2024/09/27
辛い肩こりは、原因にマッチしたアロマレシピとアロママッサージで改善できます。
肩こりが酷くて、頭痛や吐き気にまで発展している方へ。
とにかくその辛さ、今すぐにでもどうにかしたいですよね。
とりあえず駆け込むマッサージ店。
でも、効果は一時的。
「肩こりのない身体になりたい!」とお悩みは深いかと思います。
実は、辛い肩こりは原因にマッチしたアロママッサージとアロマレシピでご自宅でも改善できます。
このブログでは、肩こりの原因に対応したアロマレシピとマッサージ方法をお伝えします。
とにかくつらい肩こり、このブログを見ながらご自宅でアロママッサージをしていただくとスッキリ楽になりますよ。
どうぞ最後まで、そして何回でも見直して実践してみてくださいね!
たくさんの肩こり解消法がある中で、アロママッサージの選択は欠かせません。
なぜなら、アロママッサージは、単なる香り付きのマッサージではなく、精油(アロマオイル)を鼻からと皮膚から体内へ吸収させ、体の中から肩こりの根本原因を改善していくからです。
後の章で示しますが、肩こりといってもその原因は様々ですし、原因が複合的な場合は多々あります。
たとえば、ある女性は、事務のお仕事で一日中パソコンで細かい数字を見ている。そうすると眼精疲労が肩こりの原因となります。
また別の女性は、緊張過多で何事にも緊張するので、呼吸が浅くなり姿勢が悪くなって肩がこります。
その原因原因で精油(アロマオイル)の選び方やトリートメント法を変えてアプローチするのです。
ですので、単なるもみほぐしとは違い、目の筋肉のこわばりをとったり、精神面で穏やかにすることで肩こりを改善していくのがアロママッサージなのです。
もちろん、もみほぐしや整体も、筋肉のこわばりをほぐしていくには効果的です。
上手なマッサージ師にお願いすると、とても心地よくほぐれていく感じがあります。また筋肉がほぐれることで心もほぐれることもあります。
しかし、アロママッサージは、精油が皮膚から血流に流されるので、その効果が持続的なものになりますし、オイルマッサージならではの心地よさは優しさに包まれる至福感があります。
要するに、アロママッサージによる肩こりへのアプローチは、以下に集約されると言えます。
では次の章からは、肩こりの主な原因と精油レシピを見ていきましょう。
肩こりの原因は様々ですが、代表的なものを以下に挙げます。
だいぶありますね。
これら肩こりの原因に対して、それぞれの精油でアプローチするのがアロママッサージです。
たとえば、緊張型の性格で、PC仕事が一日の大半を占める方には、
これらの原因を探るために、アロママッサージを施す前には、入念なカウンセリングを行います。
本人が自覚していないものもあるのでセラピストから訪ねて振り返ってもらいます。
あらゆることをお聞きした上で適切なアロマレシピを作るのがアロマセラピストの仕事です。
もちろん、そこには香りの好みも入ります。
好む香りはその時々で違います。
季節やその人の置かれている環境や体の内部などにも影響するので、香りの好みは大事な要素です。
では肩こり撃退に適切な精油の選び方を具体的にご説明しましょう。
以下の順番で行うと効果的レシピが選べます。
いつから肩こりに悩まされているか?
台風なども考慮します。
いくつかの香りを嗅いで、好みの香りを見つけます。好みの香りから原因を探る。
精油の効能効果から好みの香りを選びたします。次にその好みの香りの効能効果の共通点を探ります。
それがあなたの肩こりの原因です。
たとえば、先の緊張型で、PC仕事が一日の大半という女性が以下のような要素を持っているとします。
だとしたら、
イランイラン、サンダルウッド、ラベンダー、ゼラニウム、ジュニパー、サイプレス、オレンジ、ユーカリ、グレープフルーツなどの精油を嗅いでみます。
その中で、グレープフルーツ、イランイラン、ラベンダーの香りが好みだとしたら、精神的な抑圧状態が肩こりの大きな原因になっています。
もちろん眼精疲労もありますが、精神的な抑圧の方が大きいのです。
さて、肩こりの原因がわかりました。
実は、肩こりの原因によってマッサージ手法も変えなくてはいけません。
ですが、ここでは、ご家庭で行うのに適したマッサージとして、それぞれの原因に応じた施術箇所とポイントを見ていきましょう。
ご家庭では、このように原因に沿って部分的にマッサージをすることがおすすめです。
アロママッサージオイルは、必ず太白油やホホバ油に希釈してお使いください。
プロのマッサージテクニックやアロマレシピの作り方は、アロマスクールで体系的に学ぶと一生ものの力になります。
肩こりにアプローチするアロママッサージは、原因によってレシピもマッサージ手技も違います。
まずは、原因を知ることが第一の作業です。
上記で示したように、ご自身の心や体だけでなく、気象状況などの環境も併せて考えることが良いレシピの基本ですが、これらを完璧に行なうことは難しいものです。
まずは、好みの香りを選び、アロママッサージを作ってみましょう。
患部にマッサージしながら、精油の効能を調べて、それに相応する症状が自分に当てはまらないかを見るだけでも興味深いものです。
アロマスクールに通うと、肩こりをはじめ、さまざまな身体の不調に合わせたアロマレシピやマッサージテクニックを基礎から学ぶことができます。
実際にプロのアロマセラピストが、お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適なアロマオイルを選び、施術を行う様子を体験できるアロマサロンもおすすめです。
「どのアロマオイルを選べばいいの?」「どんなマッサージをすれば効果があるの?」
そんな疑問も、プロのセラピストに相談することで解決できます。
アロママッサージの方法は、症状の原因によって違うため、「これが正解!」というものはありません。
しかし、何より自分が心地よいことが一番です。
心地よいということは筋肉も神経もリラックスしているということですよね。
心地良い時間、自分を労わる時間を大切にしてくださいね。
~この記事を書いた人~
白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。
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