2021/10/14
笑いには、様々な効果があります。意識的に笑う時間を作ると、体がとても楽になり、ストレス緩和にとても役立ちます。
今回は、笑いの効果をお伝えしていきたいと思います。
「最近、笑っていない」
「睡眠障害でよく眠れない」
「家族のメンタルが心配」
このような方に向けて書いています。
内容
こんにちは。千葉県柏市でアロマスクールとアロマサロンを運営しています白鳥志津子と申します。
誰もが今よりももっと幸せに生きられるように、アロマテラピーを使いサポートさせていただいています。
さて、「笑い」は、癒しの神髄といっても過言ではない素晴らしい効果を秘めています。
考えてみてください。
笑っているときに、同時に、落ち込んだり怒ったり不安になったりなどのネガティブな感情は沸き起こりませんよね。
ネガティブな感情の正反対にあるものが「笑い」です。
まずは、笑いの効果から。
笑いには以下のような効果があります。
今の私たちに必要な働きがたくさんあります。
さらに、家族や友人と一緒に笑うと、自分自身の強張った状況を解放してくれ、危機的状況を客観的に見つめなおし、新しい状況を生みだす元となってくれます。
これだけの効果があるなら、積極的に笑わないともったいないですね。
笑いによってストレスが緩和することによって、翌日の原動力にも繋がります。
「最近、笑っていないな」という人は、本当はもっと心身が楽に生きられるはずなのに、自ら辛い状況に自分を追い込んでいるかもしれません。
寒暖の差やコロナストレス、また加齢やホルモンの影響により、熟睡できていない人が増えてきました。
入眠しにくかったり、途中覚醒してしまったりで、朝起きても全く疲れが抜けていない。
日中もボヤッとすることが多くなってきている。
このような方は、睡眠障害の傾向があるといえます。
日中の疲れを取り去って、翌日のパフォーマンスを上げるためにも、睡眠はとても大事です。
大事なのはわかっているから、熟睡のためにいろいろ頑張っていらっしゃる方も多いでしょう。
たとえば、
このように頑張っても、なかなか熟睡できない人は、笑いが不足しているかもしれません。
では、笑えば眠れるのかというと、そうではありません。
笑いの後は、寝付きにくくなることも研究の結果わかっています。
熟睡のために必要なのは、中程度の笑いを30分~1時間くらいの誘発でなければいけません。
短時間の大笑いをしたときは、脳が活性化し、体内温度が一気に上昇しますから、返って眠りを妨げます。
程よい笑いを長時間するのが眠りのためには良いのです。
また、日中の覚醒度は、笑いの夜の翌日の方が高いそうです。
わたしは、ここ数週間、夜中に2~3回目が覚めていました。
考えられるよう要素は数個ありますが、とにかくトイレも含め目が覚めてたのです。
昨日、ある雑誌でおすすめしていた笑える映画(インド映画の「マッキー」)を鑑賞した後、睡眠に入りましたら、一度も目が覚めることなく、目覚ましで飛び起きました!
目覚ましが鳴るまで眠ったのは、何ヶ月ぶりでしょう!
もしかしたら、笑いと睡眠に難かしらの関係性があるのではないかと調べて、このブログを書くに至ったのです。
もちろん、今日は朝からパフォーマンスが最高です!
映画時間は、2時間強でしたので、程よい笑いを長時間したわけですね。
このように、激しい笑いではなく、心地良い程度の笑いは入眠を促進し、睡眠の質を高めます。
中程度の笑いを30分から1時間が良いようです。
みなさん、振り返ってみてください。
家族と一緒に笑っていますか?
思春期のお子さんを持つご家庭では、子供はすぐに部屋にこもるか、ゲームをしているし、一緒に笑うことがあまりないのではないでしょうか。
お母さんは、お子さんのメンタルも心配ですよね。
きっと、一生懸命お子さんとコミュニケーションをとろうと、頑張っていることでしょう。
難しい年ごろのお子さんですと、なかなかお母さんの気持ちが伝わらなく、もどかしい思いをしているかもしれませんね。
言葉でコミュニケーションをとろうと思うと、結構難しいものです。
笑いは、「楽しい」「可笑しい」といった快の感情を引き起こすと同時に、快の感情をさらに引き起こします。
家族と一緒に笑うと、安心感という精神的な満足をも引き起こしてくれます。
たとえ学校で少し嫌なことがあっても、ここ(家)は、心からの安心感が得られる場所なんだと、無意識のレベルで感じます。
思春期は、社会性を培う大事な時ですから、一歩外に出れば、恐れや心配・緊張や不安がどうしても湧いてきます。
最初に述べたように、笑いの効果は、恐れや心配を和らげ、緊張や不安から心を解き放してくれる効果があります。
誰かと一緒に笑うと、自分自身の強張った状況を解放する働きがあり、危機的状況を客観的に見つめなおし、新しい状況を生み出すきっかけとなります。
お子さんをはじめ、家族に、言葉のコミュニケーションをしたり、アドバイスをするよりも、一緒に笑うことの方が、家族のメンバーにも、自分自身にとっても、有効なことがわかります。
言葉のコミュニケーションやアドバイスで、さらに気まずくなったという経験は、きっとお持ちかと思います。
夕食のひととき、一緒にコメディ映画やお笑いを見たりする時間を作ってみてはいかがでしょうか。
最後に、笑いを促進するアロマテラピーをご紹介しましょう。
「笑いましょう」といっても、強張った精神状態では、なかなか笑えませんね。
笑いの効果のひとつに、「痛みを和らげる」があります。
これは、笑うことで、筋肉が弛緩し痛みを和らげるのですが、それは、笑うことで脳内ホルモン「エンドルフィン」の分泌によるものです。
このエンドルフィンは、なんと、モルヒネの数倍の鎮静作用があるといわれています。
実は、アロマテラピーには、エンドルフィンの分泌を促すアロマがあるのです。
それは、催淫作用のあるアロマです。
たとえば、
などがあげられます。
心がささくれ立ち、コメディ映画も見る気がしない、人が笑っているのをみるのもイライラする、こんな精神状態はかなり危険な範囲に入ります。
そういったときに、上にあげたアロマの香りを嗅いで、エンドルフィンを先に分泌させてしまうのです。
これらの催淫効果のある香りを嗅ぐと、脳下垂体に誘発されて、エンドルフィンが分泌されます。
下垂体は、嗅覚器のすぐ奥の大脳辺縁系にあります。
ですから、香りを嗅ぐだけで、エンドルフィン効果を得ることが出来ます。
エンドルフィンは、他に幸せホルモンともいわれます。
アロマを嗅いで幸せな気分を沸かせてから、コメディ映画を家族と一緒にみると、さらなるエンドルフィン効果で、心にある嫌な塊はすーっと消え、安心感と平和感であなたの心は満たされるでしょう。
笑いは、交感神経を活性化したあと、副交感神経を高める効果がありますので、自律神経の疲労を解消してくれ、そのバランスをとりやすくしてくれます。
わかりやすく言えば、オン・オフのスイッチの切り替わりをしやすくしてくれるということ。
さらに、長時間の笑いは、睡眠にも良い影響をもたらし、家族と一緒に笑えば、家族間の素晴らしいコミュニケーションとなります。
免疫細胞(NK細胞)も活性化してくれる、笑いを積極的に取り入れない手はありません。
笑いましょう。
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