンの分泌が低下すると、脂肪が腹部に集中しやすくなり、体重が増加しやすくなります。

プロゲステロン

プロゲステロンは、体脂肪の蓄積を促進するホルモンです。生理前になると分泌量が増加します。プロゲステロンの変動が大きいと、気分の変動や疲労感、むくみなどが生じやすくなります。

40代はホルモンバランスが乱れでダイエットが難しい

更年期に近づくにつれて、エストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが崩れやすくなります。

この結果、

  • PMS(生理前症候群)の症状が悪化し、
  • 疲労感が増し、
  • 体重管理が一層難しくなります。

ホルモンバランスの乱れは、睡眠の質の低下やストレスの増加を引き起こし、さらに体重増加のリスクを高めることになります。

このように、40代の女性にとって、ダイエットを成功させるためには、女性ホルモンのバランスを整えることが不可欠です。

そこで、自然療法であるアロマテラピーが役立ちます。アロマテラピーは、ホルモンバランスを整え、心身のリラックスを促す効果があり、健康的なダイエットをサポートしてくれます。

 

≫アロマテラピーを学びたい方はこちら

アロマダイエットの導入

ダイエットもストレス解消も叶うアロマテラピー

私はAさんに、アロマテラピーがストレス解消とダイエットの両方に効果があることを説明しました。

Aさんは、「日々のストレスや体のしんどさを解消しながらダイエットできるなんて、こんなに嬉しいことはない」と感激し、早速アロマダイエットを試してみることに決めました。

アロマテラピーを導入することで、Aさんは心身のバランスを整え、リラックスしながら効果的にダイエットを進めることができるようになりました。

アロマテラピーとは

アロマテラピーは、植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用して、心身のバランスを整える自然療法です。

エッセンシャルオイルにはそれぞれ異なる特性と効果があり、適切に選ぶことで健康に様々な良い影響をもたらすことができます。

Aさんが選んだエッセンシャルオイルは以下の通りです。

Aさんが選んだエッセンシャルオイル

ラベンダー

ラベンダーは、アロマテラピーで最も広く使用されているエッセンシャルオイルの一つです。

その特性として、強力なリラックス効果があり、ストレスを軽減するのに非常に有効です。ラベンダーの香りを嗅ぐことで、心が安らぎ、緊張がほぐれ、リラックスした状態を作り出すことができます。これにより、日々のストレスや不安を軽減し、より良い睡眠を促進します。睡眠の質が向上することで、体の回復力と代謝が高まり、ダイエットにも良い影響を与えます。

クラリセージ

クラリセージは、特に女性のホルモンバランスを整えるのに効果的なエッセンシャルオイルです。

クラリセージの香りは、エストロゲンと同じ働きをし、ホルモンバランスを調整するのに役立ちます。これにより、PMSの症状を緩和し、生理前のイライラや不安感を和らげることができます。

また、クラリセージは気分を高める効果もあり、日常生活の中での精神的な負担を軽減します。ホルモンバランスが整うことで、体重管理もスムーズに行えるようになります。

さらに、腎臓の良い強壮剤となりますので、体の中に溜まった不要物質を排泄するのに役立ちます。夕食後のおやつをだらだら食べていたAさんには腎臓での浄化作用はとりわけ必要です。

レモングラス

レモングラスは、代謝を促進する効果があり、ダイエットをサポートするエッセンシャルオイルです。セルライト除去に最強の効果を発揮してくれる精油です。

その爽やかな香りは、心身をリフレッシュさせ、活力を与えます。レモングラスは、消化を助け、体内の老廃物を排出するのを促進するため、デトックス効果も期待できます。

また、レモングラスの香りは食欲を適度に抑える効果があり、過食を防ぐのにも役立ちます。これにより、健康的な体重管理が可能になります。

セルライトが詰まっていたAさんには、セルライトを流す精油が必要でした。

アロマダイエット実践方法

まずはサロンでアロマトリートメント

ダイエットを始める場合、最初に行うことは人の手を借りること。

Aさんのように、疲労困憊な状態では自分で始めるのはハードルが高すぎます。

まずは、サロンでプロの手によるトリートメントを受けます。

Aさんは、全体的なむくみとセルライトが気になっていたため、リンパマッサージを取り入れました。さらに、仕事による眼精疲労とストレスが大きかったため、ヘッドマッサージも併用しました。

1回のトリートメントで心身がだいぶ軽くなり、着替えの際にスカートがするりとはけるほどの効果を実感したAさんは、自宅でもアロマダイエットを続けることに決めました。

ご自宅アロマダイエットケア

1.ホルモンバランスのために

アロマバスイメージ

クラリセージをアロマバスに取り入れました。湯船に数滴たらしてゆったりとお風呂に入ります。

仕事でささくれだった神経とほてりがスーッと引いていく感じがとても気持ちいいとのこと。

腸内ガスがたまりやすかったのがなくなってきたというのも嬉しい効果だったようです。

2.セルライト除去のためのセルフマッサージ

セルフアロママッサージイメージ

サロンでのトリートメント時に使ったブレンドオイルで、寝る前にセルフマッサージを始めました。

今までは、ぐったりと疲れて何もやる気が起きず、ついだらだらとおやつを食べ続けてしまっていたその時間は、至福のマッサージタイムになりました。アロマバスを取り入れたことで、自然とおやつに対する欲求がなくなってきたという嬉しい変化も体験しました。

時間がない時は、全身ではなく、特に気になる部分だけを重点的にマッサージしました。

お腹周りと脚は特に気になる部分だったので、丁寧に行いました。

マッサージ手法は、精油の効果を最大限に引き出すために、特別なテクニックは使用せず、基本的な揉みほぐしを中心に行いました。

3.質の良い睡眠のために

良質の睡眠をとるために、枕元にラベンダーの精油をたらして寝ました。シリコンカップに濡れティッシュを置いてその上にたらすという方法を教わりました。これはセットに時間がかからず振動音もせずに香りが広がるので、大のお気に入りになりました。

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アロマテラピーによる変化と成果

アロマダイエットの変化と成果

Aさんはアロマテラピーを取り入れてから、以下のような変化と成果を実感しました。

1.PMSの症状が大幅に軽減

クラリセージのアロマバスを行うことで、PMSの症状が大幅に軽減されました。生理前のイライラや腹痛が和らぎ、心地よい日常生活を送ることができるようになりました。

2.ストレスの軽減とリラックス効果

アロマバスとラベンダーの芳香浴により、心身がリラックスし、深い眠りにつくことができるようになりました。

質の高い睡睡眠で、日中のストレスを感じなくなり、疲労感が軽減しました。

3.代謝の向上と体重管理

アロマバス、マッサージ、睡眠時芳香浴を一連の流れとして行うことで、食欲が適度に抑えられ、過食を防ぐことができました。

また、基礎代謝が上がったからか、身体のゆとりができ、軽い運動も始めるようになりました。

加えて、夜更かしなどもしなくなり生活リズムが整いました。

結果として、健康的な体重管理が可能になり、体重が徐々に減少しました。

4.総合的な心身バランス改善

アロマテラピーを継続することで、心身のバランスが整い、全体的な健康状態が向上しました。ストレスの軽減とリラックス効果により、Aさんは日々の生活をよりポジティブに過ごすことができるようになりました。

また、自分で心身のコントロールができるようになり、自信が持てるようになりました。

Aさんの体験から学べること

40代の多くの女性が、仕事での責務と家事育児のしんどさで体の限界を超えた生活をしています。健康的に痩せたいと思っても、ストレスからついつい暴飲暴食をしては反省をすることの繰り返し。

この年代のダイエットは、単に体重を落とすことだけを目的としてはいけません。

体重増加は、ホルモンバランスや睡眠などが影響していますので、すべてを考慮に入れたプログラムが望ましいのです。

そうするとたくさんのことをしなければいけないのでは?

とうんざりする人もいらっしゃるでしょう。

しかし、アロマテラピーだけで、すべてを網羅することができるのです。プロのアロマセラピストは、丁寧なカウンセリングからクライアントに一番必要な香りを選びあげます。

≫アロマセラピストの仕事大公開!

以下にアロマダイエットの重要ポイントを挙げます。

1.自然療法の有効性

アロマテラピーは、自然の力を利用して心身のバランスを整える効果的な方法です。忙しい現代社会において、薬に頼らずに健康を維持する手段として非常に有効です。

2.ストレス管理の重要性

ストレスは、体重管理や全体的な健康に大きな影響を与えます。ストレスを適切に管理することで、健康的な生活を送ることが可能になります。アロマテラピーは、リラックスとストレス軽減に大いに役立ちます。

3.ホルモンバランスの調整

女性ホルモンのバランスを整えることは、特に40代の女性にとって非常に重要です。クラリセージのようなエッセンシャルオイルを使うことで、PMSの症状を和らげ、ホルモンバランスを保つことができます。

4.個人個人のニーズに合ったアロマ選び

それぞれのエッセンシャルオイルには異なる効果があり、自分のニーズに合ったオイルを選ぶことが重要です。Aさんがラベンダー、クラリセージ、レモングラスを選んだように、自分の体調や目標に合わせたオイルを選ぶことが成功の鍵です。

まとめ:40代のアロマテラピーダイエットについて

今回のブログでは、45歳のフルタイムで専門職をしている女性Aさんの実例を通じて、アロマテラピーがどのようにしてストレス解消とダイエットの両方に効果を発揮するかをご紹介しました。Aさんは、日々のストレスやPMSの辛さに悩んでいましたが、アロマテラピーを導入することで心身のバランスを整え、健康的な体重管理に成功しました。

Aさんが選んだアロマオイル

ラベンダー

リラックス効果によるストレス軽減と睡眠の質向上

クラリセージ

ホルモンバランス調整とPMS症状の緩和

レモングラス

代謝促進と食欲抑制効果

今後のアドバイス

ストレス管理の継続

ストレスは、睡眠を阻害し、食欲(特に甘いものや炭水化物)の摂取を止まらなくします。ストレスを感じていないと思っても、定期的にリラックスする時間を毎月のスケジュールに組み込みましょう。

ホルモンバランスを意識する

特に40代以降の女性にとって、ホルモンバランスを整えることは非常に重要です。クラリセージなどのエッセンシャルオイルが役に立ちます。

また、食事や運動、睡眠の質にも気を配りましょう。

運動の重要性を意識する

初めは人の手を借りるアロマダイエットでも、体の余裕が出てきたら、少しずつ筋肉をつける運動をしていきましょう。

たとえば、最初は20秒の筋トレでも構いません。それを1ヶ月続けることで、確実に体が変わってきます。

体の変化が目に見えてわかるようになると、自分に自信がついてきますよ。

 

このブログでは、アロマテラピーがストレス解消とダイエットにどれほど効果的かをご紹介しました。

Aさんの成功例からも分かるように、アロマの力で健康的な生活を手に入れることができます。

さらに詳しい知識と技術を学びたい方は、ぜひ当アロマスクールへご入会ください。

アロマテラピーの基礎からプロの技術までしっかりと学んでいただけます。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

≫コース詳細を見る

アロマじゃ痩せない!?そんなことはありません。

夏の訪れと共に、私たちの心と体の健康にフォーカスを当てる時がやってまいりました。

夏季集中アロマダイエットの期間です。

何かと忙しい日々を送る中、40歳を過ぎるとともに気になるのは、体型や健康だけではありません。睡眠の質、バランスの取れた食事、日々のストレス、運動不足、そしてホルモンバランスの乱れ…。これらすべてが、私たちの健康や美しさに深く関わっています。

そこで、今回の夏季集中アロマダイエット。

このプログラムは、単なるダイエットだけでなく、私たちの体と心のバランスを整える総合的なアプローチです。アロマテラピーが、肌の奥から響くような効果を発揮し、エステでは手に入らない、ホルモンバランスや睡眠、食欲にまでアプローチします。

この夏、私たちは自分自身を大切にし、健康で美しい自分を手に入れることができます。

期間は5月11日から7月21日まで。

この期間中、ラシエスタは、健康的なライフスタイルをサポートしていきます。

そして、このアロマダイエットのプログラムは、単なる夏のダイエットだけではありません。これは、私たちの人生における新たな一歩を踏み出すためのきっかけかもしれません。自分自身と向き合い、健康で充実した生活を送るための第一歩として、この夏のプログラムとして活用してください。

忙しい日常、自分自身を殺して日々の生活を送られていませんか?

その結果、

  • ストレスによる食べすぎ
  • アルコール摂取
  • 睡眠不足
  • PMSに更年期
  • いつも重だるい心と体

体の芯から清々しいと感じたのはいつのころだったでしょう。

アロマテラピーでなぜ痩せる?

アロマテラピーは、多方面からあなたのダイエットをサポートします。

1.ストレス軽減とホルモンバランスの調整

オーバーワークになりがちな40歳以降の女性は、ストレスや体力不足によりホルモンバランスの乱れが早まります。

アロマテラピーで使う精油には、ホルモンバランスを整えストレスを取り除く効果のある効能がある精油があります。

たとえば、「クラリセージ」

クラリセージは、神経の緊張を穏やかにするのに非常に効果的であるばかりでなく、ホルモンバランスを調整し、少量月経を正常化したり、PMSを和らげる効果があります。また、幸福感を与えて気分を明るく高めてくれるので、オーバーワーク気味の40代女性によく使う精油です。

また、ストレス過多になると食欲が止まらないことは経験があるかと思います。そのようなときにアロマの香りは食欲のコントロールをしやすくさせます。

2.新陳代謝の促進

特定のアロマオイルは新陳代謝を促進する働きがあります。

たとえば、グレープフルーツやレモンの香りは新陳代謝を刺激し、脂肪燃焼を助けます。また、ゼラニウムやサイプレスは、肝機能を強化し、疲労を解消し、代謝を活性化させることが知られています。

3.食欲抑制

たとえば、ペパーミントやジンジャーの香りは食欲を撃退させ、鑑賞区や過剰な食欲を防ぐ助けになります。

また、ジュニパーの香りは、消化器系全体に有益で、食欲を正常化し、肥満の解消に役に立ちます。

4.エネルギーの向上

アロマテラピーはエネルギーを高める働きもあります。

ノルアドレナリンやドーパミンの分泌を促す精油を用いると、エネルギーが高まり、運動をより楽しんだり、より効果的に行うことができます。

また、運動が楽しくなると、定期的な運動習慣を続けることが容易になり、体重管理にも役立ちます。

個々の原因にアプローチするアロマブレンドだから

当店のアロマテラピーは、カウンセリングとクライアント様の感覚を元に、専門家が精油をブレンドし、アロママッサージを提供しています。このアプローチにより、原因にダイレクトにアプローチすることが可能です。

例えば、ストレス過多で食べ過ぎてしまう方には、食欲を抑制しリラックスをもたらす精油をブレンドします。これにより、身体だけでなく心も癒され、バランスの取れた状態へと導かれます。

アロマテラピーダイエットは、見た目だけでなく、心のリラクゼーションやリフレッシュも同時に得られるのが特長です。

 

ファスティング、運動プログラムも組立

運動・栄養・アロマの3方向からプログラムを立てます。

無理のないプログラムです。一緒に頑張りましょう。

結果はこんな感じ

  1. 疲れにくく、日中のパフォーマンスが良い。
  2. 運動が楽に行えるようになった。
  3. ぐっすり眠れるようになった。
  4. 食欲コントロールが可能になった。
  5. お腹が引き締まった。
  6. 太ももスッキリした。
  7. くびれができた。
  8. 肌の血色がよくなった。
  9. 姿勢が改善した。
  10. 毎日スッキリ排便。
  11. 美肌
  12. 集中力が付いた。
  13. 気持ちが前向き。
  14. エネルギーが湧き出る感じ。

夏季集中4つのアロマダイエットメニュー

3.5マイナスコース 90分リンパマッサージ+ダイエットプログラム マイナス3.5kgを目指します。
代謝アップお腹スッキリコース 90分お腹リンパマッサージ+ダイエットプログラム 平らなお腹を目指します。
1weekくびれラインコース 90分お腹リンパマッサージ+ダイエットプログラム くびれウエストを目指します。
スリム脚・太ももリンパコース 90分太ももリンパマッサージ+セルフマッサージプログラム 太ももの間に隙間を目指します。

それぞれの施術内容は、こちらからコースの詳細をご覧いただけます。

≫コース詳細を見る

50歳前後で心身のアンバランスが気になる方へ

 

「最近、なんだかイライラすることが増えたな」「自分に対してつい厳しくなっちゃうことが多いな」と感じたことはありませんか?もしかしたら、これは更年期による心のバランスの乱れかもしれません。

更年期には、ホットフラッシュやめまいなどの体の不調だけでなく、気分の浮き沈みがあることもあります。心の不安定さだけを感じることもあるかもしれません。

そんなお悩みには、アロマトリートメントが効果的です。特に、更年期のイライラに焦点を当てたアロマトリートメントがおすすめです。

更年期のイライラに集中ケア・アロマトリートメント90分

アロマテラピーサロンラシエスタでは、

更年期のイライラに集中ケア・アロマトリートメント90分

のコースで、サポートします。

 

更年期のイライラに集中ケア・アロマトリートメント90分の内容

  1. 足湯&カウンセリング
  2. 精油選び
  3. 背中→脚裏→リフレクソロジー→デコルテ→ヘッド
  4. 所見とアドバイス

アロマテラピーによる更年期サポート

更年期にあらわれやすい症状

更年期になると、ホルモンバランスの変化によって様々な症状が現れます。

  • ホットフラッシュ(ほてり感や発汗)
  • 不眠
  • 情緒不安定
  • 急な気分の変化
  • 疲労感や倦怠感
  • 頭痛やめまい
  • 骨密度の低下による骨折リスクの増加
  • 多尿や尿漏れの増加

 

その中でも、情緒の乱れのひとつであるイライラは、特に悩ましい症状の一つです。そんなイライラに効果的なのが、アロマトリートメントです。

 

アロマトリートメントとは?

アロマトリートメントは、アロマオイル(精油)を使ったマッサージです。精油には、たくさんの種類があり、それぞれに心身をリラックスさせる効果や、ホルモンバランスを整える効果などがあります。

 

アロマトリートメントによる更年期への効果

アロマトリートメントによる更年期への効果とは、精油による嗅覚刺激とマッサージにより皮膚から精油成分を浸透させて体内で働かせる効果です。

たとえば、「ゼラニウム」の精油を用いますと、ゼラニウムにはホルモンバランスを回復する効果がありますので、ホルモンバランス(脳の下垂体へ作用)を改善します。

ホルモンバランスの改善により更年期の症状が和らぐと同時に、腎臓や肝臓の強壮作用があるので、体内に滞留した毒素を排出しますから、ため込み疲労によるイライラや脂肪の貯蓄の改善に期待できます。

このようにアロマトリートメントは、各種の精油の効能を鼻からと皮膚から吸収させることで、効果を発揮します。

 

更年期のイライラに効果的精油

  • ラベンダー:心を落ち着かせ、リラックス効果があります。
  • ベルガモット:気持ちを明るくし、リフレッシュ効果があります。
  • クラリセージ:ホルモンバランスを整え、イライラを緩和する効果があります。
  • ゼラニウム:心を安定させ、不安を和らげる効果があります。
  • ローズ:女性ホルモンの分泌を促進し、心身をリラックスさせる効果があります。

体験談

「更年期のイライラで毎日が辛かったのですが、このアロマトリートメントを受けてから、気持ちが落ち着いて楽になりました。睡眠も深くなり、朝起きるのが以前より楽になりました。」

(セラピストコメント)

クライアント様は、イライラは更年期のせいなのかオーバーワークのせいなのかわかりませんでした。仕事が忙しいのは事実。さらに後輩の面倒を見なければいけない状況で、どちらかというと更年期の問題ではないとの思いが大きかったようです。

しかし、このメニューを受け始めてから、状況は変わらないのに気持ちが穏やかになったと喜んでいました。

原因がなんだとしても、お辛いことには変わりありません。

しかし、原因がわかることで気持ちが穏やかになることもあります。

 

更年期のイライラにお悩みの方は、ぜひ「更年期のイライラに集中ケア・アロマトリートメント90分」を試してみてください。心身をリラックスさせ、イライラを緩和することができます。

月経痛やPMSでお悩みの方へ

 

90分のアロママッサージで、心身をリラックスさせ、月経痛やPMSの症状を緩和するメニューが出来ました!!

【こんな方におすすめ】

  • 月経痛がひどい
  • PMSの症状が辛い
  • リラックスしたい
  • 体の冷えを改善したい
  • ストレスを溜め込んでいる

 

【施術内容】

  1. 足湯&カウンセリング:お客様のお悩みや体調に合わせて、使用するアロマオイルをブレンドします。
  2. アロママッサージ:精油の香りと心地よいタッチで、全身をゆっくりとほぐしていきます。
  3. リラクゼーションアドバイス:温かいハーブティーを飲みながら、毎月を緩和するアドバイスをお伝えします。

(足湯&カウンセリング→精油選び→背中→脚裏→リフレクソロジー→お腹→デコルテ→所見とアドバイス)

 

生理痛をピルに頼らない生き方

毎月訪れる「あの日」、つらいですよね。
生理前のむくみやイライラ、生理痛。人知れず悩んでいる女性がたくさんいらっしゃいます。

 

【ピルの服用について】

もしかして、ピルに頼っていますか?
ピルで生理をコントロールしている方も多いかもしれません。しかし、ピルはあくまでも一時的な対処法であり、長期的な服用は女性の体にとって負担となる可能性があります。

【自然なサイクルを取り戻しましょう】

ピルに頼らず、本来の体のサイクルを取り戻すことで、生理前のむくみ・イライラ、生理痛を改善することができます。

当サロンでは、

  • 体質や症状に合わせたアロママッサージ
  • 運動よる体質改善
  • 食事療法

など、自然な方法で生理前のむくみ・イライラ、生理痛を改善するお手伝いをいたします。

このメニューは、自然のサイクルを取り戻し、快適な生理生活を目指すものです。

自然療法のアロマテラピーを信じてください。

多くの女性が助けられています。

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