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アロマテラピートリートメント料金の違いを解説

アロマテラピー専門サロンラシエスタでは、アロママッサージの料金の違いやアロマオイルの料金の違いや特徴などを多くのお客様が質問されます。ご自分の大切な体に触れるものですので、料金の中身に関心を持たれるのは当たり前です。納得できる施術をしてほしいと思っていたら当然の質問です。

 

この記事では、アロマトリートメントに関する料金の違いをお話させていただきます。「施術料金の違いはどこから起こるのか」というとを、使用する材料や技術料や環境要因に分けてお話いたします。

 

この記事を読むことで、ご予約前に納得して施術を受けることができると思います。

 

目次

  • 当然ながら良い材料を使っていれば料金は高くなる
  • 技術料金はセラピストの腕。納得いけば遠方でも通う
  • 家賃や立地条件などへの上乗せ額が一番大きい
  • まとめ:相場はいったいいくら?

こんにちは。ラシエスタの白鳥志津子です。

私たち専門家が見れば、料金と内容が釣り合っているのかどうかは、各サロンのコースと料金を見ればだいたいのところはわかります。それでも、期待以上のトリートメントだったと得した気分になることもあればその逆もしかり。

 

客観的公平な観点を心がけて書いていますので、どうぞ参考にされてくださいね。

当然ながら良い材料を使っていれば料金は高くなる

良い材料を使っていれば料金は高くなる

売値=仕入れ値+人件費+家賃などの固定費+儲け分です。

 

仕入れ値が高くなれば、施術料金も高くなるのは当然。もちろんサロン側はなるべく材料費を抑えてお安い料金でお客様にサービスを提供しようとしているはず(たぶん)。

 

ですが、材料費をケチって粗悪なものでトリートメントすることを良しとするかどうかは、経営者の考え方次第なのです。

 

たとえば、食に対して、安全で健康的なものを食べたければ、無農薬のお野菜や添加物のない調味料を買いますよね。しかし、無農薬で栽培された食材は高価です。それでも良いものを食べたければお値段を出してでも買いませんか?

 

アロマトリートメントの場合、そのあたりが不透明であることは否めません。一般的なお客様は、とにかく癒されたい一心ですから、そこまで関心を持てないということもあります。

 

残念ながら、そこに目をつけて粗悪なアロマオイルを使って法外なお値段をとるサロンもあります。

 

また、アロママッサージとアロマテラピーマッサージ(またはアロマテラピートリートメント)の違いを分かっていないお客様もいらっしゃいます。これは後述する技術料金にもかかわることですが、この二つは全く違います。

 

確かに私も、アロマテラピーマッサージというのが長いので、略してアロママッサージとしてしまうことがあるので、反省も含めて違いをお伝えします。

 

アロマテラピーマッサージとは

まず、アロマテラピートリートメントでは、アロマオイルは使いません。「精油」を使います。エッセンシャルオイルとも言います。

 

精油は、フランスでは医療に使われることから、厳格に管理されています。

 

精油の定義は、

  1. 水蒸気蒸留法で抽出されたもの
  2. 圧搾法で抽出されたもの
  3. 成分を加えない
  4. 成分を抜き出さない

という4つの条件があります。

 

これ以外は精油(またはエッセンシャルオイル)ではありませんから、アロマテラピートリートメントで使うのは、この定義に則ったもののです。

 

100%天然で完全で純粋なもの、それが「精油」です。

 

雑貨屋さんに売られているアロマオイルの中には、農薬を使った植物を蒸留したものや人工的な香りのものもあります。

 

野菜と同じです。無農薬は高いのです。

 

この精油を使ってトリートメントすることを「アロマテラピーマッサージ」とか「アロマテラピートリートメント」といいます。

 

技術的なことは後述します。

 

ですので、アロマテラピートリートメントとなると料金は高くなります。

 

アロママッサージは10分1000円以下

実際に10分1000円以下の料金を掲げているところでは、アロママッサージとかアロマオイルマッサージとは書いてありますが、アロマテラピーマッサージとは書いていないはずです。よく読んでマッサージを受けるあなたが賢くなってください。

 

まとめますと

  • アロママッサージ=安価
  • アロマテラピーマッサージ=高価

ということになりますが、高価だからと言ってそのまま信じるのではなく、どのような材料を使っているかをきちんと聞かれることをおすすめします。

 

また、ベースとなるキャリアオイルもアロマテラピーマッサージでは当然無農薬で無添加のものですが、こちらもサロンに確認をされるといいでしょう。

 

なお、アロママッサージの場合は、卸売業者からブレンドされているオイルを購入して使うことが多いので、サロン側ではわからない場合が多いです。

技術料金はセラピストの腕。納得いけば遠方でも通う

施術料金はセラピストの腕

技術料金は、トリートメントに対する技術だけではありません。アロマテラピーマッサージの場合は、カウンセリング力やブレンディング技術力も加味されます。

 

お客様のお悩みを聞き出し、根本的なストレス解消や体質改善に関わることをしますので、その技術料金は高くなります。

 

その代わり、一時だけの癒しだけでなく生活全般のアドバイザーとしての役割も果たします。熟練した勉強熱心のセラピストは、栄養のサポートや生活習慣のサポートも行うことがあります。

 

ですが、アロママッサージの場合は、単純にマッサージ技術料金と考えてよいでしょう。

 

マッサージの技術に長けていますので、「もみほぐしてもらいたい」という方にはおすすめです。

 

比較的お手頃価格で受けることができます。

 

また、セラピストは歩合制でやっているところが多いので、お気に入りの人を見つけたら指名したほうが満足できます。

 

この技術料金は、指名料金も含まれます。サロンのメニューが一律の場合で、スタッフの技術に差があるときは、指名料金で差をつけています。

 

技術料金に関しては、自信のあるサロンでは高い傾向にあります。

 

もみほぐしてもらいたいだけなのか、もっと深いセラピーが必要なのかも判断の基準にされるとよいでしょう。

 

ちなみに、アロマサロンと比べられることが多いエステサロンでは、エステの器械の代金も技術料金に含まれています。

家賃や立地条件などへの上乗せ料金が一番大きい

家賃や立地条件への上乗せ料金

最後に、どんなところでサロンを展開しているかも大きな要因です。

 

たとえば、駅前の立地条件の良いところでは、当然家賃が高くなりますので、ペイするために高いお値段を設定しています。

 

駅前で便利なところを利用したいなら、便利さをお金で買うという感覚です。

 

また、テナントなどで比較的お安めのお値段の場合は、各部屋をカーテンで仕切り、ベッドスペースを狭くして回転率をよくすることで、値段を抑えています。

 

「駅前で便利だしお安い!」というときは、お隣の人の話し声が大きかったり、人に見られている落ち着かなさの雰囲気の中で施術を受けることもあります。

 

もし、駅からは遠いけれど、技術も抜群でお値段もあまり高くないところを見つけたら、リピートする価値があると思います。

 

なぜなら、日々溜まるストレスやお疲れは定期的に通われたほうが健康維持には断然良いからです。

まとめ:相場はいったいいくら?

相場はいったいいくら?

アロマテラピートリートメント料金とアロママッサージの料金の違いをメインにお話してきました。

 

では「一体相場はどれくらい?」というのが率直な疑問かと思います。

 

  • アロママッサージの場合は、10分800円~1000円
  • アロマテラピーマッサージの場合は、10分1000円~1500円

 

あたりが主流です。

 

また整体サロンの場合は10分1000円くらいが相場です。整体サロンは、スタッフの技術料金と環境代金となります。

 

あなたが、どのような施術を受けたいのかによって、選ぶ技術も違うと思いますので、どれを選べばよいかはあなた次第です。

 

選ぶ指針としては以下のようなことがあげられるかと思います。

  • 体のコリをほぐしたいのか?
  • ストレスを同時に解消したいのか?
  • 眠れないなどの睡眠障害や健康の面で問題を抱えているのか?
  • 心の問題を抱えているのか?
  • 痩せたいなどの目的がはっきりしているのか?
  • 医者に行くほどでないにしても不調を抱えていて、それを解消したいのか?

 

アロマテラピーマッサージの場合、適用範囲が広いので、直接サロンに問い合わせるとよいでしょう。

 

いずれも医療行為ではありませんので、通院している場合や妊娠中の場合は、予約前に確認をとることをおすすめします。

 

また、アロマテラピーの場合は、ご自宅でのケアも可能です。サロンのケアとご自宅のケアを並行して行うことで、より健康を推進できます。

 

各経営者の考えに沿ったお値段が設定されていると思います。正直、あなたに合うかどうかはあなたが経験してみないとわからないです。

 

ご予約前に、口コミレビューは当然ですが、サイトをじっくりみて、どのようなものを使っているかも確認されてみてください。

 

一番は、あなたが何を希望されるかです。

 

食を選ぶのと同じように、じっくり選んでください。

 

最後になりましたが、アロマテラピーで使う「精油」は血中に取り込まれます。良いものを選んでほしいと思います。

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