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授乳中にも使えるアロマテラピーのやり方

授乳中にも安心して使えるアロマテラピーのやり方をご案内します。

 

  • 「出産後で外出できないのでマッサージに行けない!」
  • 「ホルモンバランスを取り戻したいし、リラックスしたい」
  • 「初めての育児で気が張りっぱなし」
  • 「夜泣きと授乳でぐっすり眠れない」

 

このようなお悩みを抱えているお母さんに、授乳中にも安心して使えるアロマテラピーのやり方をご案内します。

 

アロマテラピーは、ご自宅でもできる療法です。

 

この記事を読むことで、授乳中でも安心してアロマテラピーを取り入れることができるようになります。

 

適切なアロマテラピーを行うことで、疲れの除去だけでなく、心にも体にもゆとりが生まれ、赤ちゃんにさらなる愛情をたっぷり注げるようになります。

 

もし、授乳中のあなたにパーソナルアロマセラピストがいらっしゃるならこの記事を参考にやり方をアドバイスいただいてもいいですし、いない場合はこの記事を読んで実行していただければご自宅で療養できます。

 

それでも不安なときは、いつでも私宛にお問い合わせください。

 

≫お問い合わせはこちら

 

また、アロマテラピーの材料を買いたいときは、こちらのサイトをご利用ください。フランスの薬局方をクリアした高品位の材料をご購入できます。

 

≫オンラインショップ

目次

  • 授乳中のアロマテラピーの注意点
  • 家でできるアロマテラピーのやり方を教えて
  • 「ホルモンバランスも整えたいし、リラックスしたい!」悩み別アロマテラピーのやり方
  • まとめ:アロマテラピーはやり方を工夫すれば授乳中でも大丈夫

授乳中のアロマテラピーの注意点

こんにちは。アロマテラピーアドバイザー、アロマセラピスト歴25年の白鳥です。千葉県柏市でアロマテラピー・リフレクソロジーサロン&スクール ラシエスタを運営しています。

 

1週間ほど前のことですが、オンラインショップのサイトから「授乳中に使えるアロマテラピーのやり方とレシピを教えて!」とご依頼が来ましたので、公式ブログでも共有していきたいと思い記事を書きました。

 

この記事で授乳中のアロマテラピーのやり方を学んで取り入れて欲しいと思います。

 

授乳中に使ってはいけないまたは細心の注意が必要な精油

 

授乳期においては、母体と母乳への影響から使ってはいけない精油が数種類あります。また、アロマテラピーのやり方についても赤ちゃんへの影響から細心の注意を必要とします。

 

まずは、使ってはいけないといわれる精油です。

 

一般的に刺激性の強い精油や禁忌事項のある精油は避けたほうが良いでしょう。

そのほか、カモミール類、ローズマリー、フェンネル、キャロットシード、イランイラン、アトラスシダー、ペパーミント、セージなどの使用はやめておいたほうが良いでしょう。

アロマテラピーで使う精油は非常に濃度が濃いものです。たとえ1滴だとしてもその影響はとても大きいです。

 

なぜなら、精油成分は皮膚から血中にまで到達します。

 

ですので、授乳中であれば母乳への影響も考えなくてはいけません。

 

もちろん、皮膚から投与した精油成分が母乳に影響するのはごくわずかです。それでも、大切な赤ちゃんを守るためには気を付けていくべきでしょう。

授乳中に使用できる精油の例

 

オレンジ、グレープフルーツ、ゼラニウム、ラベンダー、マジョラム、サイプレス、ジュニパー、サンダルウッド、ネロリ、プチグレン、フランキンセンス、パチュリなど

これらの精油の中から好みのものをごく薄い濃度で使用するのが安全です。皮膚から投与する場合は、キャリアオイルに希釈して0.3%~0.5%くらいの濃度にします。

 

赤ちゃんへの影響は?(乳児に精油は使えません)

 

授乳中にアロマテラピーをやる場合、赤ちゃんへの影響も考えたやり方をしなくてはいけません。

 

上記で述べた使える精油、薄い濃度だとしても、どこに使うかで赤ちゃんへの影響も出てきます。

 

たとえば、お母さんがデコルテにマッサージオイルをつけた状態で授乳したらどうでしょう。

 

精油が赤ちゃんの口に触れますよね。

 

また、リラックスしたいとアロマネックレスで使用したら、赤ちゃんを抱っこしたときに赤ちゃんの鼻から香りが入ります。そのうえいたずらで口に含んでしまうかもしれません。

 

知っておいてほしいのは、乳児に精油は使えないということです。

 

とにかく精油は赤ちゃんにとっては濃すぎるのです!

 

こんな症状が出たら使用をやめる

 

もし、授乳中にアロマテラピーをやっていて以下のような症状が出たらすぐに使用をやめてくださいね。

  • 母乳の出が悪くなった
  • 赤ちゃんの元気がない(ぐったりしている感がある)
  • 皮膚が赤くなった
  • ぼーっとしたり、いつの間にか時間が経ってしまう
  • 貧血のようなめまいがする
  • 疲れやすくなった
  • 頭痛がする

アロマテラピーは「自然のもの」「癒し」のイメージがありますが、フランスやドイツでは医療に使われています。

 

正しい知識で安全に使いましょう。

 

アロマテラピーはご自宅でもできる療法です。育児中で家から出られないときにこそ役立てたいものですね。

 

たとえは、「出産の疲労も早く解消したいのに、夜泣きで起こされる、ホルモンバランスが崩れて産後太りも心配」そんな悲鳴を上げている新米ママさんはいませんか?

 

そんなママの悲鳴が赤ちゃんの情緒にも影響してしまうのですよ。

 

深呼吸をして、ゆったりと構えて赤ちゃんと過ごすことが何より大事です。アロマテラピーは授乳中のママのお悩みを解消する手立ての一つになりますので、ここで学んでいってくださいね!

 

家でできるアロマテラピーのやり方を教えて

 

では、具体的な授乳中のアロマテラピーのやり方に入っていきましょう。使える精油は頭に入りましたね?また、どんな症状が出たらすぐに使用をやめたほうがいいかも理解しましたね?

 

それではいきましょう!

 

効果絶大赤ちゃんのお昼寝時間に手浴とひじ浴

 

授乳中は、腕と手が一番疲れます。腕と手の疲れを解消することで肩や首のハリやコリが和らぎます。授乳期に肩がこったと感じるのは腕の疲れの原因が8割です。

 

赤ちゃんを落とさないように抱っこしたり、赤ちゃんを抱っこしながら家事をやったり、家事そのものも腕を使う。育児についてスマホで調べるのにも腕や手を使う。

 

かなり酷使していますよ。腕と手。

 

そんなとき、優しい旦那様が肩を揉んでくれたりしたら感激ですよね!

 

でも、せっかく揉んでもらっても次の日にはまた肩がこって仕方ないのではないでしょうか。

 

旦那様のやさしさをずっと感じていたいのに、、(笑)

 

では、アロマテラピーのやり方に入ります。

 

腕と手の疲れをとる最強のやり方は、次の二つ。

 

・手浴

・ひじ浴

 

洗面器やボウルにお湯を張って、精油を1~2滴入れて、手やひじを浸すやり方。

 

とっても簡単です。

 

使える精油のうち好きな香りを選んで手浴やひじ浴をします。大体10分くらいで効果を実感できます。

 

この心地よさと言ったら、天にも昇る心地よさです。疲れがスーッと抜けて目がぱっちりと開いてきます。

 

こんなにも頑張ってくれていた自分の手や腕が愛おしくなる瞬間です!!

 

香りを迷うようならラベンダーを使ってみてください。筋肉を和らげる効果とリラックス作用が抜群です。低血圧の人は、ジュニパーかゼラニウムにしましょう。元気が出て動けるようになりますよ。

 

このやり方なら、赤ちゃんのお昼寝中にもできます。

 

朝でも昼でも夜でもできるやり方です。

 

育児中はお風呂もゆっくり入れないですよね。本当はゆったりとアロマバスを楽しんでほしいのですけれど、なかなか難しいと思います。

 

なので、この手浴・ひじ浴をおすすめします。

 

芳香蒸留水をスキンケアに使う

 

授乳中におすすめのアロマテラピーのやり方は、精油を使わない方法。こちらは芳香蒸留水を使います。芳香蒸留水なら赤ちゃんの口に触れても大丈夫。

 

ラベンダーウォーターやローズウォーターなど、精油が抽出されるときに一緒に採取される「水」です。

 

精油と違って薄めることなく使えて安心です。

 

この芳香蒸留水をスキンケアに使います。

 

お肌の水分補給の化粧水代わりにラベンダーウォーターなどを使うと、香りがよくてリラックスできますし、お肌への効果も期待できます。ラベンダーウォーターなら肌の新陳代謝をアップします。

 

また、これをスプレーボトルに入れて、日中の肌の水分補給にするのもよいですね。エアコンなどで乾燥していても、育児中はなかなかお手入れが行き届かないのではないでしょうか。

 

授乳中に安心して使えるのは芳香蒸留水です。

 

「ホルモンバランスも整えたいし、リラックスしたい!」悩み別アロマテラピーのやり方

ここからは、育児中のお悩み別にお話していきます。

 

授乳中の悩み1「ホルモンバランスを取り戻したい!」

 

ホルモンバランスの崩れから、様々な症状に悩まされますね。頭痛や不安感など、身体にもメンタルにも出てきます。

 

妊娠中から出産時と大きくホルモンバランスが変化していきますので、もし鬱っぽい症状が出たとしても、それはホルモンバランスが原因かもしれません。

 

ラベンダーやゼラニウムを使いましょう。上記の方法が試してみてください。

 

授乳中の悩み2「夜泣きで睡眠がとれない」

 

睡眠のリズムが育児中から崩れて60歳過ぎてもその影響から抜けられない人もいます。ご自身の健康と赤ちゃんの健康のためにも母子ともにぐっすり眠れるようにすることが大切です。

 

寝室でラベンダーの芳香浴をします。小さな容器に濡れティッシュを置いてそこにラベンダーを1滴たらして寝室に置きます。なるべく赤ちゃんから離れたところに置くといいでしょう。

 

授乳中の悩み3「緊張が抜けなくて肩がこわばっている」

 

はじめての出産から、緊張が抜けなくて肩がガチガチにこってしまっている人もいます。先述した手浴やひじ浴は肩のこわばりをとるのにとても有効なやり方です。

 

授乳中に使える精油の中から好きな香りを選んで手浴をします。

 

授乳中の悩み4「とにかく疲れをいたしたい!」

 

出産時の疲労も取り切れないうえに、夜泣きなどで睡眠が阻害されるとさらに疲れが貯蓄します。マッサージに行くこともできないので、本当にお辛いですよね。

 

出来れば、1日だけでも旦那様に協力してもらって、アロマテラピーマッサージを受けられるといいのですが、難しいときは、40分だけ旦那様に協力してもらって、アロマバスにゆったりと入りましょう。

 

好きな精油をお風呂に4滴ほど入れて、ゆっくりぬるめのお風呂に浸かります。(*柑橘類は1滴程度にしてください)

 

途中で出て冷水シャワーをひざ下と腕に浴びてまた湯船に入るを繰り返してみてください。最後は冷水シャワー。

 

これでだいぶお疲れは解消できるはずです。

まとめ:アロマテラピーはやり方を工夫すれば授乳中でも大丈夫

妊娠、出産、授乳中の中で、一番アロマテラピーで気を付けなければいけないのは、妊娠中です。授乳中はもう少し気楽に考えてアロマテラピーを行っても大丈夫です。

 

ただし、それでも精油の影響はい大きいですので、上記のやり方を守って行ってください。

 

また信頼のおけるアロマテラピストに相談しながら行えば安心です。

 

というのは、ここでは授乳中という枠でお話しさせていただきましたが、それ以外で基礎疾患などを持っている方もいるでしょうし、お薬を服用している方もいるでしょう。そういったことにはここでは触れていませんので、ご自分で学ぶか信頼のおけるアロマテラピストに聞きながらやることです。

 

アロマテラピーを学んだアロマテラピストは、解剖生理学や病気のことも学んでいますので、より安全なアロマテラピーのやり方を教えてくれるはずです。

 

もし、あなたが育休中であれば、オンラインスクールで学ばれるのもおすすめです。一生ものの健康ケアのやり方が身につきます。

 

育休中は、お子さんと自分、家族のために、健康の知識を身につけるチャンスかもしれませんよ。

 

千葉県柏市にあるセラピスト養成アロマ・リフレスクールラシエスタ

開講時間:10時~22時(火曜日定休)

〒277-0852 千葉県柏市旭町2-1-11-A
電話:04-7142-8369

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