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「毎日が忙しくて、体調を崩しがち…」そんなお悩みを持っている方へ、

免疫力を高めて毎日を元気に過ごしたいと思いませんか?

実は、毎日のお風呂タイムを少し工夫するだけで、免疫力アップが期待できるのです。

それが、アロマ風呂。

アロマの力を借りて、心身ともにリラックスしながら、ウイルスに負けない体を作ることができます。

この記事では、免疫力アップに効果的なアロマオイルの紹介や手軽に始められるアロマバスのやり方など健康をサポートする情報をお届けします。

この記事を読み終えたら、ぜひアロマを手にバスタイムへ!

1.アロマ風呂で免疫力が上がるのは、温浴効果+アロマの力

アロマのお風呂は、温浴効果とアロマの相乗作用により、心身をリラックスさせ、免疫力向上に貢献します。

温かいお湯に溶け出したアロマの成分が皮膚から吸収され、身体の芯から温まり、血行を促進するためです。

アロマテラピーとは

アロマテラピーは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)の香りが、五感を刺激し、リラックス効果をもたらすのはもちろん、精油の成分が皮膚から体内へと浸透し、私たちの体の免疫に働きかけます。

免疫力を高める要素

私たちの体は、免疫システムによって日々守られています。

免疫力を高めるためには、以下のことが大切になります。

  1. リンパと血液の循環を良くする
  2. ストレスを溜め込まない
  3. 質の高い睡眠と栄養を摂る
  4. 適度な運動で筋肉量を維持する
  5. 自律神経のバランスを整える

アロマをお風呂に入れると、温かいお湯と湯気に包まれながら、リラックスを促し、リンパ・血液の循環が良くなり、質の高い睡眠への誘います。

また、疲れた筋肉をほぐし、自律神経のバランスをとり、さらには消化促進も促しますので、免疫力アップに大いに役立つのです。

もちろん、湯につかるだけでも温浴効果によって、体の疲労は軽減しますし、血流もよくなります。また市販の入浴剤を入れることで気分がリラックスすることもあります。

それでも、プラスアロマが効果的なのは、先に述べたように、アロマの成分が皮膚からと蒸気浴による鼻からと2通りの経路で体内に入っていくからです。

それにより、市販の入浴剤では得られない、精油の各種効能効果が発揮されるのです。

例えば、周囲に風邪をひいている人がいる場合、ウイルスをもらってしまうこともあるでしょう。そうした場合、免疫力が低いとすぐに風邪の症状を発症します。しかし、ユーカリやティートリーのアロマを入れたお風呂に入ると、粘膜からウイルスを除去するだけでなく、本来あなたが持っているはずの免疫力を回復してくれるのです。

これらはマッサージでも効果がありますが、アロマのお風呂の場合

  • 湯船に体全体を浸せること
  • 蒸気浴が出来ること
  • 気軽に出来ること

が特徴ですので、セルフケアとしてはアロマ風呂に軍配が上がります。

このように、アロマのお風呂は、温熱効果と蒸気の力、そしてアロマの効能効果を余すことなくわたしたちの体内に取り込むことで、免疫力が上がり、丈夫な体を作っていけるのです。

【アロマスクールラシエスタ】では、アロマの基礎知識から、ブレンドの仕方、そして自分だけのオリジナルブレンドの作り方まで、丁寧に指導いたします。アロマをもっと深く学びたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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2.湯船に浸かる習慣がない人はメンタルも免疫も病みやすい

さて、みなさんは、そもそもお風呂に入る習慣は身についていますか?

わたしのアロマサロンに心身が辛くて駆け込む方にお風呂習慣を聞くと、症状が辛い人ほど、お風呂に入っていないというデータが出ています。

私が子供だったころはシャワーなどない時代でしたので、1日の身を清めるのはお風呂。お風呂を沸かさないこと自体が考えられない時代でした。

しかし、現在の20代の方たちにご家族のお風呂習慣について聞くと、親御さんもシャワーだけとか、スポーツクラブで済ますというような話が出てきます。

お風呂は体を洗うだけの場ではありません。

湯船に浸かることで、

  • 血行促進や疲労物質の除去
  • 自律神経のバランス調整
  • リラックス効果による精神安定など

心身の健康管理に欠かせない効果があります。

また、忙しい主婦にとっては唯一一人でリラックスできる時間です。好きな音楽を聴いてもいいし、辛いことがあったときは「涙活」をしてもいいでしょう。

精神も、体も強くなる、それがお風呂の効果です。

このお風呂時間を大切にするかしないかで、人生は大きく変わります。

最近のことですが、わたしのクライアント(ご主人と二人暮らし)に、アロマ風呂習慣を進めたところ、ご主人の鬱が改善し、風邪を引かなくなったと喜ばれた方がいらっしゃいます。

お風呂は心と体の免疫力を高めます。

お風呂アロマを健康管理の第一歩と捉えて、毎日の習慣にして欲しいと思います。

 

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3.免疫アップに効果的なアロマ5選

アロマ風呂は、心身のリラックス効果だけでなく、健康維持にも役立つ様々な効果をもたらします。

この章では、特に免疫力を高めるのに効果的なアロマオイルをご紹介します。

免疫力を高める代表的アロマ

ユーカリ・ティートリー

≫オンラインショップへ

この精油は、ウイルス除去作用が高く、「風邪を引いたかな?」「のどが痛いな」というときにすぐに助けてくれるアロマです。お風呂の湯気から上がるアロマの成分を十分に吸い込んで粘膜にあててください。

ローズマリー

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ローズマリーには、血行促進作用やリンパの流れを良くする作用があり、身体の隅々まで栄養を届け、老廃物を排出する働きをサポートします。さらに、リフレッシュ効果が高く、ストレスを感じている時や集中力が低下している時に役立ちます。

ラベンダー

≫オンラインショップへ

リラックス効果で知られるラベンダーですが、その効能はそれだけではありません。老廃物除去や免疫力向上をサポートし、特に咽頭炎などの呼吸器系のトラブルに効果的です。お風呂に数滴垂らすことで、心身ともにリラックスしながら、健康維持に役立ちます。ただし、低血圧の方は注意が必要です。

サンダルウッド

≫オンラインショップへ

優しいサンダルウッドの香りは、慢性的な症状の緩和に役立ちます。風邪が長引いたり、咳が止まらないといった場合、サンダルウッドのアロマを日常に取り入れることで、呼吸が深まり、体内の巡りが改善され、自然治癒力を高める効果が期待できます。

4.アロマ風呂を楽しむコツ

アロマ風呂は、ただお風呂に入るだけでなく、五感を刺激し、心身のリラックス効果を高める特別な時間です。

ここでは、より効果的にアロマ風呂を楽しむためのコツをご紹介します。

お風呂場にアロマ

まず第一に、お風呂には必ずアロマを入れる習慣をつけることをおすすめします。

アロマオイルは洗面所などにおいて、すぐに使えるようにします。

アロマの香りは、バスタイムを特別な時間に彩り、入浴が楽しくなるだけでなく、心身のリラックス効果も期待できます。

アロマを取り入れることで、毎日のお風呂がもっと好きになり、帰宅後のお風呂タイムが待ち遠しくなります。

5種類のアロマを楽しむ

次に、5種類ほどの精油を常備しておけば、バスタイムの選択肢が広がります。

たとえば、「今日はリラックスしたいな」という日はラベンダーを、「風邪ひきそう」という日は、ユーカリとラベンダーを組み合わせてと、その日の気分に合わせて香りを選んでみましょう。

また、複数の精油を組み合わせて、自分だけのオリジナルブレンドを作るのもおすすめです。

特別で必要な時間

最後に、アロマ風呂は、単なる入浴を超えて、心と体を癒やし、人生をより豊かにするひとときです。

免疫力アップによる健康増進だけでなく、心の安定や人間関係の改善にもつながります。

この特別な時間を、自分へのご褒美として、そしてより良い毎日を送るための第一歩として、ぜひ取り入れてみてください。

5.まとめ:アロマ風呂で豊かな毎日を!ラシエスタのアロマ講座が叶える、あなただけの至福の時間

「アロマ風呂で人生が豊かになるなら、早速今日から実践してみたいですよね。」

そう思われた方も多いのではないでしょうか。

アロマ風呂は、ただお風呂に入るだけでなく、五感を刺激し、心身のリラックス効果をもたらす、特別な時間です。

アロマの風呂で得られる効果

心身の癒し

ストレスを軽減し、リラックス効果を高めます。

睡眠の質向上

安眠を促し、翌朝スッキリ起きることができます。

美容効果

肌のコンディションを整え、美肌効果も期待できます。

免疫力向上

免疫力を高め、健康維持に役立ちます。

集中力アップ

集中力を高め、仕事や勉強の効率アップも期待できます。

アロマテラピーをもっと深く学びたい方へ

ご自宅でアロマテラピーを楽しむのは素晴らしいことですが、精油の選び方やブレンド方法を間違えると、思わぬトラブルに繋がることも。

アロマテラピーをもっと安全に、そして効果的に楽しみたいと思いませんか?

ラシエスタのアロマ講座では、アロマテラピーの基礎知識から、ブレンドの仕方、そして自分だけのオリジナルブレンドの作り方まで、丁寧に学ぶことができます。

ラシエスタのアロマ講座で学べること

精油の基礎知識

精油の種類、特徴、選び方など

安全なアロマテラピーの知識

アロマテラピーの注意点、禁忌など

ブレンドの基礎

複数の精油を組み合わせるテクニック

自分だけのオリジナルブレンドの作り方

自分の目的に合わせたブレンド方法

アロマテラピーの応用

アロマトリートメント、ルームスプレーなど

なぜラシエスタのアロマ講座がおすすめなのか?

少人数制

一人ひとりに丁寧な指導を受けられます。

経験豊富な歴26年のベテラン講師

豊富な知識と経験を持つ講師が、あなたの疑問に丁寧に答えます。

充実したカリキュラム

基礎から応用まで、幅広く学ぶことができます。

アットホームな雰囲気

仲間と一緒に楽しく学ぶことができます。

アロマテラピーで自分を変えよう

アロマテラピーは、単なる癒しだけでなく、自分自身と向き合い、より豊かな人生を送るためのきっかけとなります。ラシエスタのアロマ講座で、アロマテラピーの奥深さを体験してみませんか?

心身ともにリフレッシュしたい方、自分自身をもっと好きになりたい方、アロマの知識を深めたい方、ぜひ一度、ラシエスタのアロマ講座にご参加ください。

忙しい毎日を送る中で、「なかなか自分だけの時間が持てない!」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

お風呂でアロマを楽しむことは、手軽にリフレッシュできる最高の方法です。アロマの香りは、心身のリラックスを促し、質の高い睡眠へと導いてくれます。

この記事では、お風呂でアロマを楽しむことで、どのようにストレスを解消し、やすらぎのある毎日を送れるのかを解説します。
具体的なアロマオイルの選び方から、効果的な使い方までご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むと自宅で手軽に、アロマサロン級のリラックスを体験できます。

1.お風呂でアロマを楽しむメリット・デメリット

お風呂にアロマの香りをプラスするだけで、いつものバスタイムが特別なひとときに変わります。アロマの香りは、心身に様々な良い影響を与えてくれるため、美容や健康にも良いとされています。

しかし、アロマを正しく使うことが大切です。ここでは、お風呂でアロマを楽しむメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

最大のメリットは、お風呂の蒸気とともに上がってくるアロマの香りを胸いっぱいに吸入することができると同時に、皮膚からも精油の成分が浸透するので、2つの経路からアロマの効能を取り入れることができるという点です。

結果として、「心」「体」「皮膚」へと丸ごとの癒しが叶います。

たとえば、ラベンダーのアロマをお風呂に入れると、ラベンダーの香りを吸い込んだときの効果(セロトニン分泌など)と皮膚の細胞更新、さらに血圧を下げる効果などを得ることができます。

デメリット

デメリットとしては、

  • 肌トラブルやアレルギー反応を引き起こす恐れがあること。
  • 光毒性を持つアロマが存在するということ。
  • 市販の入浴剤のように着色されていないので、目で楽しむことができない。

アロマを楽しむためには、メリットとデメリットを理解し、自分に合ったアロマオイルを選ぶことが大切です。

特に、初めてアロマを始める方は、パッチテストを行い、少量から始めることをおすすめします。

また、専門家にご相談することも良いでしょう。

【アロマスクールラシエスタ】では、アロマの基礎知識から、ブレンドの仕方、そして自分だけのオリジナルブレンドの作り方まで、丁寧に指導いたします。アロマをもっと深く学びたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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2.お風呂でアロマを楽しむための準備

お風呂でアロマを楽しみたいけど、何から始めればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?

アロマを楽しむためには、いくつかの準備が必要です。

この章では、お風呂でアロマを楽しむための準備について、詳しく解説します。

アロマオイルの用意

ラベンダー、カモミール、サンダルウッドなど様々な種類の香りを楽しむことができます。

ただし、雑貨店で売っているアロマオイルは肌に悪影響を及ぼしますので、専門店で「精油(エッセンシャルオイル)」を選んでください。

キャリアオイルの用意

アロマオイルを薄めるために使います。肌刺激のない精油は、そのまま浴槽に入れても問題ないですが、刺激の強いものはキャリアオイルで薄めます。

キャリアオイルリスト

ホホバ油、太白油、スィートアーモンド油、グレープシード油など。(アレルギーには十分注意してください)

その他

お子さまとの入浴でしたら、スプレーボトルが必要です。

入浴時間を計るために時計やタイマーもあると便利です。

お風呂でアロマを楽しむための準備は、意外と簡単です。

上記を参考に、あなた好みのアロマを選んで、リラックス効果の高いバスタイムを過ごしましょう。

 

【アロマスクールラシエスタ】では、アロマオイルの選び方やブレンドの仕方など、より詳しく学ぶことができます。ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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3.お風呂で使えるアロマオイルの選び方と使い方

1日の終わりのお風呂タイムに、アロマをプラスして心身のリラックス効果を高めたいと思う方は多いですね。

この章では、お風呂で使えるアロマオイルの選び方をご紹介します。

アロマオイルの選び方と使い方

お風呂に使う場合は、全身の肌に触れますので、肌刺激の少ないアロマを選びます。

目的別にリストアップします。

ただし個人で抱える悩みや体質も違うので、よりピッタリのアロマを選びたいときは専門家に相談しましょう。

1日の疲れを癒し、熟睡するために

ラベンダー、カモミール、クラリセージ、ゼラニウム(少量)

浮腫み解消するために

サイプレス、パチュリ、ローズマリー

咳を鎮め、穏やかな呼吸にするために

マジョラム、シダーウッド、サンダルウッド

デトックスのために

ジュニパー、ゼラニウム、レモン(ごく少量)

その他、アトピー改善や喘息、気分の落ち込みなど、目的に合わせてアロマを選べます。

使い方

ラベンダーなど肌刺激の少ないものは、直接湯船に垂らしていただいて大丈夫です。大人で4滴ほど垂らして、良くかき混ぜて入ります。

肌刺激のあるものは、キャリアオイルで薄めます。5㏄のキャリアオイルにアロマオイルを4滴混ぜて、それを湯船に入れてよく混ぜて入ります。

4.アロマを楽しむ上での注意点

アロマをご自宅で楽しむには、いくつか注意点がございます。ここでは、お風呂に使うことを前提とした注意点を挙げます。

  • 「精油(エッセンシャルオイル)」を購入すること。

前述しましたが、雑貨屋さんのアロマオイルは天然ものではない場合があります。オーガニックのハーブを蒸留しただけの天然で完全なアロマオイルを選んでください。

  • 柑橘類などは、皮膚刺激が強いです。

必ず植物油で薄めて、2滴未満にしましょう。

香りが薄くても確実に効果がありますので、大人で4滴までとします。お子様はそれ以下の敵数です。

お子さまと入るときは、アロマスプレーにして、浴室に噴霧することをおすすめします。

 

【アロマスクールラシエスタ】では、お客様一人ひとりに合ったアロマオイル選びやブレンドの仕方をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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5.お風呂アロマを最高に楽しむためのアイデア

お風呂にアロマの香りをプラスするだけで、いつものバスタイムが特別なひとときになります。ここでは、より一層お風呂アロマを満喫するための、ちょっと特別なアイデアをご紹介しましょう。

ミルクバスを作る

粉ミルクまたは生クリームに精油を混ぜてお風呂に入れるものです。

真っ白なお風呂を楽しみたいときは、たくさんの粉ミルクを使ってください。ですが、精油量は必ず4滴までです。

効果:肌をすべすべにする。包まれるような優しさを味わえる。

バスソルトを作る

発汗を促しダイエットに繋げたい!ときには、天然塩をキャリアにします。

大さじ1杯の天然塩に精油を混ぜます。デトックス作用・発汗作用のある精油をセレクトするとよいでしょう。

効果:肌を滑らかにする、デトックス効果

アロマミストを作る

スプレーボトルにお水を入れ、精油を混ぜてよく振ります。浴室にスプレーします。お子様と一緒のお風呂にはこの方法がおすすめ。

アロマバスボムを作る

重曹、クエン酸、コーンスターチ、少量の水、アロマオイルを混ぜ合わせて、型に詰めて固めます。固まったら、浴槽に投入して使います。パチパチと弾けて血流改善効果が期待できます。

このように目的によってキャリアを変えるとより効果が増します。

さらに、ヒーリングミュージックをかける。また、お風呂の電気を暗くして、アロマキャンドルで灯りをともしても最高の演出ですね。

6.まとめ:アロマを自由に使いこなすなら、月謝制!アロマスクールラシエスタの講座がおすすめ

ここまで、お風呂でアロマを楽しむための様々な方法について解説してきました。

アロマテラピーは、奥が深く、自分自身と向き合うための素晴らしいツールです。

より深くアロマテラピーの世界を知りたい、自分だけのオリジナルブレンドを作りたいという方は、ぜひ専門の知識を学んでみませんか?

アロマスクールラシエスタでは、初心者の方からプロを目指す方まで、幅広いレベルに対応したアロマテラピーの講座をご用意しています。

月謝制で無理なく学べる

月謝制なので、自分のペースで無理なく学ぶことができます。

少人数制

少人数制のクラスで、講師との距離が近く、丁寧な指導を受けることができます。

実践的な内容

実際にアロマオイルをブレンドしたり、マッサージを体験したりと、実践的な内容が盛りだくさんです。
豊富な知識: アロマの基礎知識から、ブレンドの仕方、そして自分だけのオリジナルブレンドの作り方まで、幅広く学ぶことができます。

オンライン受講可能

オンラインスクールも開講しています。基礎コースをオンラインで学び、実技コースを通学で学ぶこともできます。

ラシエスタの講座を受講することで、

  • 自分にあったアロマオイルの選び方がわかる
  • 安全にアロマオイルを使用する方法がわかる
  • オリジナルのブレンドを作れるようになる
  • アロマテラピーの資格を取得できる などのメリットがあります。

アロマテラピーは、単なる癒しだけでなく、心身のリラックス効果や美容効果も期待できる素晴らしいものです。アロマスクールラシエスタで、アロマテラピーの知識を深め、豊かなライフスタイルを送りませんか?

【アロマスクールラシエスタ】では、アロマクラフトが作れる体験レッスンも実施しております。お気軽にお問い合わせください。

辛い肩こりは、原因にマッチしたアロマレシピとアロママッサージで改善できます。

肩こりが酷くて、頭痛や吐き気にまで発展している方へ。

とにかくその辛さ、今すぐにでもどうにかしたいですよね。

とりあえず駆け込むマッサージ店。

でも、効果は一時的。

肩こりのない身体になりたい!」とお悩みは深いかと思います。

実は、辛い肩こりは原因にマッチしたアロママッサージとアロマレシピでご自宅でも改善できます。

このブログでは、肩こりの原因に対応したアロマレシピとマッサージ方法をお伝えします。

とにかくつらい肩こり、このブログを見ながらご自宅でアロママッサージをしていただくとスッキリ楽になりますよ。

どうぞ最後まで、そして何回でも見直して実践してみてくださいね!

1.アロママッサージの効果と肩こりへのアプローチ

たくさんの肩こり解消法がある中で、アロママッサージの選択は欠かせません。

なぜなら、アロママッサージは、単なる香り付きのマッサージではなく、精油(アロマオイル)を鼻からと皮膚から体内へ吸収させ、体の中から肩こりの根本原因を改善していくからです。

後の章で示しますが、肩こりといってもその原因は様々ですし、原因が複合的な場合は多々あります。

たとえば、ある女性は、事務のお仕事で一日中パソコンで細かい数字を見ている。そうすると眼精疲労が肩こりの原因となります。

また別の女性は、緊張過多で何事にも緊張するので、呼吸が浅くなり姿勢が悪くなって肩がこります。

その原因原因で精油(アロマオイル)の選び方やトリートメント法を変えてアプローチするのです。

ですので、単なるもみほぐしとは違い、目の筋肉のこわばりをとったり、精神面で穏やかにすることで肩こりを改善していくのがアロママッサージなのです。

もちろん、もみほぐしや整体も、筋肉のこわばりをほぐしていくには効果的です。

上手なマッサージ師にお願いすると、とても心地よくほぐれていく感じがあります。また筋肉がほぐれることで心もほぐれることもあります。

しかし、アロママッサージは、精油が皮膚から血流に流されるので、その効果が持続的なものになりますし、オイルマッサージならではの心地よさは優しさに包まれる至福感があります。

要するに、アロママッサージによる肩こりへのアプローチは、以下に集約されると言えます。

  • 精神的であれ、感情的であれ、内臓や筋肉の体の不調であれ、どんな原因から発する肩こりも精油の効能効果がアプローチしてくれる
  • 原因によるレシピを作るので、原因毎のアプローチが可能
  • オイルマッサージによる抜群の心地よさが筋肉の緊張を和らげる

では次の章からは、肩こりの主な原因と精油レシピを見ていきましょう。

2.肩こりの主な原因

肩こりの原因は様々ですが、代表的なものを以下に挙げます。

  • 眼精疲労
  • 腕や手の疲労
  • 胃腸の不調による姿勢の悪さ
  • 筋肉的疲労
  • 神経の緊張
  • 冷え
  • 気象病
  • ホルモンバランス
  • 更年期

だいぶありますね。

原因毎にアプローチするアロママッサージ

これら肩こりの原因に対して、それぞれの精油でアプローチするのがアロママッサージです。

たとえば、緊張型の性格で、PC仕事が一日の大半を占める方には、

  • イランイランやサンダルウッドなど催淫系の精油
  • 眼精疲労を軽減し目の周りの筋肉や関節を和らげるマジョラムやラベンダー、ゼラニウムなどをブレンドします。

入念なカウンセリングから導き出す

これらの原因を探るために、アロママッサージを施す前には、入念なカウンセリングを行います。

本人が自覚していないものもあるのでセラピストから訪ねて振り返ってもらいます。

  • 便通
  • 痛みのある個所
  • 最近気になることがあったか?
  • また、生理について
  • 睡眠時間や睡眠の質
  • アレルギーなど

あらゆることをお聞きした上で適切なアロマレシピを作るのがアロマセラピストの仕事です。

もちろん、そこには香りの好みも入ります。

好む香りはその時々で違います。

季節やその人の置かれている環境や体の内部などにも影響するので、香りの好みは大事な要素です。

3.肩こり撃退に最適な精油の選び方

では肩こり撃退に適切な精油の選び方を具体的にご説明しましょう。

以下の順番で行うと効果的レシピが選べます。

1.慢性?急性?

いつから肩こりに悩まされているか?

  • 一週間以内
  • 1ヵ月
  • 半年以上

2.生活環境を振り返る

  • 睡眠時間
  • 睡眠の質
  • 毎日の便通
  • 冷え(手のひらでふくらはぎを触ると冷えているかどうかわかります)
  • 生理周期

3.気候、気温の変動

台風なども考慮します。

4.内観する・出来事を追う

  • 我慢していなかったか?
  • イラつく出来事はなかったか?
  • 心無い言葉で責められていないか?
  • 寂しさはなかったか?
  • 今日一日、一週間を振り返って、良かったこと嫌だったことを思い返してみる

5.香りの好み

いくつかの香りを嗅いで、好みの香りを見つけます。好みの香りから原因を探る。

6.効能効果と好みの香りの照らし合わせをする

精油の効能効果から好みの香りを選びたします。次にその好みの香りの効能効果の共通点を探ります。

それがあなたの肩こりの原因です。

たとえば、先の緊張型で、PC仕事が一日の大半という女性が以下のような要素を持っているとします。

  • 便秘気味
  • 水分はあまりとらない
  • 冷えがある
  • 慢性的な肩こり
  • 仕事での焦りがある
  • 先輩に嫌なことを言われた

だとしたら、

イランイラン、サンダルウッド、ラベンダー、ゼラニウム、ジュニパー、サイプレス、オレンジ、ユーカリ、グレープフルーツなどの精油を嗅いでみます。

その中で、グレープフルーツ、イランイラン、ラベンダーの香りが好みだとしたら、精神的な抑圧状態が肩こりの大きな原因になっています。

もちろん眼精疲労もありますが、精神的な抑圧の方が大きいのです。

4.プロが教えるご家庭でのアロママッサージテク

さて、肩こりの原因がわかりました。

実は、肩こりの原因によってマッサージ手法も変えなくてはいけません。

ですが、ここでは、ご家庭で行うのに適したマッサージとして、それぞれの原因に応じた施術箇所とポイントを見ていきましょう。

緊張過多タイプで、PC仕事が多い肩こり

  1. 精油を入れた手浴をします。
  2. 左右の指を絡めて回し、手首をほぐします。
  3. 腕にオイルを塗布し、優しくなでます。
  4. 仰向けになり、お腹にオイルを塗布し、時計回りに優しくなでます。

育児中で腕の筋肉疲労による肩こり

  1. 手・腕にオイルを塗布し軽く流します。
  2. オイルをつけたまま手浴とひじ浴を行います。
  3. 腰にマッサージオイルをすり込みます。

眼精疲労と運動不足が原因の肩こり

  1. 脚にマッサージオイルを塗りこみます。
  2. 足裏にもオイルをつけてまんべんなくほぐします。
  3. 手の指を足の指に絡めて(差し込んで)足指を回します。
  4. 足指を一本ずつもみほぐします。(痛い指があれば丁寧に)
  5. ふくらはぎからハムストリングを上に引き上げるようにマッサージします。
  6. おでこを指の腹を使ってほぐします。
  7. 眉上をほぐします。
  8. 目のストレッチを行います。

ご家庭では、このように原因に沿って部分的にマッサージをすることがおすすめです。

*アロママッサージオイルのご注意

アロママッサージオイルは、必ず太白油やホホバ油に希釈してお使いください。

プロのマッサージテクニックやアロマレシピの作り方は、アロマスクールで体系的に学ぶと一生ものの力になります。

≫アロマスクールのご案内

まとめ:肩こりにアプローチするアロママッサージとは?

肩こりにアプローチするアロママッサージは、原因によってレシピもマッサージ手技も違います。

まずは、原因を知ることが第一の作業です。

上記で示したように、ご自身の心や体だけでなく、気象状況などの環境も併せて考えることが良いレシピの基本ですが、これらを完璧に行なうことは難しいものです。

まずは、好みの香りを選び、アロママッサージを作ってみましょう。

患部にマッサージしながら、精油の効能を調べて、それに相応する症状が自分に当てはまらないかを見るだけでも興味深いものです。

アロマスクールに通うと、肩こりをはじめ、さまざまな身体の不調に合わせたアロマレシピやマッサージテクニックを基礎から学ぶことができます。

≫アロマスクールカリキュラムのご案内

実際にプロのアロマセラピストが、お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適なアロマオイルを選び、施術を行う様子を体験できるアロマサロンもおすすめです。

「どのアロマオイルを選べばいいの?」「どんなマッサージをすれば効果があるの?」

そんな疑問も、プロのセラピストに相談することで解決できます。

≫アロママッサージのコースとご予約

アロママッサージの方法は、症状の原因によって違うため、「これが正解!」というものはありません。
しかし、何より自分が心地よいことが一番です。
心地よいということは筋肉も神経もリラックスしているということですよね。

心地良い時間、自分を労わる時間を大切にしてくださいね。

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~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

アロマセラピストに向いている人

アロマセラピストは、香りを通して心身を癒し、人々の生活に寄り添う魅力的な職業です。

自身がアロマテラピーを受けて、ストレスから解放されたり、暗闇から光を見出した経験をしたり、自己成長を助けられたりしたことがある方は少なくありません。

そのような経験が、「私も人を癒やせたらいいな」という思いを育てるきっかけになることもあります。

しかし、自分が本当にアロマセラピストに向いているのか、という不安を抱くこともあります。

このブログでは、アロマセラピストに向く人の特徴や適性を徹底的に分析し、あなたの不安が解消され、アロマセラピストとしての道がより明確になることを願っています。

≫アロマスクールはこちらのご案内から

1.一流のアロマセラピストに必要な8つのスキル

アロマセラピストになるには、アロマテラピーの基本を学ぶことが必要なのは言うまでもありません。

基本とは、

  • 精油の効能
  • 人体解剖学
  • ストレス
  • 自律神経
  • ホルモン

などです。

これらは、アロマスクールに通えばだいたいのことは教えてくれます。

しかし、これ以外にもっと大切な要素があります。

それが、以下の8つです。

  1. 理性
  2. 感性
  3. 表現力
  4. 傾聴力
  5. 整理力
  6. 洞察力
  7. 探求心
  8. 自然愛

これらなくしては、一流のアロマセラピストにはなれません。

最近では、アロマセラピストの定義が非常に曖昧になってきています。

アロマセラピストの明確な定義がないと、これらの8つの要素が必要かどうかを判断することすら難しくなってしまいます。

アロマセラピストの定義

厚生労働省の職業情報提供サイトには、

アロマセラピストとは、

「美と健康の維持・増進を目的に、精油(植物精油)の専門知識に基づき顧客に精油をブレンドしたアロマオイルを使ってトリートメントを行う。

アロマセラピー(アロマテラピー)は、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いて心身を整え、健康や美容に役立てていくものである。精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える芳香浴法、精油を入れた湯に全身又は一部を浸ける沐浴法、精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する吸入法、顔に精油成分を含んだ蒸気をあてることにより、血行を促進し、皮膚に潤いを与えるフェイシャルスチーム、湯(又は水)で温めた(又は冷やした)タオルなどの布を、身体の一部にあてる湿布法、精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布するトリートメント法などの様々な利用法を用いる。

アロマセラピストは精油がもたらす心地よい香りと特性を用いて顧客の休養の質を高め、健康づくりを助ける。同時に行き届いたサービスも重要となる。アロマセラピーについて専門知識に基づく説明や助言とともに顧客が安心して施術を受けられる接客を行う。また、サロン内の清潔感を保ち、タオル、シーツ、室内の備品等を整える。リラックスして施術を受けてもらうためのBGMの選定などにも気を配る。予約の電話応対、会計処理等事務作業を行う場合も多い。」

≫引用 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/420

と出ています。

人生100年時代と言われるようになり、50歳、60歳では、まだまだ美しさ若さを求めます。

健康の秘訣は見た目にも現れますから当然です。

ですから、現在はもとより今後も健康産業はさらに発展していきます。

そのような中で、アロマセラピストは注目される職業の一つです。

ですが、アロマテラピーは海外では医療に使われるほどのものですので、安易な気持ちで取り扱うことはできません。

最近、アロマテラピーの知識がない人が既製品の香り付きマッサージオイルを使ってマッサージを行うことが増えているため、定義が曖昧になっているのが現状です。

これは非常に危険なことです。

私自身もそのようなオイルマッサージを取り扱うリラクゼーションマッサージ店を数年経営したことがありましたが、知識のないスタッフに取り扱いを任せるのは非常に危険だと感じ、店を締めました。

 

アロマテラピーの基礎+8つのスキル

先述したように、アロマテラピーの基礎とは、精油の効能や解剖生理学などのことです。

アロマテラピー検定が広く知れ渡るようになり、1級を受けた方も多いでしょう。

基礎の一部が詰め込まれています。

独学でも十分受かる内容です。

しかし、1級合格だけではアロマセラピストにはなれません。

また、さらにインストラクターコースやアロマセラピストコースなどに進んだ方が、皆アロマセラピストになれるかというとほとんどなれません。

それは、アロマテラピーを学ぶほかに必要な8つのスキルを学ばないからです。

理性、感性、表現力、傾聴力、整理力、洞察力、探求心、自然愛

これらが揃って、はじめて一流のアロマセラピストになれるのです。

これらを習得するには、一朝一夕にはいきません。

私が良く使う表現に、「感性でお話ししながらも、頭の中にはエクセルが入っているように」と言います。

共感しながら、しっかりクライアントを洞察し、データに当てはめて見ていくことが必要とされます。

そして、クライアントの思考を迷子にさせないような表現力。

さらに、植物の偉大な力を借りるという、自然への敬愛。

25年以上この仕事をしてきて、なんというか、宇宙そのものを感じて考える心が必要な感じがします。

こういうことをお話しすると、たいていの人は「私には無理」とおっしゃいます。

当然です。

私も、今振り返ればそのようなことを日々のクライアントとの施術の中から学びとったということです。

ただ、これら8つのことをいつも考えてクライアントと接することが大事です。

一流のアロマセラピストは、クライアントに感動を提供します。

その感動を生み出すためには、8つのスキルが必要です。

現在では、クライアントの方がアロマテラピーに詳しい場合もあり、1級保持者であることもあります。

そのため、アロマテラピーに加えて、心理学やカウンセリング、その他の技術も学ぶ必要があります。

2.アロマセラピストが向いている人、向かない人

そもそも、多くのリラクゼーションからアロマテラピーを選ぶ人は、感性が豊かな人が多い。

また豊か過ぎて世の中で疲れてしまっている人も。

そのような感性豊かな人は、ストレスを抱えやすいのです。

アロマセラピストに向いている人は、どんな人?

一言で言えば、ストレスを感じやすい人です。

ただし、ストレスコントロールができるようになった人が最適です。

私のスクールには、ストレスを抱えている最中の人が多く学びに来ます。

スクールで学びながらストレスコントロールを可能にした人は、アロマセラピストとして活躍されています。

なぜなら、ストレスを感じない人は、他人の痛みがわからない。

だから、感性も育たない。

また、ストレス不感症でも困ります。

ストレスをストレスと認識して初めてストレスコントロールができます。

言い換えれば精神を安定させることができる自己管理能力の高い人です。

これを育むには訓練が必要です。

コミュニケーション力がある人は向いているか?

コミュニケーション能力は必要なスキルです。

これがある人は向いていると言えます。

しかし、ここで注意したいのは、コミュニケーション能力があると思い込んでいる人です。

単にお話し好きというのは、コミュニケーション能力ではありません。

  • 相手の気持ちになる
  • 相手の立場や状況を考えて発言する
  • お互いが心地よい環境を作ることができる

これらができる人がコミュニケーション能力のある人です。

けっこう勘違いしている人、多いです。

口数の少ないコミュニケーションの達人もいらっしゃいます。

ということは、向いていない人の代表といえば、マシンガントークを繰り広げる人ということです。

自分が楽しければそれでいい、そんな人はアロマセラピストに向いていません。

自然が好きは向いている、人間が好きは?

アロマセラピストになりたい人で、「人が好きなんです!」という人がいます。

もちろん、人間が好きは、洞察力が出るのでOKでしょう。

しかし、ここでも、勘違いしている人がいます。

一つは、上で述べたお話し好きの人が、人と話すことが好きだから人間が好きというパターン。

もう一つは、人を分析しすぎる人。

上から下までなめまわすように見て、自分の理屈に当てはめて満足している自己満足な人。

はっきり言って、一番嫌われるタイプです。

なので、「人が好き」は、自己満足でなければ大いにけっこう。

それよりも、寡黙でも自然が好きな人の方が向いています。

自然への深い愛があると、私たちは自分の思うように人生が流れないことを学びます。

たとえば、一生懸命育てた作物が台風でやられてしまうということもある。

一生懸命が必ず形になるとは限らない。

頑張っても結果が出ない、その時何を視点に物事を見ていったらいいかを改めて考える。

こういう視点が大切です。

人を幸せに導くのがアロマセラピストの仕事。

あなたの施術や言葉で、「あ~、気持ちが軽くなった」と言われることが増えていくでしょう。

これが、アロマセラピストのやりがいです。

精油や植物油といった、自然からの贈り物を取り扱うには、自然の偉大さを身をもって知ることです。

  • ご自分でハーブを育てるのもいいでしょう。
  • 毎日の生活から「合成物」をなるべく排除するのもよいでしょう。
  • また、薬に頼らず、自然の食べ物で体を作っていくことを実践することはとても勉強になります。

アロマセラピストに向かない人は、すぐに薬に頼ってしまう人とも言えます。

3.アロマセラピストになるための勉強法

25年のアロマセラピストとしてのキャリア、また、アロマセラピスト育成の経験からつらつらと書いてきました。

これらを読むと、「あ~、やはり難しいかも、私には無理」と思った方も多いでしょう。

先ほど述べたように、これらを意識して生活することが大事なだけです。

なぜか、アロマセラピストを目指す方は、とてもまじめで完璧主義な人が多い。

「全てを習得してからでないと、アロマセラピストデビューはできない!」と勘違いされないように、この章では、アロマセラピストになるための具体的な勉強法をお伝えします。

アロマテラピーの基礎を学ぶ

まず第一に、アロマテラピーの基礎をしっかり学ぶことが重要です。

アロマスクールでの学習や独学、さらにはオンラインスクールで学ぶ方法も増えています。

どの方法を選ぶにせよ、学びを始めることが肝心です。

ただし、明確な目標を持って学ぶことが重要です。

「アロマセラピストになる!」という宣言をすることで、学びの質が変わります。

趣味として学ぶのと、職業として学ぶのとでは、同じ内容でも理解力や発見力、そして講師の情熱にも違いが出てきます。

アロマセラピストとして人を癒すことを目指すならば、疑問が出てきたときにすぐに講師に質問できる環境で学ぶことをおすすめします。

プロフェッショナルになるためには、ただ受け身で授業を聞くだけでは不十分です。

積極的に理解しようとする姿勢が求められます。

アロマテラピーの学びは、自然を学ぶことにも通じます。この分野は非常に奥深く、いくら学んでも尽きることのない学問です。

≫オンライン講座も開講中

実践しながら学ぶ

アロマテラピーを自分のものにするには、実践しながら学ぶことです。

いろいろなクラフトが作れるのがアロマテラピーの魅力。

一つの精油を習ったら、徹底的に使ってみる。

自分の体を実験台として、使ってはそのビフォーアフターを記す。

その繰り返しが、一番大事です。

なぜなら、私たちの体は毎日変化しています。

朝と夜でも違います。

湿度が高いときと乾燥しているときでも違います。

様々な外的要因と、生理やストレスなどの内的要因によって毎日違います。

さらに、精油には様々な効能効果があります。

たとえば、ペパーミントの精油を今日使ったら、●●だった。でも、先週使ったときはこういう感じだったね。

そういえば、今日は蒸し暑い。先週はカラッと晴れていた。

今日は生理も始まったし。

このように、記載していくのです。

また、精油は1種類だけ使うことは稀なので、数種類のブレンドの敵数バランスによっても効果が違います。

それをつぶさに観察しましょう。

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毎日、精神・体・皮膚を観察

ビフォーアフターを書くには、自分の体を観察することが欠かせません。

  1. 心の声を聴く
  2. 体の声を聴く

毎日、心と体の声を日記のように書きましょう。

自分のことがわかると、人のこともわかるようになります。

これがアロマセラピストにとっての大切なレッスンです。

これらのことは、アロマテラピーの基礎を学びながら同時にできる勉強です。

本を読む

本を読むことはとても大切です。

メンタル障害を抱えてくるクライアントは多いですので、心理学やカウンセリングの本、またスピリチュアルの本も役に立つこともあります。

最近私が読んだ本でおすすめは「メンタルマネジメント大全」ジェリースミス著(河出書房新社)

他に、睡眠に関すること、健康に関する本や雑誌は積極的に読みましょう。

その他には、自己啓発本や禅や仏教の本などに、クライアントを励ますピンポイントの言葉を発見することも。

本を読むと人の心がわかりやすくなります。

できれば、音読をおすすめします。

深く理解するには、音読もしくは、何度も何度も読むことです。

反対に、本を読まないと、コミュニケーションが一方通行になります。

積極的に本を読みましょう。

体力をつける

勉強するには体力が必要です。

たいていの人は、働きながら勉強します。

体力がなくて、勉強を諦めてしまう人はかなりの数です。

さらに、アロマセラピストになるとマッサージを施すこすのである程度の体力は必要です。

アロマテラピーマッサージは、他のマッサージに比べてセラピストの体の負担は軽いほうです。

それでも、立ち仕事ですので、体力は必要でしょう。

私の場合は、アロマセラピストの仕事をしながら体力を付けていきました。

会話のロープレと想像力

頭だけでわかったつもりは、アロマセラピストとして花開きません。

会話も練習します。

1人ロープレをノートで行うと、クライアントの気持ちがとても深く理解できます。

たとえば、今日、誰かとおしゃべりしたら、その内容を脚本に起こすように書きます。
書いていると、

「もしかして、別の言葉を使ったら反応が違ったかも」ということが発見できます。

これを繰り返すと、言葉による癒し力が身につきます。

まとめ

アロマセラピストに向いている人と向かない人について、私の経験からお伝えしました。

一般的なこととずいぶん違うと驚かれた方もいらっしゃるでしょう。

私の学んだ時代からすると、実に多くの人がアロマテラピーを学んでいます。

アロマテラピーの基礎を学ぶのは、誰でもできます。

しかしながら、この記事に書いたその他の資質や学びがないと、アロマセラピストとしてやっていくのは難しいでしょう。

もちろん、今できなくてもよいのです。

ただ、いつも学びの姿勢が肝心です。

感性を学ぶことは、経験をしないと学べません。

  • 感性だけでもダメ
  • 理屈だけでもダメ

その両方がアロマセラピストには必要です。

「アロマセラピストになってたくさん人をいやしてあげたい!」

そう思われるなら、勉強してください。

あなたがアロマセラピストになりたいと思ったということは、学べば必ず身につく資質を持っているということです。

応援します!

頑張って!

 

アロマスクールの体験レッスンに参加してみませんか?

きっと素敵な発見がありますよ。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

アロマセラピストってどんな仕事?スキル大公開!

アロマセラピストの世界に興味があり、人を助ける仕事ができたらいいなと考えている方へ。

アロマセラピストは、心と体の癒しを追求し、人々の生活に変化をもたらす魅力的なお仕事です。

この記事では、アロマセラピストの仕事はどんな仕事なのかについて明らかにし、どのようにしてアロマセラピストへの道に進むかについて探求します。

自然の力と癒しの魔法に触れ、新たなキャリアの扉を開くことができます。

ぜひ最後までお読みになって、アロマセラピストの仕事内容を知り、この世界へ足を踏み入れてください。私がお手伝いします。

≫アロマスクールのご案内

アロマセラピストの役割、心と体を癒す専門家としての使命

あるとき、私の施術に感銘を受けた人がアロマスクールの体験レッスンにきて、

「先生の仕事って、かっこいいと思ってスグに体験レッスンを申し込みました!」とおっしゃいました。

香りによって心と体を読み解く技術と不調に対するアプローチやアドバイスの一連の流れがとても魅力的に映ったようです。

アロマセラピストとは?

アロマセラピストは、植物の芳香を使った自然療法であるアロマテラピーを専門とするプロフェッショナルです。

アロマセラピストの主な役割は、クライアントの心と体を癒すことです。

なぜ今このアロマセラピストという仕事に注目が集まるかというと、デジタル社会、情報化社会の中で、私たちは人類史上かつてない非常に大きなストレスを強いられているからです。

また、多くの医療従事者が、病気の根本的な原因はストレスにあると知るようになり、少しずつ医者や研究者がそのエビデンスを発信しだしているからです。

アロマセラピストは、様々な精油(エッセンシャルオイル)を使用して、リラクゼーションやストレスの軽減、痛みの緩和、はたまた血圧や血糖値のバランス回復やダイエットや美容に至るまで、多くの目的でクライアントを健康でハッピーな人生に導いています。

アロマセラピストの使命

アロマセラピストの使命は、クライアントが心身ともにバランスを取り、健康で充実した生活を送ることをサポートすることです。

アロマセラピストは、クライアントとの信頼関係を築き、クライアントのニーズや要望に応じてカスタマイズされたセッションを提供します。

さらに、アロマセラピストはクライアントの健康状態やライフスタイルについて詳細に把握し、適切なアドバイスやケアプランを提供することもします。

それにより、生活習慣の悪癖がから抜け出し、病気から遠ざけることができるからです。

もちろん、全ての健康をアロマセラピストが担えるわけではありません。必要なときには医療機関へとクライアントを導くこともあります。

たとえば過去の私のクライアントは、子宮に大きなトラブルがあるように私には思えましたので、病院へ行くように勧めました。その結果子宮筋腫がとてもたくさんあったことが判明しました。

アロマセラピストは、香りやタッチを通じてクラアントの心と体を癒し、健康でバランスのとれた生活を支援しますが、他の療法と協力することもまた大事な要素です。

アロマテラピーは予防医学といわれます。

アロマセラピストは、クライアントが病気にならないようにサポートしますが、たとえば風邪や発熱など、体のデトックスのために必要な症状は受け入れることを理解し、クライアントに伝えます。

 

*アロマテラピーとは何か?アロマテラピーの基本原理と効果については、こちらの記事を参考にしてください。

≫アロマスクールガイド

アロマセラピストになるための必要なスキルと知識

アロマセラピストになるには、特定の知識や技術、資格が必要です。

心や体の知識だけでなく、自然界への理解も必要になります。

  • メディカルだけに特化すると、自然への敬愛が失われがちです。
  • スピリチュアルに特化しすぎて、実践的でないとクライアントに受け入れていただくのが難しくなります。

アロマテラピーには狭義と広義があります。

最初は入り口は狭くても構いませんが、クライアントの癒しをしているうちにだんだんと広義の意味を理解していくことができると思います。

以下に、アロマセラピストになるための基本的なスキルと知識を書いておきます。あくまでも基本的なものですので、さらに学ぶ姿勢を整えるとよいでしょう。

1.アロマセラピーの理論と実践

アロマセラピストになるためには、アロマセラピーの基本的な理論や実践技術を習得する必要があります。

これには、エッセンシャルオイルの効能や使用方法、適切なブレンドの作成法、異なる精油の特性などが含まれます。また、アロマセラピーの歴史や文化的背景についても理解することが重要です。

アロマセラピストにとって必要なことは、理論を理解して実践すること。

当たり前のようですが、理論だけ知っていて実践できない人は多くいます。これらの方はアロマセラピストになっていないので問題はないですが、実践主義で理論を学ばないセラピストはたくさんいます。

残念ですが、アロマセラピストとは言えないでしょう。

また理論と実践を結びつけるのは非常に難しいとお考え下さい。理論はすべて実践できますが、訓練によって成しえるものですので、常に頭と体と感性を使う必要があります。

そういうことを言いますと、アロマセラピストになるのって難しいとおびえてしまうかもしれませんが、このように考えてください。

英会話の勉強を例に挙げるとわかりやすいです。教科書で文法を学んでもしゃべれるようにならないが、学んだことを繰り返し口に出すと話せるようになる上に文法理解も深まりますよね。

これと同じです。

ちなみにアロマテラピースクールラシエスタでは、理論と実践を常に行う授業内容を組んでいます。

2.安全性とリスク管理

アロマセラピストは、安全な施術を行うために、精油の使用方法や適切な希釈率、注意すべき副作用などについて深い知識を持っている必要があります。

また、クライアントの健康状態を評価し、適切な精油を選択する能力も必要です。

精油は、非常に濃度の濃いものなので、必ず薄めて使う必要があるのですが、アレルギー体質の人には、少量でも過度に反応する精油もあります。また、普段は大丈夫でも、免疫力が弱まっているときは反応が出てしまうこともあります。

ですので、常にリスク管理を念頭においてブレンドや施術を行います。

私は、春先には非常に注意をします。春先は、一年のうちで一番体調の変化が起きやすい時期だからです。

3.コミュニケーションスキル

アロマセラピストは、クライアントとの信頼関係を築くために優れたコミュニケーションスキルを持っている必要があります。

クライアントのニーズや要望を適切に把握し、適切な施術プランを提供するためには、コミュニケーション能力が欠かせません。

さらには、カウンセリング技術も持っている方が良いのです。

クライアントが心を開いて全てを話してくれるまでは、満足のいくブレンドや施術はできないものです。

特に、トラウマを抱えている場合など、人に話すことが難しい場合もあります。クライアントの心のひだに触れるような会話ができると、そのアロマテラピーセッションは非常に満足され、ファンになってくれるでしょう。

カウンセリングスキルは、改めて学んだほうが良いでしょう。自分の人生にも使える技術ですので、おすすめです。

*当スクールでは心理カウンセリングのレッスンも設けております。

≫カリキュラムと費用

 

4.解剖学と生理学の知識

アロマセラピストは、人体の基本的な構造や機能についての基礎知識を持っている必要があります。

心や体のケアをするのですから、当然の知識です。

わかりやすく言えば、消化・排泄の仕組みを知らなければ、消化促進作用のある精油を選べば良いという単純な選択になり、アロマテラピーの効果が半減されます。

消化促進をスムーズに行うために必要なのは、良質な睡眠である場合もありますし、十分な水分補給の場合もあります。また、適度な運動が必要な場合もあります。

さらに、消化促進の機能を司っているのは、胃と腸だけではありません。
膵臓や胆のう、十二指腸など様々な臓器や循環器が関わっています。もしかしたら、消化不良なのは、胆汁分泌が少ないからかもしれません。

このようなことを考えながら適切な精油を選び施術していきますので、解剖学や生理学の知識が必要なのです。

5.倫理と法律

アロマセラピストは、個人情報の保護やプライバシーの尊重、適切な施術の提供に関する倫理規定や法律について理解している必要があります。また、必要なライセンスや許可を取得することも重要です。

特に、効果に関する言動は注意しなくてはいけません。
薬事法などに触れる言い方をしてはいけませんので、ある程度の知識は必要になってきます。

以上のスキルと知識を習得するためには、専門のアロマセラピーの学校やコースでの教育を受けることが一般的です。また、実務経験や継続的な教育を通じてスキルを磨くことも重要です。

アロマセラピストの日常業務:セッションの準備から施術までの一日

アロマセラピストの日常業務は、クライアントに癒しとリラクゼーションを提供することにあります。以下に、セッションの準備から施術までの一日の典型的な流れを詳しく説明します。

1.セッションの準備

クライアントの予約とスケジューリングを確認します。セッション前に、施術室や施術器具を清潔に整えます。

必要なエッセンシャルオイルやアロマテラピーのアイテムを選択し、準備します。

クライアントのカルテや健康情報を確認し、施術プランをカスタマイズします。

2.クライアントの受付とカウンセリング

クライアントが到着したら、丁寧に施術ルームへご案内をします。

クライアントとのカウンセリングセッションを行い、健康状態や施術の目的を確認します。

クライアントの要望や好みに応じて、施術内容や使用する精油を調整します。

3.施術の実施

クライアントが施術台に横になったら、施術を開始します。

クライアントの心身の状態に合わせて、適切なアロマセラピーのテクニックを使用します。

心地よい香りや優しいタッチを通じて、クライアントのリラックスとストレス軽減を促します。

施術中にクライアントと手のひらでコミュニケーションを行います。手は受信打診の大切な行為を行う道具です。クライアントのフィードバックも手のひらで受け取ります。

4.セッションの終了とアフターケア

施術が終了したら、クライアントの心身の状態について説明します。

クライアントにアフターケアのアドバイスやホームケアの指示を提供します。

セッション後、施術室や器具を清掃し、次のクライアントのために準備を整えます。

 

このように、アロマセラピストの日常業務は、クライアントのニーズに合わせた丁寧な準備と施術、そしてアフターケアまでを包括的に行います。彼らの使命は、クライアントが心身ともにリフレッシュし、バランスを取った状態で施術室を後にすることです。

最も人気のあるアロマテラピーのエッセンシャルオイルとその効能

さて、アロマセラピストの仕事や使命について説明してきましたが、少し休憩して人気のあるエッセンシャルオイルのお話をします。

人気のあるエッセンシャルオイルは多岐に渡りますが、やはり誰でも思い浮かぶのはラベンダーでしょう。

ラベンダーについて

ラベンダーは万能のオイルと呼ばれ、リラクゼーション効果が非常に高いものです。

心・身体・皮膚、全てに対してリラクゼーションとストレス軽減効果があります。その穏やかな香りは、不安や緊張を和らげ、睡眠の質を改善し、精神バランスをとるのに役立ちますし、血圧を穏やかにします。

万能のオイルですが、リラックス作用が非常に高いので、集中力を要する作業の前は使わないほうが良いでしょう。また、睡眠薬を飲んでいる人や血圧が異常に低い方は使用を避けましょう。

枕元にラベンダーの香りを垂らして寝ると、質の良い睡眠が得られます。
その他に、柑橘類やユーカリ、ティートリーなどたくさんのエッセン差春オイルがあります。

詳しくは、ショップの商品説明に載せていますので、こちらをご覧ください。

≫オンラインショップ

よくある質問とその答え

Q: アロマセラピストになるにはどのような資格が必要ですか?

A: アロマセラピストになるためには、一般的には専門のアロマセラピーの資格や認定を取得する必要があります。各国や地域によって異なる場合がありますが、一般的にはアロマセラピースクールに通い、スクールの認定するコースを修了することが一般的です。

Q: アロマセラピストとしてのキャリアはどのような将来性がありますか?

A: アロマセラピストとしてのキャリアには多くの成長性があります。需要が高まる健康志向の市場や、ストレス社会での癒しの需要が増える中で、アロマセラピーはますます重要な役割を果たしています。サロンへの就職やフリーランス、独立開業など様々なスタイルが望めます。

Q: アロマセラピストとしての収入はどのくらい期待できますか?

A: アロマセラピストの収入は地域や経験、設定された価格によって異なります。どれくらいクライアントに満足を提供できるかによりますし、フリーランスで働く場合や、自身の施術院を開業する場合などで収入は変わってきます。

Q: アロマセラピストとしてのスキルや知識をどのように身につけることができますか?

A: アロマセラピストとしてのスキルや知識を身につけるためには、専門のアロマセラピーのスクールに通うことが一般的です。また、実践的な経験を積むことも重要です。

Q: アロマセラピストとしての施術はどのようなものですか?

A: アロマセラピストの施術は、エッセンシャルオイルを使用したマッサージやアロマテラピーのテクニックを組み合わせたものです。施術はクライアントのニーズや健康状態に合わせてカスタマイズされます。

まとめ

アロマセラピストの仕事について、理解できましたか?

スクールで教えていると、「難しい」って言われることが多いですが、実践しながら覚えることでいつの間にか身に尽きます。

あなたが中高で学んだ学び方から脱却して、実践と理論を重ね合わせて勉強すると、どんどん興味が深まって面白くなります。

アロマセラピストとしてのスキルは、プロになってからもさらに上乗せで学んでください。

健康と癒しと自然の学びは終わりがないものです。

アロマセラピストの世界に興味がありましたら、体験レッスンをおすすめします。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

仕事や家事、育児など忙しい日々を送る現代人にとって自分自身を労わることはつい後回しにしてしまいがちです。身体の疲労や精神的な疲労は人間関係にも影響が出てしまいます。そんな心身の疲れに寄り添う存在としておすすめなのがアロマテラピー
アロマテラピーとは植物から抽出される精油を使用した芳香療法です。
香りは自律神経を整え、心と身体を癒してくれます。またリラックス、殺菌、美容など様々な効果が期待できます。今回は手軽に楽しめる使い方から応用まで様々な使用方法をご紹介いたします。
ぜひ、楽しみながら日常生活に取り入れてみて下さい。

目次
1.精油とは
2.使い方<基本編>
3.使い方<応用編>
4.使い方<番外編>
5.使用時の注意点
6.まとめ

1.精油とは

・水蒸気蒸留法または圧搾法で抽出したもの
・成分を抜き出していない
・成分を加えていない
つまり、100%天然であるということ

2.アロマテラピーの使い方<基本編>

2-1 芳香浴法
芳香浴法は精油を拡散させて香りを楽しむ最も手軽な使い方です。
ディフューザーやランプなどの専用器具は要りません。ハンカチやティッシュにお好みの精油を1~2滴たらして置くだけで空間が良い香りに包まれて心地よい気分になるでしょう。

2-2 吸入法
お湯を入れたマグカップや桶に精油を1~2滴垂らして立ち上る香りを楽しむ方法です。
蒸気を利用して吸入する方法はリラックスだけでなく、鼻づまりやのどの痛みなどの呼吸器系の不調を緩和するのにも役立ちます。
また、洗面器などにお湯を入れ精油を1~3滴加え、蒸気が逃げないようにバスタオルを頭からかぶり目を閉じてゆっくり呼吸をすると、フェイシャルスチームとしてスキンケアに活用できます。
マスクに1滴たらすだけでも香りを楽しめます。
※注意 精油を入れたお湯は誤って飲まないでください。
※注意 精油成分が粘膜を刺激することがある為長時間の吸入は避けて下さい。

2-3 沐浴法
沐浴法はアロマバスとも呼ばれています。
精油はお湯に溶けないため、浴槽に入れる時は、天然塩や植物油、ミルクなどに混ぜてから使用してください。一回分は天然塩10gまたは植物油5mⅬに対し精油5~6滴を目安にして下さい。
香りと入浴の両方の力で心身共にリラックスできるでしょう。
浴槽だけでなく、大きな桶などに手や足などを浸す部分浴もおすすめです。
※注意 肌に刺激を感じた場合は、直ちに流してください

2-4 マッサージオイル
精油を植物油などで1~2%に希釈し体や顔に塗布する方法です。
掌の温かさを感じながらマッサージを行うことによりリラクゼーション、保湿、血行促進、筋肉のこわばりを和らげる効果があります。
慣れてきたら、数種類の精油をブレンドすることで、さらに効果が高まります。ブレンドするときは、揮発度や香りの強さなどを参考にするとよいでしょう。

3.アロマテラピーの使い方<応用編>

3-1 湿布法
洗面器にお湯を入れ、お好みの精油を1~2滴垂らして混ぜ、ガーゼや柔らかい布で上に浮いた精油をすくい取るようにして絞るとアロマ湿布ができます。
ほのかに香りがする湿布に癒されるはずです。
炎症がある時は冷湿布、コリやこわばりがある時は温湿布がおすすめです。

3-2 殺菌消毒
エタノールにお好みの精油を入れ、精製水で希釈するとルームフレッシュナーとして使えます。
また、クレイにお好みの精油を濃度1%以下になるように加え、まんべんなく混ぜるとボディパウダーができます。デオドラント効果のあるティートリーやペパーミントなどを使用すれば、汗を抑え防臭効果期待できます。

3-3 パック
肌質に合わせて粘土を選択し、粘土と同量の芳香蒸留水を入れて混ぜます。そこに目的に合わせた精油や植物油を混ぜ合わせます。目と口の周りは避けて、皮膚が隠れるくらいに伸ばします。五分以内を目安に拭き取るか洗い流してください。
フェイシャルパックをすることで、肌の深い部分の汚れを引き出し血行を促します。汚れや老廃物などを除去しながら肌に栄養を供給し、鎮静化が期待できます。
また、アイパックもおススメです。
ローズウォーターを含ませたコットンでアイパックをすると、眼精疲労の改善につながります。

3-4 スキンケア
植物油とミツロウを合わせたものにお好みの精油を入れるとフェイスクリームやボディクリームとして使用できます。使う場所や肌質によって濃度を調節して下さい。
芳香蒸留水または蒸留水に精油と少量の植物油を入れるとオリジナルの無添加化粧水ができます。水と精油は混ざらないので、良く振ってから使用してください。

4.アロマテラピーの使い方<番外編>

ラシエスタでは、お客様が来店された際に、ティートリーを1~2滴入れたお水でうがいをすることをお願いしています。そのおかげで、クラスターなどは一度も起こしていません。
また、白鳥はここ数年インフルエンザやコロナはもちろん風邪にも罹患していません。(薬や病院のお世話になることもありません)

5.精油を使う時の注意点

精油は非常に凝縮されているものです。
精油の一般的な注意事項は
・飲まないでください
・原液をお肌につけないでください
・アレルギーテスト、パッチテストをして下さい
・保管場所と使用期限に気を付けましょう
・精油は薬ではありません
・通院中、投薬中の方は医師又は専門家に相談してから使用してください
・妊娠中の方は専門家に相談してから使用してください
・乳幼児や小さなお子さんは極力使用を避けて下さい

6.まとめ

楽しみ方は無限大!!
自宅やオフィスで様々な使い方ができる事をご理解いただけたと思います。

アロマテラピーは香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用や皮膚から吸収され血液中にはいることにより人間の自然治癒力を高めて疲れた心と身体を癒してくれます。
何となく調子が悪い、気分を上げたい、リフレッシュしたい時など、薬や病院に頼る前に、アロマテラピーがあなたの味方になってくれるはずです。
まずは、お気に入りの精油を一本選んでみて下さい(あなたの嗅覚を信じて良い香り!好きな香り!と思えるものが一番です)
そして、アロマテラピーをあなたの日常に取り入れてみてはいかがですか?
 

≫もっと詳しく知りたいらな、アロマ教室で学び始められます。

 

アロマで冷え肩こり腰痛を一掃!巡りUPで血行改善

寒い冬、春の底冷え、効きすぎの冷房、、

体の冷えから肩こりや腰痛がお辛くなっていませんか?

肩こりや腰痛の原因は様々で個々に違うものですが、冷えは大きな原因の一つです。

この記事では、冷え、肩こり、腰痛の三重苦に焦点を当て、そのメカニズムと影響をお伝えします。同時に、内蔵冷え、ストレス冷え、運動不足冷えと言った冷えの種類にも言及します。

この記事を読むことで冷えの原因を知り、自分に合ったアロマテラピーアプローチで冷え肩こり腰痛を一掃しましょう!

 

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目次

  1. 冷え、肩こり、腰痛の三重苦
    1.1冷えのメカニズムと肩こり、腰痛への影響
    1.2内蔵冷え、ストレス冷え、運動不足冷え
  2. アロマテラピーの力で冷え撃退!
    2.1アロマテラピーの基本原理と冷えへのアプローチ
    2.2オリジナルレシピで肩こりと腰痛を緩和
  3. 巡りupで血行を促すアプローチ
    3.1血行不良が引き起こす不調
    3.2アロマテラピーによる巡りupの具体的やり方
  4. 家庭でできるアロマ冷え対策

1.冷え、肩こり、腰痛の三重苦

寒いところにいると、体温が下がりやすくなり、体が冷えますよね。寒い時期ほど肩こりや腰痛が辛くなるという方は多いのではないでしょうか?

まずは、なぜ冷えると肩こりや腰痛が出やすくなるかを見ていきましょう。

1.1冷えのメカニズムと肩こり、腰痛への影響

体温は、脳の視床下部にある体温調節中枢がコントロールしています。この体温調節中枢は、体温が下がると、熱を産出したり、熱を逃がしにくくしたりする反応を起こします。

そのため、毛細血管が収縮して、皮膚の表面や手足の末端への血流が減少します。

すると、筋肉や関節に十分な血液が行き渡らず、肩こりや腰痛などの不調を引き起こすのです。

また、体温が下がると、筋肉が緊張しやすくなります。これは、体温を上げるために、筋肉を震わせることで熱を産出しようとするためです。この筋肉の緊張が、肩こりや腰痛の原因となることもあります。

1.2内蔵冷え、ストレス冷え、運動不足冷え

さら冷えには、様々なタイプがあります

  • 内臓冷え
  • ストレス冷え
  • 運動不足冷え

が主なものです。これらを理解して対策することで冷え改善に繋がります。

一つひとつ見ていきますね。

内臓冷え

内臓冷えは、隠れ冷えとも言われ、自分で冷えに気がつかなく、「なんとなくだるい」「疲れやすい」などの不調を抱えます。

トリートメントをしていると、手足は温かいにもかかわらず、おへそ回りが冷えている人がいます。これが内臓冷えです。肩や腰が重い感じがする場合内臓が冷えていることも多いです。

特に更年期の女性は、ホットフラッシュによりこの内臓冷えに気づかないことが多いようです。「私どちらかというと暑がりだから」という50歳前後の女性はお腹周りを触ってみてください。

ストレス冷え

ストレス冷えは、外部から強いられる緊張などに対応するために交感神経が優位になり血管が収縮されて血行不良を招きます。

ストレスを受けていると眠りにくくなることがありますよね。

睡眠中に神経や血管が緩み日中のストレスが回復するものです。しかし眠りが浅いとこのリラックス効果を十分に得られません。

特に注目すべきは自律神経の副交感神経です。

肩こりと自律神経については別のブログに書きますが、睡眠中に働く副交感神経は、リラックスした状態を促進し、血管を拡張させます。ですので、十分な睡眠が得られると冷えが改善され巡りが良くなり、肩や腰の筋肉や関節に十分に血液がいきわたるのです。

日ごろのストレスにしっかりと向かい合い良質な睡眠を心がけることは、ツライ冷えや肩こりの解消に繋がります。

運動不足冷え

体温が上がり、汗をかく。運動後に訪れる心地よい状態ですね。しばらく忘れていらっしゃいませんか?

考えれば子供たちはいつも元気で冷え知らず。一方で、高齢になるとどうしても体内温度が下がります。

その違いは運動不足による筋肉の衰えが関係しています。運動量が少ないと筋肉が十分に働かないため、血行が悪くなり、体温が適切に調整されないのです。

でも、安心してください。筋肉は何歳からでも鍛えられます。日常に運動を取り入れ、筋肉を活性化して、冷えを予防し、肩こりや腰痛を改善できます。

ちなみに、筋肉の衰えで、お肉が下がってくると、姿勢が悪くなります。これも肩こりや腰痛の原因になります。

2.アロマテラピーの力で冷え撃退!

この章では、アロマテラピーを使って冷えを撃退する方法をお伝えします。アロマテラピーは先に述べた3つのタイプの冷えに対応できます。アロマテラピーの基本原理と冷え対策にどのようにアプローチするかを探っていきましょう。

 

≫もっと詳しく知りたいらな、アロマ教室で学び始められます。

 

2.1アロマテラピーの基本原理と冷えへのアプローチ

アロマテラピーは、植物由来のエッセンシャルオイルの香り成分が、嗅覚や皮膚を通して身体に影響を与えることに基づいています。冷えに対抗するためには、血行促進やリラックスを促すアプローチが有効です。

冷えた身体を温め、血行を促進して、肩こりや腰痛にアプローチするには、

  • 血管を拡張する作用のあるアロマ(精油)
  • 血液細胞を強くするアロマ
  • 体温をあげるアロマ
  • 血流促進アロマ
  • 筋肉リラックスアロマ
  • 神経リラックスアロマ
  • 感情リッラクスアロマ

などを、冷えの原因に合わせてブレンドして使います。

アロマの効能は薬と違い、体温をあげつつ筋肉をリラックスさせるなど、一つの精油でも数個の効能がありますので、アロマセラピストに個人に合ったブレンドをアドバイスしてもらうと安心です。

ご自宅で簡単に行う場合は、この記事の最後の章でお伝えします。

2.2オリジナルレシピで肩こりと腰痛を緩和

アロマテラピーは、個々の症状や原因にフォーカスして、カスタムブレンドを作り上げることが基本です。

たとえば、冷えによる肩こりの原因が運動不足にある場合、バーチ(シラカバ)の精油を中心に使うことで、尿酸の貯蓄を減少させて、身体の疲労を軽減し、運動不足への取り組みを促進します。

新しい習慣を身に付けるには、まずは体を楽にすることですよね。
アロマテラピーは、心にも作用し「リラックス」と「やる気」も高めますから、運動へのハードルを下げるお手伝いにもなります。

もちろん複数の原因が絡み合っている場合の方が多いので、アロマテラピーを試しながら、徐々に自分に合ったオリジナルレシピを見つけて、冷えや肩こりから解放される体験を始めてみるといいのではないでしょうか?

 

≫ご相談はこちらから

3.巡りupで血行を促すアプローチ

体内の巡りをUPすることが冷えの予防になります。なぜなら冷えは滞りが起こすものだからです。具体的にどのように巡りUPするかを見ていきましょう。

3.1血行不良が引き起こす不調

肩こりや腰痛だけでなく、血行不良は以下のような不調を引き起こします。

冷え感

体温が下がりやすく、手足の末端が冷たく感じられる。

こりや痛み

筋肉や関節がこりやすく、痛みを感じやすい。

むくみ

余分な水分や老廃物が滞留し、むくみが生じる。

疲労感

適切な酸素や栄養の供給ができず、疲労感が増加する。

肌トラブル

血行が悪くなることで、肌の新陳代謝が低下し、肌荒れや乾燥が起こりやすくなる。

集中力低下

脳への血液供給が不足することで、集中力や認識力が低下する。

冷え性

特に手足の末端が冷えやすく、冷え性の症状が現れる。

不眠症

睡眠に関わる神経やホルモンのバランスが崩れ、不眠症が引き起こされることがある。

生理不順

血行が悪くなることで、女性の生理周期にも影響が出ることがある。
また、子宮筋腫なども腰回りの血行不良から起こることが多いです。

精神的ストレス

血行不良により脳の酸素供給が不足し、ストレスの感受性が高まる。鬱になりやすい。

その他、心臓疾患や脳梗塞、癌など生命にかかわる重要な病気の元が冷えに隠れています。

「冷えは万病のもと」この言葉を常に思い出せるようにしておきましょう。

3.2アロマテラピーによる巡りupの具体的やり方

アロマテラピーで巡りアップをして、冷えを解消し肩こりや腰痛をなくしたいのであれば、まずは、信頼できるアロマセラピストからカウンセリングやマッサージを施してもらうのが一番良い方法です。

なぜなら、先に述べたようにアロマテラピーは、香りの成分が嗅覚や皮膚から浸透し体に影響を与えますので、プロのアロマセラピストから自身の心身の状態を聞くことは、自分に合ったアロマを選択するうえでも大切だからです。とくに、内臓冷えなどは自覚がないことが多いので、自分ではわからないものです。

たとえば、「お腹周りが冷えていましたね」といわれた50代の女性なら、ホルモンバランスをとるアロマと脂肪を解消するアロマを選ぶと良いわけです。

この場合の具体的な精油は以下のようなものが良いでしょう。(血圧が適圧で薬を服用していない場合)

  • ゼラニウム
  • ラベンダー
  • パチュリ
  • グレープフルーツ

また、手足が冷えて、ストレスを大きく感じている場合は、以下のようなアロマがおすすめです。

  • ネロリ
  • オレンジ
  • マジョラム
  • シダーウッド

これらのアロマを、入浴やマッサージに使います。

4.家庭でできるアロマ冷え対策

アロマテラピーは家庭でもできる療法です。ただし、危険な選択をしないように、できればプロのアロマセラピストの指導の元で行うのが安全です。

また、アロマオイルの選び方によっても効果や危険度が変わりますので、できたら、あなた自身が学んで自由に使えるようになることが望ましいです。

≫スクール案内

たとえば、私の経験をお話ししますね。

私は、20代のころはかなりの冷え性でした。布団に入っても2時間は眠れないくらい冷えていました。

いろいろな療法を試しましたが、自宅でできるアロマテラピーが一番効果的でした。

何を行ったかというと、アロマバス(全身浴)(足浴)です。

時間をはかって、きっちり行いました。

その結果に驚きました。ぐっすり眠れたのはもちろん、冬に掛け布団を剥いでいたのですから。

アロマバスのやり方は以下です。

精油を直接4~5滴湯船に入れて混ぜてから入ります。

ただし、刺激の強う精油、たとえば柑橘系やスパイス系などは、ホホバ油5~10㏄に混ぜてからお風呂に入れます。

20分以上は浸かってください。(途中いったん出て、冷水シャワーを浴びるとなお良い)

私は40分入っていました。

もちろん、個人の状況によって、長湯ができないとか、お風呂に香りを入れられないとか、様々な制限があるかもしれません。

しかし、他の方法(セルフマッサージや足浴)などの解決策があるはずです。アロマテラピーと向かい合うことで、様々な方法を試すことができますし、なにより健康で体が楽になるのは、何にも代えがたいものだと思いませんか?

他の方法を少しリスト化しておきますね。

  • アロマバス(全身浴・半身浴・足浴・手浴・ひじ浴)
  • オイルマッサージ
  • 湿布
  • 芳香浴(ディフューザーやティッシュに垂らして)
  • スプレー
  • ボディーパウダー

まずは、何か一つアロマを購入して、試してみてください。

 

いかがでしたでしょうか?

冷えからくる肩こりや腰痛に悩まされている人はとても多いですし、冷えが原因と分かっていない人もまた多いです。

冷えは万病のもとです。

冷えを撃退することで、肩こり腰痛だけでなく、様々な不調が改善し、人生が輝きだしますよ。

 

 

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

女性のための頭痛解消法

毎日の忙しさやストレスで頭痛に悩んでいる女性の皆さん、病院に行くほどではないけれど、頭痛が辛いことってありますよね?私もつい先日、久しぶりに頭痛を起こしました。そのとき、20代のころはよく頭痛が起こっていたことを思い出しました。

サロンにいらっしゃるお客様も頭痛でお悩みの方が多く、私はアロマテラピーを使った方法で改善するお手伝いをしています。

≫サロンについてはこちらをご覧ください

この記事では、頭痛の原因を明らかにし、手軽に実践できるアロマテラピーの方法やその効果についてお伝えします。また、東洋医学のアプローチも交え、薬に頼りすぎない日常生活のコツもシェアします。自分でできる簡単なテクニックを身につけ、心地よい日常を手に入れましょう。頭痛から解放され、軽やかな毎日を楽しんでくださいね。

頭痛の原因とは?

頭痛に悩む

第一三共ヘルスケアの調査データによると、頭痛頻度は10年前より16%、コロナ禍以前より25%も増加しているそうです。
頭痛の頻度は、週1回以上が36.2%、月1回以上は76.9%ということです。

頭痛と言っても、種類や原因は様々です。

この章では、頭痛の種類や原因を探っていきます。

 

1.1片頭痛と女性の関係

片頭痛は女性に多いのが特徴です。頭の片側または両側のこめかみあたりが痛み、多い人では週に1~2回ほど起こります。頭痛が起こると出かけるもの嫌になるし、仕事や家事も無理してこなすようになりますから、効率が下がります。

近年の研究では、片頭痛と女性ホルモン(エストロゲン)に深い関係があると考えられています。
実際、私のセラピーでも風邪などの頭痛以外のほとんどは、閉経前の女性です。
特にホルモンの安定しない思春期から、育児の大変な30代の女性の多くが頭痛に悩んでいます。

月経時片頭痛には以下のような特徴があります。

  • 多くの場合前兆がない
  • 頭痛の持続時間が長い
  • 吐き気などの症状が強くでる
  • 一旦よくなってもまた再発しやすい
  • 痛み止めが効きにくい

手帳などに月経ダイアリーを付けておくとわかりやすいかもしれません。

 

1.2緊張型頭痛

頭が締め付けられているような圧迫感のある頭痛です。
片頭痛ほどではないですが、女性の方が起きやすい特徴があります。
生理中のストレスや疲労による筋肉の緊張が原因となることも多いのです。これは、血流の滞りが神経を刺激して起こります。
また、男女問わず、精神的な緊張状態が続くと頭痛を引き起こします。
ストレスなどで緊張状態が続くと血流が悪くなり、頭部に十分な酸素がいきわたらなくなります。

私がクライアントを見ていると、このような頭痛を起こしやすい人は、肩が上がって喰いしばりが同時に起こっている場合が多いです。お顔の筋肉が非常にこわばっているのも特徴です。また眼精疲労により眼輪筋の緊張が引き起こしている場合もあります。
コロナ禍でマスク生活が長く続いたことが原因で、緊張型頭痛も増えていると私は考えます。

 

1.3頭痛を起こしやすい年代

青年期~成人期(18歳~40歳前後)は、頭痛を起こしやすい年代です。
なぜなら、環境の変化がとても大きいからです。

就職、結婚、育児など、様々な環境の変化がストレスを引き起こします。この時期は、具合が悪くてもなかなか自由に休むことが難しい時期でもあります。

たとえば、初めての育児で神経を過敏にしていたことが原因で、その後ずっと喰いしばりが取れなく頭痛を抱えている女性もいらっしゃいました。
すっかりお子さんが大きくなってからも喰いしばりが癖になってしまったのです。

この年代に注意が必要なのは、薬剤の過剰使用です。自由に休めないため、頭痛薬を頻繁に使用することがありますが、その結果、薬剤の頻繁な摂取が頭痛の原因となり、悪循環に陥る可能性があります。これを念頭に置いて、後の章で説明する予防や自己ケアに取り組んでいただきたいと思います。

 

2.頭痛の予防

頭痛の予防

自己ケアに入る前に、まず頭痛を予防することが非常に大切です。できるだけ生活の中で予防策を講じるよう心がけてください。予防の鍵は、生活習慣の見直しです。

生活習慣が整っていても、第一章で説明したように制御できない頭痛が発生することがあります。ただし、悪い生活習慣を続けていると、頭痛の頻度や強さ、持続時間が一層ひどくなることがあります。

生活習慣の三大要素、「睡眠・食事・運動」は、健康な生活を維持するために重要な要素です。
たとえば、

深夜に寝る、睡眠時間が6時間未満、過食、糖質を過度に摂取する食事、運動不足、入浴を怠るなど、これらの要素が一つでも当てはまると、後でお伝えする自己ケアの効果が薄れる可能性があります。

 

3.東洋医学における頭痛とは

中医学では、頭痛は主に気血(きけつ)の流れが滞ることで起こると考えます。
主に「ストレスや自律神経の乱れが原因で起こる痛み」「血の滞りで起こる痛み」「気圧や気候の変動による痛み」「疲労、栄養不足などのエネルギー不足による痛み」などがあげられます。
筋肉の固さを改善し、血流を促します。

 

3.1全身疲労

全身疲労は、特に後頭部に痛みを感じます。ですので、頭部だけでなく体全体のケアが必要になります。

3.2消化器系の不調

消化器系の弱い人は、額から前頭部に痛みが出ます。東洋医学では、患部だけを見るのではなく体全体を見てその原因を探ります。胃腸疾患の自覚をお聞きしるとともに、胃腸へのアプローチをします。

3.3目の疲れ

目の疲れが頭痛に発展することは、パソコンやスマホを触らない日がほとんどない現代人にとっては、納得するものでしょう。こめかみや側頭部に痛みを感じます。眼精疲労をケアすることが頭痛のケアになります。

*アロマテラピースクールラシエスタは東洋医学の概念を取り入れています。詳しくはカリキュラムのページをご覧ください。

≫カリキュラムと費用

4.アロマテラピー頭痛対策

いよいよアロマテラピーケアです。
この章では、病院に行かなくても解決できる頭痛にアロマテラピーが効果的な理由を説明しながら、頭痛対策についてお話ししていきます。東洋医学が患部だけでなく体全体を見て原因を突き止めるのと同じように、アロマテラピーも体全体と心の状態を含めて頭痛の原因を追求します。

4.1女性ホルモンによる片頭痛

月経ダイアリーを付けてみて、女性ホルモンが原因のようだと判断した場合、ホルモンバランスを改善するアロマを選択します。
ただし、周期によって香りの感じ方が違うので、ダイアリーと見比べて、専門のアロマセラピストに相談するのが一番効果が出るやり方です。
もし、ご自分で行うなら、以下の数種類のアロマをご用意いただくと効果的かと思います。

ラベンダー、ゼラニウム、クラリセージ、フランキンセンス、カモミール

≫ご相談はこちらから

 

4.2全身疲労

全身疲労によって起こる頭痛の場合、筋肉のこわばりをほぐして、溜まった疲労物質を除去していきます。また、アロマトリートメントを受ける場合の施術個所は全身が良いのですけれど、リフレクソロジーも併せて足裏からのアプローチを増やしたほうが効果的です。

特別なことをやったわけでもないのに全身の疲労感がある場合は、次に述べる緊張型頭痛を参考にしてください。緊張により喰いしばりを発症し、余分な力が入っている場合が考えられます。

また、この場合、強いマッサージは逆効果です。心地よさを感じるゆったりしたマッサージを施します。

ご自宅では、アロマバスによって全身疲労を回復させます。

  • 血圧が低すぎない場合は、ラベンダーがおすすめ。
  • また、ゼラニウムは血圧に関係なく使用できます。
  • アレルギー体質の人はカモミールが良いですね。

 

4.3緊張型頭痛

緊張型頭痛の人にアロマテラピーは非常に有効です。自分で原因に気づいていない方も、緊張型頭痛のケアを行うことで、通常は改善することがあります。

このタイプの人は、姿勢が悪いことが特徴的です。肩が上がり、巻き肩やスマホ首(ストレートネック)になることがよくあります。喰いしばりに気づいていない人でも、この姿勢に注意が必要です。また、喰いしばりを自覚しているか、歯医者でマウスピースを勧められた場合は、このアロマテラピーがおすすめです。

リラックス作用のあるラベンダーやオレンジなどをメインに、情緒を落ちつけるサンダルウッドや不安を払いのけるシダーウッドを使います。またトラウマなど原因が深刻な場合はフランキンセンスも役に立つでしょう。
緊張や不安は様々な要因があるため、それぞれの個人に合ったアロマを選ぶ必要があります。例えば、不安にも「誰かの愛情を失いそうな不安」と「仕事が失敗しそうな不安」では、選ぶアロマが異なります。

アロマを選ぶ際の指針として、自分が心地よく感じる香りが良いでしょう。アロマセラピストに相談できる場合は、原因も明確になりますので、その方が良いでしょう。

 

4.4消化器系の不調型の頭痛

消化器系が不調で頭痛が起こっている場合は、消化器系のトラブルを改善すると当時に、ストレスに対して強くなるアロマを処方することが勧められます。
下痢や便秘、消化不良、逆流性食道炎などの症状を緩和し、基本的生活習慣を改善し、ストレスに強くなるようにします。
ネロリ、プチグレン、マジョラムなどをお風呂に入れたり、希釈して腹部に塗ったりして寝ます。

4.5眼精疲労の頭痛

眼精疲労は緊張型にもつながります。目の周り、おでこ、こめかみ、後頭部などのこわばりがある場合は、眼精疲労を緩和します。
ローズやラベンダー、マジョラム、カモミールなどが良いでしょう。

4.6蓄膿、花粉症の頭痛

副鼻腔の炎症でも頭痛は起こります。花粉症のシーズンだけ頭痛がする場合は花粉症ケアをしましょう。また慢性の鼻炎は頭痛の原因になるので以下のアロマを使ってみてください。
ユーカリ、ペパーミント、ティートリー、ローズマリー。

 

5.簡単アロマテラピーで自己ケア

最近は頭痛外来などもありますので、あまりにも頭痛が酷い場合は深刻な問題が潜んでいることもありますので、まずは医療機関で相談するとよいでしょう。しかし、特に深刻な問題がない場合は、上記で述べたアロマを使いながら様子を見ることをおすすめします。
薬との併用も可能です。

 

5.1アロマバス

お風呂に精油を垂らして入ります。緊張型頭痛や全身疲労の人におすすめ。精油によっては直接垂らすこともできます。

5.2マッサージ

マッサージオイルを作って、患部に塗ります。胃腸型の人は腹部にも塗ります。マッサージオイルは精油を植物油に希釈して作ります。

5.3枕元で芳香浴

寝るときに枕元に香りを垂らして寝ます。眠りが深くなるので、頭痛解消に効果的です。

5.4クリームでマッサージ

眼精疲労の場合、ミツロウとアロマを合わせたクリームで目の周りをマッサージすると効果的です。優しくほぐしながら行います。

5.5とっさの頭痛に芳香蒸留水

ラベンダーウォーターはラベンダーの花を蒸留するときにとれるお水です。緊張型や睡眠不足による頭痛に非常に効果的です。また眼精疲労にはローズウォーターがおすすめです。
これを飲用したり、直接患部につけることで頭痛緩和に役立ちます。


≫ショップ

頭痛でお悩みの皆さんへ

日々のストレスや疲れからくる頭痛、誰もが経験する辛い瞬間ですよね。でも、もし病院に行くほどではないけれど、頭痛に悩まされる日々が続いているのなら、新しい解決策があります。

アロマテラピーは、頭痛の症状を和らげる有効な手段として知られています。ただ香りを楽しむだけでなく、心身のバランスを整えることで、頭痛にもポジティブな影響をもたらすのです。

もっと詳しく、さらに頭痛以外の処方も、アロマスクールで学ぶことで、自分や周りの人を癒し、健康的な生活を手に入れることができるのできます。

アロマセラピストへの道も用意されています。

体験レッスンを設けていますので、是非一度体験にいらしてください!

オンラインスクールも体験レッスンから!

≫体験レッスン詳細

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

ストレスによる自律神経の乱れを回復するアロマ処方

たとえば、仕事中に急に涙が出てきてしまい困ったことはありませんか?
過度なストレス(緊張や不安など)で一定の負荷がかかり続けると何か特別なことがあったわけでもないのに涙が出てくることがあります。
これは自律神経の修復作業です。

人間の体には、交感神経(興奮時)と副交感神経(リラックス時)からなる自律神経があります。自律神経の働きで私たちの体がいつも良い状態を保ってくれます。これを恒常性といいます。
で、涙ですが、涙の出るのは副交感神経の働きです。
緊張やストレスがずっと続くと交感神経が亢進してて神経が高ぶります。
そこで、涙を流すことで、体は強いストレスから解放されるのです。

≫アロマスクールのご案内はこちらから

このように日常のストレスが慢性になると自律神経が崩れます。
長期間のストレスは、メンタルヘルスに大きく影響を与え、不安、うつ病、パニック障害などがストレスの結果として現れることがあります。しかし、アロマテラピーを用いることでそれらを未然に防ぐことが確実にできます。

このブログでは、アロマテラピーが持つ素晴らしい効果について詳しくご紹介していきます。アロマテラピーを通じて、あなたの健康と心のバランスを取り戻す手助けができることを心から願っています。

第1章: ストレスサインを読めますか?

忙しい日常を過ごす中で、我々は「心と体の声」を聴くことを疎かにしがちです。本来、私たちの生体には自己治癒力が備わっており、疲労を感じた際には筋肉や胃腸を休めることで回復を促進できます。しかし、現代社会では疲れた時にもソファーで横になりながらスマートフォンをいじっています。この状態では身体は寝そべっていても、脳は交感神経を活発に働かせていますので、実際には休んでいるとは言えません。

現代社会は忙しさに満ちており、休息の時間を確保することが難しいことは理解しています。そこで、まずは具体的なストレスサインに焦点を当て、それをチェックしてみていただきたいと考えています。

ストレスサインを見逃さずに認識できるようになれば、問題が早期に対処できます。気にしすぎる必要はありませんが、逆に無関心すぎるのも注意が必要です。

1.1メンタルヘルスの兆候

まずは、少し立ち止まれば気が付くだろうことをリストアップしますね。

精神的な疲れとイライラ感

メンタルヘルスの問題は、精神的な疲れやイライラ感として表れることがあります。これらは日常の小さなことですらストレスを感じ、感情のコントロールが難しくなる兆候となります。実際にイラつくことがあったとしかその時は思えなくても、後になればたいしたことではなかったということはよくあることです。それでもイライラが止まらない、クヨクヨから抜け出せないのはストレスサインです。

  • 心の疲労感
    仕事や日常生活のプレッシャーに対処することが難しくなり、心の疲れを感じます。また心の疲労感は、身体の疲労感に繋がりますので、「このところ疲れやすいな」と感じたときは、ストレスがかかっていると思われます。
  • イライラや怒り
    小さなことでイライラしやすくなり、他者や状況に対して怒りっぽくなることがあります。欲求不満がもたらす場合が多く、理想通りに仕事が進まないことや理想通りの自分に慣れないことが他者への怒りにつながることがあります。自身で作り出しているストレスです。

 睡眠の変化

良質な睡眠はメンタルヘルスにとって重要です。しかし、ストレスが増えると、眠りが浅くなり、夜中に目が覚めることが増えます。逆に、過度な疲労感や過眠もメンタルヘルスの兆候となり得ます。睡眠時間ひょりも睡眠の質を気にするといいですね。

  • 不眠症
    寝付きが悪くなり、夜中に何度も目が覚めることが続く場合があります。
  • 過度な眠り
    反対に、過剰な睡眠を必要とするようになります。長時間寝ても疲れが取れない感覚が現れます。

 


《参考記事》

≫【ストレスに負けない!】睡眠の質を高める呼吸法とアロマテラピーやり方

≫特にストレスがないのに眠れない理由

≫【アロマ初心者のための基本アイテム】揃えるべき必需品


1.2自分では気づかないストレスサイン

次に自分では気が付かないストレスサインを挙げます。特に体にあらわれる兆候はストレスと思わない人が多いですが、確実にストレスですのでストレスの開放を積極的に行うことです。

情緒的な変化

ストレスが慢性的になると、感情が不安定になり、気づかないうちに意気消沈したりすることがあります。これは長期間のストレスが感情に影響を与えている可能性があります。笑わなくなったときは危険信号です。

  • 感情の不安定さ
    小さなことですぐに感情が揺れ動くようになります。
  • 意気消沈感
    何事にもやる気が起きず、喜びを感じにくくなります。

身体的な不調

ストレスは身体にも影響を与えます。慢性的な頭痛、胃の不調、筋肉の緊張など、身体のサインも大切に注意を払うべきです。もちろん、身体そのものの不調の場合もありますので、一概にストレスと片付けずに医者にかかることも必要です。

  • 慢性的な頭痛
    継続的な頭痛が現れ、薬を使っても改善しづらい状態が続きます。
  • 胃の不調
    胃痛や吐き気、食欲不振、消化不良などが起こります。

ソーシャルな孤立

ストレスが影響を及ぼすと、無意識のうちにソーシャルな活動を避けるようになります。友達や家族との交流が減少すると、ストレスの影響が現れている可能性があります。一時的な引きこもり気分は問題ないのですが、長期になるのは問題です。

  • ソーシャルな回避
    本来楽しいと感じるべきイベントや集まりに積極的に参加しなくなります。
  • 交流の減少
    友達や家族との関係が希薄になり、孤立感を感じやすくなります。

第2章: 涙が止まらないのはなぜ?ストレスと自律神経の影響

「はじめに」でもお話しした通り、涙の出るのは副交感神経の働きによるもので、涙を流すことで心と体は強いストレスから解放され、神経の高ぶりを落ち着けてくれます。大人になると、泣くことが特に人前であれば、なんとなく恥ずかしいと感じたり、社会的なプレッシャーを感じますよね。

しかし、実は泣くことには非常に有益なストレス解放効果があるのです。
大人になっても自分で涙を流すことは、周りに心配をかけずに済むため、メンタルケアの観点からもおすすめの方法です。人前で泣いてしまう前に、自分で涙を流すことで、心身のストレスを解消しやすくなります。

2.1涙の裏に隠された感情

涙は私たちの感情や心の状態を表す優れた指標ですね。涙には感情を表すものと感情を開放する2つの側面があります。

感情の表れ

涙は喜び、悲しみ、ストレス、喪失感など、さまざまな感情の表れとなります。悲しいから泣くのは感情の表れですので、気にすることはありません。

感情の解放

涙を流すことは、抑圧された感情を解放し、心の中の負荷を軽減する効果があります。ストレスサインに気が付かない場合、突然人前で涙が出てきたりして恥ずかしい思いをしさらにそのことがストレスになる場合があります。ストレスサインに気が付いて自ら涙を流す機会を設けることが大切です。ストレスに日々さらされている人や深いトラウマを持っている人は、積極的な涙活をすることをおすすめします。涙活はアロマを使うことで効果的に行えます。後ほど記述します。

2.2ストレスが自律神経に与える影響

ストレスが慢性的になると、自律神経のバランスが崩れ、身体や心に様々な影響を及ぼします。そのなかで、涙の増加は特に興味深い現象です。

自律神経の乱れ

長期間のストレスは交感神経を優位に働かせ、副交感神経の働きを抑制します。この不均衡を解消するために、涙を流します。涙はリラックスホルモンのセロトニンを増やすことが明らかになっています。

ストレスホルモンの影響

ストレスはストレスホルモンの分泌を増加させ、これが自律神経の調整に影響を与えます。涙が過剰に流れる状態は、このストレスホルモンの影響を受けた結果として現れることがあります。
たとえば、仕事での過度なプレッシャーやストレスの状況では、コルチゾールやアドレナリンが増加します。これが交感神経の亢進を引き起こし、同時に副交感神経の活動を抑制します。体は警戒状態にあり、心拍数が上がり、筋肉が緊張します。

これが続くと、感情が高ぶり、涙が過剰に流れやすくなります。涙には、このような状況からの解放を促す役割があり、感情をリセットする効果があると考えられているのです。

第3章: アロマセラピーの力で自律神経を回復する

アロマアイテム

3.1アロマセラピーの基本

アロマセラピーは、植物由来のエッセンシャルオイル(精油)を使用して心身の健康を促進する自然療法の一つです。

それぞれの植物には異なる特性があり、それぞれのエッセンシャルオイルが特定の目的に効果的です。

例えば、ラベンダーやカモミールはリラックス効果があり、レモンやピーパーミントは気分を爽快にする効果があります。アロマセラピストはこれらの特性を考慮してオイルをブレンドします。

エッセンシャルオイルには、セロトニンやドーパミンの分泌を促す効果があり、感情に働きかける要素を多く持っています。

たとえば次のような効果を期待できます。

3.2香りがもたらす心身の効果

リラックス効果

特定の香りは副交感神経を活性化し、リラックス状態を促進します。ラベンダーやカモミールの香りは、日常のストレスから解放され、心身がリフレッシュされる効果があります。

ストレス軽減効果

エッセンシャルオイルにはストレスホルモンの分泌を抑制し、心拍数や血圧を安定させる効果があります。これにより、ストレスによる自律神経の乱れを軽減することが期待されます。

快眠効果

特定の香りは睡眠の質を向上させる効果があります。例えば、ラベンダーの香りは安眠をサポートし、質の高い睡眠を促進することが報告されています。

これらの効果は、涙活で得られるものと一緒です。人前で涙を流してしまう前に、アロマセラピーを使って感情を整えるか、アロマを楽しみながら一人で涙活をしてみませんか?これにより、自律神経の乱れが回復し、ストレスを解放しやすくなります。

第4章: アロマ処方で回復する方法

アロマ風呂

この章では具体的なアロマのやり方を説明します。

アロマテラピーを行う際に注意してほしいのが、オーガニックの本物のエッセンシャルオイル(精油)を選ぶことです。「もどき」の香りを使うと気分が悪くなったりして逆効果になりかねません。良質な精油は、専門店でも買えますし、ラシエスタでオンラインでもご購入いただけます。

≫オンラインショップ

4.1アロマでのリラックス法

涙活におすすめのアロマ5選

  • ネロリ
    ネロリは神経の消耗に一番徹しています。希少なオイルで値段が高価ですがそれだけの価値があります。
  • ラベンダー
    心も体も神経もすべてを鎮め、セロトニンの分泌を促すのはラベンダーです。
  • イランイラン
    ピンと張りつめた神経を緩めてくれる効果があります。ホルモンからくる緊張にも良いので、PMSの女性におすすめです。
  • オレンジ
    気分を明るく開放してくれます。明るさをもたらしてくれ元気をつけてくれます。
  • カモミール
    周りに気を使いすぎて気疲れを起こしているときに有効です。

使い方

これらをお風呂に入れたり、ティッシュに垂らして香りを直接嗅ぎます。
*柑橘類をお風呂に入れるときはピリピリしますので植物油に希釈してくださいね。

ディフューザーで使いたい人もいらっしゃると思いますが、涙活するなら少し濃い目に香りを嗅いだ方が効果的です。

まとめ:アロマテラピーでストレスを開放し自律神経を強化しよう!

このブログでは、ストレスや自律神経の乱れに悩む30代の独身女性向けに、アロマセラピーの力を活用した心身の健康回復法に焦点を当てました。

アロマセラピーを使っての涙活は、自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減するとても有効な方法です。プレッシャーの多い日常で気付くことが困難な「心と体の声」も気づくようになります。

アロマセラピーのポイント

香りの効果

アロマセラピーは特定の香りが脳に与える影響を通じて、リラックス効果やストレス軽減効果をもたらします。

自律神経の調整

アロマセラピーは副交感神経を活性化し、自律神経のバランスを整える効果があります。

アロマ処方の実践

日常的なアロマセラピーの実践や、アロマセラピストに相談して個別のアロマ処方を導入することで、より効果的なリラックス法が見つかります。

アロマテラピーを専門的に学ぶことで、自身の心身の健康を回復することができます。アロマスクールでの学びは、アロマセラピーを深く理解し、自分や他人の健康へのアプローチを専門的に行うスキルを身につける絶好の機会です。興味をお持ちの方は、ぜひアロマスクールで学び、心身の健康に向けて新たな一歩を踏み出してみてください。アロマの世界が新しい可能性を広げてくれることでしょう。

《アロマテラピーを行う際の注意点》

  • 精油(アロマオイル)は、必ず適切に希釈して使用します。
  • 精油(アロマオイル)を初めて使用する場合、皮膚アレルギーテストを行い、過敏症の反応がないか確認しましょう。
  • 妊婦や授乳中の人、乳幼児には特に慎重にアロマオイルを使用し、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
  • アロマオイルは内部摂取せず、飲み込んでしまわないようにしましょう。
  • アロマオイルは直射日光や高温から遠ざけ、しっかりと密封して保管しましょう。
  • 重大な健康問題がある場合や特定の症状を治療する場合、専門家の指導を受けることが重要です。
  • アロマオイルはペットにとって有害な場合があるため、ペットがいる場合は注意が必要です。

これらの注意点を守り、アロマテラピーを安全に楽しんでください。

~この記事を書いた人~

白鳥志津子
アロマテラピー専門家、自然療法家、リフレクソロジスト、カウンセラー、睡眠アドバイザー、不登校セラピスト
1998年に自身のアロマテラピーサロンラシエスタを開業し、翌年アロマテラピーの専門家を育てるアロマテラピースクールを開校。
多くのアロマセラピストを育てるとともに、第一線でクライアントのセラピーにあたる。
ストレスマネジメントを提唱し、アロマテラピーにとどまらず、食事や睡眠、運動の重要性を説いています。
ブログでは、実践的なストレス解消法やリラクゼーションテクニックに加えて、健康的な食事のアイデアや睡眠の改善方法、効果的な運動プログラムについても積極的に情報発信しています。
幅広い視点からのアプローチで、読者の心と体の健康をサポートするための具体的なアドバイスやヒントを提供しています。

 

アロマクリエイションデイ(制作・販売会)

2月3日(土)10:00~12:00に制作・販売会を行います。

【内容】

1.アロマクラフト制作会

講座で学んだ知識をもとに、アロマオイルや芳香蒸留水を組み合わせて、オリジナルレシピでクラフトを作りましょう。講師やアシスタントがサポートいたします。

たとえば、こんなふうに

(睡眠障害)

  1. 生活スタイルやストレスチェックなどなら、自分に合った精油を選んで嗅いでみます。
  2. 選んだ精油から、障害の原因を探ります。
  3. 制作物を作ります。

テキスト毎にある制作物を選んで作っていただきます。

ブレンドオイル、化粧水、軟膏、ボディパウダーなど、お好きなものを選んで制作してください。

  • 1制作1600円(税込1,760円)

*ただし、50mlの容量のものは2,100円(税込2,310円)。また、希少な精油や高価な精油は1滴価格が別途発生いたします。

 

2.アロマアイテム販売会 10%オフ

スクールでしか手に入らない高品位の精油を特別価格で販売いたします。ご自宅での制作に使ったり、アロマバスや芳香浴を楽しんでください。

10%オフで販売いたします。

*当日販売できるのは、在庫のあるものだけです。欲しいアイテムが決まっている場合は、12月15日までにご参加の意思とともに商品名をお伝えください。(コメント欄)

3.ご参加方法

お問い合わせフォームよりお願いいたします。

メッセージ欄に「2/3アロマクリエイションデー参加」と入れてください。

参加条件

参加していただけるのは以下の条件を満たしている方です。

  • 現スクール生
  • オンラインスクール生
  • 卒業生

たくさんのご参加をお待ちしております。

 

アロマテラピー&リフレクソロジースクールラシエスタ

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