2019/10/18
こんにちは、白鳥です。
今日は、陰の性質を持つ精油「サイプレス」についてお話ししたいと思います。
なぜかというと、先日、ゴッホ展に行きましたら、「サイプレス」という作品があったのです。
ゴッホは、サイプレスとともに月を描いていて、サイプレスの木は「青」の中にイメージされたということです。
ゴッホの「サイプレス」という作品を知らなかった私は、ゴッホが描いた青や月のイメージが、まさにサイプレスのアロマを処方するときの感覚とぴったりだったので嬉しくなりました。
サイプレスは、人生が上手くいかないと感じたときに、自分自身を徹底的に内観し、やっと外に目を向けられる兆しが見えてきたお客様に、その手助けをするときに良く使います。
言い換えれば、気の滞りを流すお手伝いをするという感じでしょうか。
アロマテラピーの処方で難しいのは、悩んだり精神的に参っているお客様の手助けをするときに、どの段階にお客様の心があるかとを把握することです。
カウンセリングやお客様の嗅覚を頼りに導きだします。
お客様自身も自分の精神状態はわかっていないことが多いですから、難しいです。
サイプレスは、内観し始めたときは使いません。
現実の困難さに向き合う力が少しだけ芽生えた来た時に、効果を発揮するように思います。
やはりイメージとしては、凛とした済んだ青かと思います。
自分で道を切り開く力を強化してくれるので、変化が必要な時に役立つアロマです。
これは、体の方にも現れていて、様々なものの過剰に役立ちます。
むくみや月経過多や多汗などですね。
溜め込んだものを収斂させてくれます。
この性質は、精神的にも「よし!悩むのはもうヤメ。シャキッと行くぞ!」という状態にしてくれます。
内から外へ意識を向かわせることは、体の過剰なため込みも引き締めてくれるのです。
女性が社会で活躍する現在、様々なストレスにさらされます。
人生を楽しいものにするには、自分自身を変化させていくことも必要になってきます。
人生に悩んだり、自分を変えたいと思ったときは、きっと役立ちます。
どうぞご相談くださいね。
アロマテラピー・リフレクソロジースクールラシエスタでは、精神状態や体の状態から適切なアロマを処方する方法をお教えしています。
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